家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2020/07/26
しかし一体インナーバルコニーはこれまでのバルコニーと何が違うのか、気になりませんか。
これからの時代、おうちで過ごす時間が増えるでしょうし、おうちが生活をする場所だけではなく、休日は、どこかに出かけたような気分になれる場所としての家づくりを考えてみましょう。
コラムのポイント
・インナーバルコニーと普通のバルコニーとの違いは屋根の有無と広さです。
・インナーバルコニーの活用法は、ベランピングや家庭菜園だけではありません。
・インナーバルコニーの費用の目安は100万円前後ですが、必要設備や工務店により異なります。
家(建物)の一部として、2階以上の一角につくられ、屋外になっているスペースで、奥行き90cm以上でかつ屋根もある場所を指し示します。
外から家を見てみると、2階の一部屋分、まるまるバルコニーであるかのように見えます。
また、プライバシーを守られている環境なため、バルコニーにいても人の目を気にすることなく自分のやりたいことを行えるメリットがあります。
まず、通常のバルコニーは1階にもつくられることがありますし、屋根がないことが多く、奥行き幅が90cm以下の場合が主流です。
インナーバルコニーと比較すると、狭くなります。
またインナーバルコニーはサンルームとどう違うのかと疑問に思う方がいらっしゃいますので、ご紹介します。
サンルームはリビングと庭をつなぐ部屋であり、多くは1階に設置されます。リビングへと続く窓を除き、壁3面がガラスで囲まれた一つの部屋として活用されます。
家づくりの考え方として、インナーバルコニーは”屋内”のものに対し、サンルームは”屋外”のものとされます。
”屋内”のものとみなされるインナーバルコニーは、延べ床面積に含まれ、固定資産税の金額に関係します。
やはり広さが通常のバルコニーよりありますので、家庭菜園ができる量も違いますし、テントをはることも可能ですから、今人気を高めているベランピングや家庭菜園を行うことができます。
他にも、小雨程度であれば洗濯物も干すことができます。さすがに小雨以外の場合、湿気が多いですから、完全に乾かすことはできません。
よく屋根があるから、雨でも洗濯物が干せると宣伝されることが多いですが、雨であれば、外気の湿気が多く、洗濯物は乾きにくいことを頭に入れて、インナーバルコニーの使い方をご紹介します。
ベランピングなどは人気が高まっているため他の活用法をご紹介します。
まずおすすめしたいのは、ストレッチのような運動場所として活用することです。
あとはヨガマットでもあれば十分でしょう。簡単なストレッチでもいいですし、ヨガに挑戦してみるのもいいと思います。室内で行うのと屋外で行うのとではやはり気分が違います。
日曜大工、DIYの場所として使ってみましょう。
室内は傷をつかたくありませんし、ペンキとかを塗ると匂いも気になります。ですが、外であれば匂いが充満することもありませんし、もし途中で中断しなければならなくなっても、ピニールなどを被せるだけですみます。
もちろん作業が終了すれば、後片付けはきちんと行いましょう。
やはり一度はやってみたいカフェタイムは忘れてはいけませんね。
屋外専用のテーブルとチェアはぜひ揃えていただきです。ベランピングのようにアウトドアギアを使うのもいいとは思いますが、アウトドアとカフェでは気分が違います。
コストを考え、アウトドアギアでも兼用したいのであれば、ギア類を木製のものをチョイスされるといいでしょう。
屋根が必要であること、日当たりの良さを工夫しなければならないこと、インナーバルコニーにつづく部屋の間取りを考えなければならないと、単に屋根付きベランダをつくればいいわけではありません。
何より建物の延べ床面積にも関係することですから、リフォームの場合、「増築」と判断されます。もし、今の住宅が延べ床面積をギリギリで建てられていると、残念ながらインナーバルコニーの設置は厳しいでしょう。
代わりにといってはなんですが、サンルームやコンサバトリーという方法もありますので、工務店等の担当者とよく話しましょう。
相場は100万円前後と言われています。しかし、インナーバルコニーの広さや設備の充実度、工務店の一坪あたりの単価による違いもありますので、相場はあくまで相場と捉えてください。
お伝えできるのは、インナーバルコニーとしての機能は必要ですから、通常のバルコニーを作るよりも否が応でも高くなります。
インナーバルコニーは、初期費用、維持費(固定資産税)とお金のかかる設備ではありますが、昨今の人気から考えてみても、十分に使い道があり、価値のある投資です。
あまり外出できない環境になってきているからこそ、おうちスタイルを考え、家にいながらも外で楽しめる空間を楽しみましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世代でも手の届く家づくりをコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
もちろんインナーバルコニーのリフォームも承ります。
地元ならではの気候、暮らしを熟知していますので、気候に合わせた家づくりをお任せください。
休日もおうちの中でも、山梨の自然とともに、豊かな生活、心地よく暮らせる家づくりをご提案します。
弊社は、ヒアリングを大切にし、プランニングを行っていきますので、最初はざっくりとしたイメージでかまいません。お気軽にご相談ください。
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