家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2020/03/30
コラムのポイント
・ナチュラルテイストを作るポイントは天然素材のものと白系の淡い色を用いることです。
・ナチュラルテイストは北欧テイストやカントリーテイストのベースです。
・ナチュラルテイストの家の実例を紹介します。
天然素材のもの(例:藤や竹、その他木からできているもの)をまず取り入れないといけません。
その素材の質感を生かすには、白やベージュ系や淡い色のものを合わせるがベストです。
・シンプル
・可愛らしい
・モダンながらもあたたかみを感じる
・優しげな落ち着き
ナチュラルテイストは、一緒に置くモノや背景・人によって感じ方は様々ですが、年齢を問わず取り入れやすいテイストでしょう。
つまり、どんなカラーにも変化していけるのです。例えばカントリースタイルや北欧スタイルは、ナチュラルテイストを基にしているといってもよいかもしれません。
服だったり、インテリア小物なら始めやすいですし、すでに実践されている方もいらっしゃるでしょう。
収納にバスケットを置くだけでも形になります。
ここで注意したいのは、インテリアの場合なら、いろいろなものをごちゃごちゃ置かいないことです。せっかくの素材も生かせませんし、見栄えも悪くなってしまいます。
初めたばかりの頃はいいですが、『全体的に統一感を持たせること』を念頭に置きましょう。
今、家を建てようと考えているなら、家そのものも天然素材を取り入れて、ナチュラルテイストにしましょう。
家は木造ですよね。ただの木ではなく、本物の無垢の木を使うこと。
これまで一般的に日本の家の建築で使われている木は集合材と呼ばれる木で、いくつかの木を接着剤を使って、柱などに使う木にしたものです。
一方で、無垢の木は、一本の木をそのまま使います。もちろん、建築材として使うために、乾燥させたり、四角く加工したりしますが、できあがる木一つ一つに独自の模様があり味わい深くなります。
そして、ナチュラルテイストに必要な”白”のもので、天然素材、かつ建築素材として利用できるのは漆喰です。
漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)と石灰石を焼いて水で加えたものです。
日本では、古来より建築素材として使われてきました。倉の白い壁を想像していただくと想像しやすいと思うのですが、倉の壁がまさに”漆喰”です。
実は海外、ヨーロッパでも漆喰は建築に使われてきました。日本との違いは、主に建築の主要構造に用いられ、厚みがあり、漆喰には、砂など他のものが混ざっています。
漆喰は、建築素材として欠かせないものなのです。
実際に、無垢材と漆喰がコラボした実例をご紹介します。
まず、一つ目、玄関の扉を開けたときに目に入ってくる風景です。
白い壁と少しアンティークさが垣間見える扉、飾り棚、そしてレンガのような色の階段を登っていく。まるでヨーロッパなどの街を歩いているような気分になれます。
まるで、古城ホテルのような、アンティークさがうかがえる洗面所です。
柔らかな照明と、白い壁。そして、洗面台は少しレンガのような模様もあり、下の収納と床は落ち着いた色味の木で作られています。よく見ると木一つ一つの模様が違いますよね。
まさに、本物が使われている証拠です。
和室とのコラボが見事です。あえて壁やふすまに淡い色のグリーンをもってきています。
先ほどの洗面所とは異なり、こちらのリビングの床や柱は、明るい色の木が使われています。窓から入る光で、より一層明るく、さらに温かさも感じられます。
家族が集まる場所のリビングです。お客様が来られたら、一言目には「ステキな部屋!」と感嘆と憧れの言葉をもらえそうです。
奥に先ほどご紹介した和室が見えますね。そして、目の前にブルーのソファやラグの色鮮やかさが、部屋にモダンな雰囲気と明るいイメージを強調してくれています。
奥にあるカウンターキッチンのテーブルも木ですし、窓の外には、なんとウッドスペースまで設けれて、小さな子どもが楽しそうに遊んで、笑い声が聞こえてきそうです。
もう一つのリビングルームをご紹介します。
白い壁に、無垢材の床と扉、テレビ奧の壁もあえて木にして、シンプルながらもおしゃれなイメージを与えてくれます。
奧のダイニングキッチンは、木ではなく、”白さ”をメインにしたより明るい空間になっています。
すでにインテリアが整った部屋ではなく、建物が完成時の様子で、みなさまの想像を膨らませていただきたいと思います。
左中央付近に階段が見えます。となれば、廊下でしょうか。
窓の近くに観葉植物を置いてみたり、壁に写真や絵を飾るのもいいですね。ちょっとした収納にバスケットを置いてみても、おしゃれな感じがでるかもしれません。
これまでご紹介した中で、一番淡く明るい木が使われています。あえてふきぬけの場所もあり、広がりを見せてくれています。(素材より、設計力が見せる技ですね。)
寝転ろんで、木の香りを感じてみたくなりませんか。
奧に和室もありますが、手前に見えているのは、薪ストーブです。あえて薪ストーブの周りだけ黒っぽいレンガを使っているのも、アクセントになっています。
薪ストーブは、遠赤外線効果もあり、体の芯からポカポカとさせてくれます。お手入れが気になるかもしれませんが、壁や柱が木や漆喰なので、冬も素足で過ごせそうです。
今回、ご紹介したのは、薪ストーブがあるからだけではありません。和室の扉、障子がありますが、障子の紙は和紙です。和紙が天然素材だとご存知でしたか。
和紙は、木の皮の繊維が原材料に使われていて、モノにもよりますが、最終的に土に還る、エコも兼ね備えています。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世代でも手の届く家づくりをコンセプトに、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じ、五感を育てる家としても建築しています。
薪ストーブも手掛けており、ナチュラルテイストが得意です。
山梨の自然とともに、家も人の心身も健康で、ゆとりのある暮らしを目指しましょう。
ヒアリングを大切にし、プランニングを行っていきますので、最初はざっくりとしたイメージでかまいませんので、お気軽に家づくりのご相談ください。
ほぼ毎日のように、無料相談や雑談会を実施していますので、お気軽にお越しください。
ただし、2020年は新型コロナウイルスの影響もありますので、お電話やお問い合わせフォームなどで、事前にお知らせください。
参考までに過去の施工事例もご覧ください。