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2019/10/24
自然に囲まれた静かな家の中、薪ストーブを前にしてゆっくりと温まる…。そんな日常に憧れる人も多いのではないでしょうか。
素敵な薪ストーブのイメージはあるものの、実際に使ったことがないし、周りにも使っている人がいないから手を出しにくい、新築の家に設置したいけれど不安…と躊躇していませんか?薪ストーブには部屋を暖めるだけでなく、インテリアをぐっと素敵に演出したり、冬の暖房費を抑えたりという魅力があります。
今回は、これから新しく家を建てる前に知っておきたい、薪ストーブの魅力やメリット、設置するときの注意点をご紹介します。
コラムのポイント
・薪ストーブは、放射熱によって体の芯から温まります。暖かな部屋には自然と人が集まり、家族団欒をし、コミュニケーションをとって過ごすことができます。
・薪ストーブには、とにかく暖かく暖房費削減を削減できる、インテリアとしてインパクトがある、洗濯物がよく乾く、1/fゆらぎによる癒しを感じることができる、といった多くの魅力があります。
・初期投資がかかる、薪の確保が必要、メンテナンスに時間と手間がかかる、など注意点はありますが、これらを越える魅力が薪ストーブにはあります。寒い冬を気持ち良く乗り切るために、薪ストーブのある暮らしをお勧めします。
寒い冬、人は自然と温かい場所に集まりますよね。薪ストーブのある家では、自然と薪ストーブのある場所に家族が集まります。そしてそこで家族団欒をし、コミュニケーションをとることで、温かな関係を築くことができるのです。
薪ストーブは放射熱を発します。その熱は離れたところにいる人にも届き、家全体、部屋全体を温めることができます。
薪ストーブは、薪を燃やすことで二酸化炭素を発します。この二酸化炭素は木が成長する過程で吸収したものなので、新たに排出することはありません。木を燃やすことで環境面への影響が気になる方も多いでしょうが、そこまで負荷をかけることなく日常で使うことができます。
設置するかどうかを迷っている方が多い薪ストーブ。それは、迷うだけの魅力がたくさんあるからではないでしょうか。
薪ストーブを使うことで、遠赤外線の熱で体の芯から暖まることができます。これはエアコンや電気ヒーターでは感じられないほどの暖かさです。
暖かい風で体の周りや部屋の温度を上げるのではなく、体の芯から温めるため、真冬でもポカポカとした暖かさを感じながら過ごすことができます。
薪ストーブは、家の中心で使うだけで広範囲に暖かさが広がります。そのため、各部屋で暖房器具を使わなくても良くなるので、暖房費を抑えることができます。また、各部屋に不暖房器具を準備する必要も無くなります。
地震や台風で、長期間停電したり水道が使えなくなってしまったりと、ライフラインが乱れることも珍しくなくなってきた昨今。冬場に急に電気が使えなくなってしまうと、暖をとることもままならなくなります。電気ストーブなどを使っていれば尚更でしょう。
薪ストーブであれば、停電になった時も使い続けることができます。調理もできるので、大きな不安を抱えることなく過ごすことができます。
どっしりと存在感のある薪ストーブ。部屋の中心にあるだけで、とてもおしゃれな雰囲気を醸し出します。
サイズやデザイン、形など様々なものがあるので、住まいの雰囲気に合わせて選ぶことで、とてもお洒落な部屋にすることができます。
冬に頭を抱えてしまうことといえば、洗濯物がなかなか乾かないことではないでしょうか。長時間干していても、厚手のバスタオルやトレーナーなどはなかなか乾いてくれません。
薪ストーブがあれば、カラッと洗濯物を乾かすことができます。蒸発した水分も、乾燥する部屋の中を潤してくれるので、一石二鳥です。
『1/f揺らぎ』は五感を通して感知される生体信号のようなもので、これを感知すると自律神経が整えられて精神的に安定し、活力が湧くと考えられています。ろうそくやたき火の炎をずっと見つめていると感じる、なんとも言えない安心感や癒しは、1/fゆらぎによるものです。
じっと薪ストーブの炎を見つめていることで、日常に癒しを取り入れることができます。
魅力が沢山ある薪ストーブですが、設置する際は以下のポイントに注意が必要です。
薪ストーブの設置には、最初に多額の費用がかかります。薪ストーブそのもの以外に必要になるのは、煙突や煙突設置に諸費用などです。どのような本体を選ぶか、オーダメイドで造るのかなどにもよりますが、家の建築費に合わせて100〜200万円前後は多めに予算を組んでおきましょう。
また、薪を保管しておく場所も必要なので、保管用の小屋や納屋も造っておきましょう。薪ストーブの薪は、木がしっかりと乾燥していないとよく燃えません。雨風を避け、ひと冬は越せるくらいの大量の薪を置き、乾燥させるスペースが必要です。
薪ストーブの燃料となる薪の購入費用が毎年必要になる、というのも重要なポイントです。暖房費は抑えることができますが、その分がこの薪の費用です。薪の購入は、1ヶ月5万円ほど必要です。自分たちで準備できる、安定的に原木をもらうことができる、などであれば費用は抑えることができますが、そうでない場合はホームセンターなどで購入しなければなりません。
毎年継続的に、ひと冬で30万円ほど薪にお金がかかる、ということは知っておきましょう。
薪ストーブは、1シーズン使った後はメンテナンスが必要です。ストーブ本体だけでなく、煙突の中もしっかりと清掃しメンテナンスをする必要があります。自分たちでもできますが、長年大事に使い続けるためには、業者にお願いすることもあるでしょう。
大きく重量もある薪ストーブのメンテナンスには、知識も体力も必要です。電気ストーブやエアコンなどに比べると、手間も時間もかかることは知っておきましょう。
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薪ストーブには、デメリットに感じることもメリットに変える魅力があります。寒い冬を気持ち良く乗り切るために、薪ストーブのある暮らしをお勧めします。
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