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家づくりの豆知識
2019/10/20
毎日がめまぐるしく過ぎ去る都会を離れ、穏やかな田舎に移住して暮らしたい…。そんな願いをいつか叶えたい、と思っていませんか?古民家をリノベーションして新たな暮らしを始めれば、こんな理想も叶えることができます。
山梨に移住して新しい暮らしを始めるために知っておきたい、移住支援制度や古民家のリノベーションについてまとめました。
コラムのポイント
・移住を検討している方は、移住支援制度や移住支援金制度を利用し、新たな暮らしを始める糧にしましょう。
・古民家をリノベーションすることで、移住後の暮らしを快適にすることができます。リノベーションとは、すでにある建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更すること。家族にぴったりな家づくりを進めましょう。
・古民家で暮らすことで、自然に囲まれ、美味しい野菜や果物がすぐそばにあり、地域の人との温かなふれあいを感じられます。古民家を活かしたリノベーションを検討中の方は、ぜひお問い合わせください。
移住して古民家での暮らしを実現したい、週末だけでも田舎暮らしをしたい…。そんな思いを叶えるためには、まずは移住についての情報を集めましょう。
山梨県の場合、山梨、東京、大阪の三箇所に移住相談窓口を設置しています。仕事の空き時間や休日などに足を運んで、じっくりと移住について話を聞くことができます。インターネット上にも様々な移住支援サービスが展開されているので、欲しい情報はすぐに手に入れることができます。
実際にその土地に足を運んで過ごしてみたい、土地の雰囲気を感じたい、という方は『お試し住宅』も利用できます。移住希望者が宿泊体験することができるという住宅のことで、市町村によって違いはありますがいくつか用意されています。ここで数日間過ごしてみるのも良いでしょう。実際に足を運び、自分の目で見て、話を聞いて、じっくりと移住計画を進めていくことができます。
実際に移住する場合は、移住支援金を利用できます。すべての市町村が支給をしているわけではないため、希望する土地にあるかどうかは確認する必要があります。
支援金の交付にはいくつか条件があり、
・山梨県へ移住する直前に「5年以上、東京23区内に住んでいた」又は「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県(それぞれの都県の条件不利地域を除く)に住んでいて、5年以上23区に通勤していた」
・なおかつ4月1日以降に山梨県に移住し、県が新たに構築する就職マッチングサイトに掲載した中小企業の求人に応募して就職した
という上記を満たし、申請することによって支援金を受け取ることができます。支援金はは単身世帯の場合60万円、2人以上の場合100万円です。(2019年7月現在)
新事業・経営革新支援課が所管する、起業支援金の対象として選ばれた場合も移住支援金の交付対象となります。
支援金交付は移住して3ヶ月経過後となります。5年以上の定住、1年以上の就業の要件を満たさなかった場合は、もし移住支援金を受領したとしても返還しなければならないため注意しておきましょう。
移住先での新しい暮らし。その暮らしを支えてくれるのが、地域に長年寄り添ってきた古民家をリノベーションした暮らしです。
リノベーションとは、すでにある建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更することで、性能を向し付加価値を与えることを言います。劣化している部分を修復するだけでなく、よりよくつくり変えるという目的で行います。壁紙を変えるだけ、床を張り替えるだけ、ではなく間取りを変更するなど大規模な工事を行います。
リノベーションの最大の魅力は、家族の暮らし方に合わせて内装を自由に設計できることでしょう。
服や靴を選ぶように、理想の間取りや壁紙、床材などを選ぶことで世界に一つだけの家族にピッタリな家を作り上げることができます。家に対する想いは人それぞれ。その想いを叶えられる家は、住む人の満足度を大きく満たしてくれます。家の構造体があえて見えるように間仕切りをなくし、広々とした部屋にしたり、古民家の風情を活かした土間を造ったりと、自分たちだけのライフスタイルを実現してみましょう。
また、移住後に新築の家を建てようとした場合、希望する場所に建てられないこともあります。新築だけを選択肢に入れていただけでは出会えないような物件にも、古民家まで視野を広げることで選ぶことができます。
田舎暮らしを始める場合、家を建てるために水道や電気、ガスを引っ張ってくるところから始めなければならない…というのは珍しいことではありません。そうなると、大掛かりな工事が必要になり、費用もかかります。すでにある中古物件をリノベーションすることで、理想とする地域や環境に住むことができます。多少間取りや内装が気に入らなくても、後で好きなように変更できると思えば、家選びの選択肢がグッと広がるのではないでしょうか。
リノベーションできる空き家、古民家はこちらにも詳しく載っています。
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https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/1727.html
移住後は、都会にいる時とは違う心の豊かさを感じられる瞬間が沢山あります。
山梨県は、東部に秩父山塊、西部に南アルプス、南部に富士山、北部に八ヶ岳や茅ヶ岳と自然に取り囲まれています。優れた景観というだけでなく、自然公園としても指定されるほどの豊かな緑がいっぱいに広がっています。都会の喧騒に疲れた人々が、現実から離れてふと一息つくために、癒しを求めてやってくるのも頷ける環境です。
目で見て豊かな自然を感じられるだけでなく、鳥の鳴き声、虫の音、葉と葉が擦れ合う音、など様々な自然の音も感じながら日常を過ごすことができます。家から一歩外に出るだけで、美味しい空気と緑が広がるような都会の生活では味わえない暮らしが実現します。
山梨県は、日照時間が長く降水量が少ない、また、朝夕と夏冬の気温差が大きい盆地特有の気候が特長です。こうした気象条件によって、果物や野菜がよく育っています。
北杜市では、ブルーベリーや葡萄などの果実、武川米や蕎麦などの穀物、レタスや浅尾ダイコンなどの高原野菜といった様々な農産物が生産されています。これらは加工品の生産にも利用され、地産地消が盛んに行われています。
人と人とのつながりが希薄になった、と言われる現代社会でも、田舎の方に行けばガラッと環境は変わります。最初は戸惑うかもしれません。しかし時間をかけて地域の人々と触れ合う中で、都会とは違う大きな学びを得られるかもしれません。緩やかな時間が流れる街に住む人々と、いろんな関わりや仕事を通じ、自然や家族、ともに暮らす人々と調和しながら生きていく魅力を感じることができるでしょう。
古民家をリノベーションする、空き家をリノベーションすることで、移住後の田舎暮らしはより豊かなものになります。
家族にピッタリな家を見つけ、幸せな暮らしを実現していけると良いですね。
北伸建設は北杜市を中心に、韮崎市、甲斐市、甲府市、笛吹市、南アルプス市など車で1時間のエリアで自然素材の無垢材を使用した「雨楽な家」住宅の新築工事の他、リフォーム工事を行っております。
自然素材のぬくもりを感じる手の届く価格の和モダン住宅「雨楽の家」や雨楽の家に高水準の住宅性能をプラスしたゼロエネルギー住宅、薪ストーブのある住まい、リフォーム・リノベーションなどにもご対応しています。
家づくりのご相談はどうぞお気軽にお問い合わせください。