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施工事例
家づくりの豆知識
2019/07/30
我が家もそろそろリフォームの時期?と思いつつも、どのくらい費用がかかるのか、期間もどのくらいかかるのか分からないので結局そのまま…の状態ではありませんか?
リフォームをする場合、いくつかのポイントに気をつければ、思ったよりも簡単に終わらせることができます。どんなところに気をつけたらいいのか、リフォームの際補助金はあるのかなど、気になるポイントについて見てみましょう。
コラムのポイント
・長く住み続けるために、リフォームは大切です。リフォームの必要性を確認した上で、かかる費用や工期をしっかりと調べて計画を立てていきましょう。
・リフォーム内容によっては、所得税減税が受けられたり、補助金の利用ができたりする場合があります。
・大切な家族を守ってくれる『家』も一緒に大切にしていくために、暮らしに合わせてリフォームを行いましょう。
リフォームはお金がかかるからあまり気が進まない、まだそこまで不便を感じていないからしばらくはいいかな…と、リフォームを後回しにしてはいませんか?
リフォームやメンテナンスは、家に長く住み続けるためにとても大切なことです。適切な時期に行うことで、家の寿命を大幅に伸ばすことができるのです。外壁やシステムの耐用年数が家の寿命というわけではなく、寿命はいくらでも伸ばすことができます。
平安時代や奈良時代に建てられた古い建築物が、今も現存しているだけでなく、そのままの姿を保ち中に入ることもできると考えると、メンテナンスの重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。
早めのリフォーム、早めのメンテナンスをすることが、結果として後の手間や費用などのトータルコストを抑えることができるのです。
リフォームを始める前に、いくつか確認しておくことがあります。
住み始めて10年以上経ってくると、だんだんと家の不具合が目立ち始めます。風雨や直射日光によって外壁や屋根は汚れ、部屋のクロスも汚れが目立ち始めます。フローリングの痛み、扉や窓の不具合などの劣化が目立ってくるでしょう。また、キッチンやお風呂、トイレなどの水まわりの劣化や排水管のつまり、設備の誤作動なども気になってくるかもしれません。また、小さかった子どもが成長して家を巣立ったり、娘夫婦が一緒に住み始めたりと、家族構成の変化によって家の間取りが合わなくなってくるかもしれません。
このような経年劣化や生活の変化によって、リフォームは必要になります。何に不便を感じて、どう改善したいのかを改めて認識することで、現段階で必要なリフォームを進めていくことができます。
リフォームの費用には、材料費だけでなく人件費や様々な経費が含まれています。
◼︎材料費
キッチンやトイレの本体、壁紙やフローリングといった資材です。こだわって質の良い材料を使う場合は、その分費用がかかります。
◼︎施工費
工事をするための職人さんの人件費や足場の設置、技術料が含まれます。
◼︎諸経費
職人さんのスケジュールなどの現場管理費、経費などが含まれています。増改築を伴う大規模リフォームを行う場合の建築確認申請や、確認申請書類などの手続きに必要な費用も含まれます。工事請負契約を結ぶ際、契約書に貼り付ける印紙も含まれる場合があります。
◼︎設計費
間取りを変更する、家の中身を大幅に変える、といった場合は設計費が別途必要になることもあります。
これだけでなく、リフォーム中は別の場所で過ごす場合はその費用がかかりますし、駐車場代、荷物を一時的に保管するトランクルーム代などがかかることもあります。
キッチンやトイレ、それぞれの場所ごとのリフォーム費用は、次のようになります。
◼︎キッチンは約50〜150万円
キッチンの設備そのものの耐用年数は、約10年と言われています。それは設備自体の劣化もありますが、交換部品の保持期間が生産終了から8年程度というのも理由として挙げられます。
コンロの火がついてもすぐに消える、不完全燃焼する、サビや汚れが落ちにくくなってきた、傷がひどくなってきた、排水管のつまりや腐食が悪化してきたなどの症状はリフォーム検討のサインです。
どのグレードのシステムキッチンを選ぶかによって、価格は大きく変わっていきます。また、キッチンの交換だけでなく床材の張り替え、クロスの張替えをするのかどうかでも変わってきます。
◼︎トイレは約20〜50万円
便器のメーカー保証期間は、約1年というのが一般的です。汚れが落ちにくくなった、水漏れ、配管の腐食が進んできたという点がリフォームのサインでしょう。
多機能な便器へ入れ替えたり、床材や壁クロスを張替えたりすることで雰囲気が一新します。
◼︎浴室は約50〜150万円
浴室のように常に水を使う場所は、時に劣化が気になる場所でもあります。床にヒビや割れが生じている、水漏れがひどい、カビがすごいなど健康にも影響するので、気になった時に早めのリフォームがお勧めです。
浴室も、どのグレードのユニットバスを選ぶかによって、価格が大きく変わってきます。
リフォームは内容によって、2日ほどで終わるものもあれば、数ヶ月に及ぶものもあります。建てつけの悪かった扉の入れ替えや、トイレの入れ替えであれば早いでしょう。
また、リフォームする家そのものや周辺環境、天候によっても工期は変わります。
リフォームする家が古い家の場合、基礎や構造体の補強が必要であればその分時間がかかります。資材を運ぶトラックや重機が入りにくい場所、工事の際に大きな音を出せる時間帯が限られている場所などでは工事をスムーズに進めることができず工期がかかる場合があります。
悪天候が続いたり、台風の上陸などによって工事の中止を余儀なくしたりすることで、工期がかかることもあります。
リフォームをする場合、資金面はとても気になりますがリフォーム内容によっては補助金を利用することができます。
補助金制度とは、国や地方公共団体が推進している性能の高い住宅を普及させるために、工事費の一部を補助することを目的としたものです。
補助対象となる工事や性能基準、対象期間などは制度ごとに異なっていますので、事前によく確認しておきましょう。
バリアフリー改修工事が目的の場合、所得税減税が利用できます。
◼︎投資型
2021年12月31日までバリアフリー改修の所得税減税が受けられます。住宅ローンの借り入れは関係なく利用でき、減税額はバリアフリー改修工事費用の10%です。
◼︎5年ローン型
リフォームローンを5年以上組んでバリアフリー改修工事を行った場合、2021年12月31日までの適用期間として受けられる減税制度です。5年間、バリアフリー改修工事費用の借入金年末残高の2%が控除されます。
地震に強く耐久性が高い家にリフォームする場合、補助金が支給されます。
◼︎長期優良リフォーム補助金
耐久性があり地震に強く、省エネ性が高い住宅にリフォームをする場合に受けられます。補助金を受け取るには、
・劣化対策、耐震性、省エネ性、維持管理容易性のいずれかを評価基準等に適合させるため性能を向上させるための工事
・三世代同居対応改修工事
を満たす必要があります。また、日常生活で支障があると判断するために、専門家の現状調査も行う必要があります。
利用できる制度はまだまだありますので、リフォーム内容に合わせて調べてみましょう。
必要なリフォームを確実に行うことで、今の家がさらに快適になるだけでなく、長く住み続けることができます。
大切な家族を守ってくれる『家』も一緒に大切にしていくために、暮らしに合わせてリフォームを行いましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、設立から40年地元山梨県北杜市を中心に韮崎市、南アルプス市、甲斐市、笛吹市などで、新築注文住宅やリフォーム・リノベーションを行っている会社です。
都心から山梨へと移住を希望される皆様に山梨の良さのご説明はもちろん、雪国山梨の冬を乗り切るための家づくりや暮らしのご提案をさせて頂きます。3種のモデルホームもご用意していますので、実際の暮らしを直接見て頂くことも可能です。
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