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家づくりの豆知識
2020/12/25
リフォームを検討する際『トイレ』リフォームのみを検討される方の多くはバリアフリー対応でしょうか。それとも中古住宅を購入し、水周りだけは新しいものをと希望された場合でしょう。
なんといってもトイレの便器そのものは100年持つと言われていますから。
さて、トイレリフォームにおいて大切なことは何でしょうか。
コラムのポイント
・トイレリフォームは便器のみから内装までリフォーム方法に種類があります。
・トイレは床や壁にも注意が必要で、撥水・抗菌・クッション性にはこだわりましょう。
・トイレリフォームの費用は、便器交換をベースとして考えると約15万円から最大100万円程度で、30万円から40万円程度が一般的です。
・トイレの有名メーカー、Panasonic、TOTO、LIXILの便座の特徴を紹介しています。
・和式や洋式にリフォームする場合は、便器のみの交換だけでなく、段差解消など別の工事も必要です。
●便器のみの交換
●床や壁の張り替え
●バリアフリー対応
●トイレ室内全体
洋式から洋式の場合、本体そのものの費用によって金額が変わります。機能性を重視すると本体価格は当然高くなります。
水洗タイプから水洗タイプの場合、あまり大差がないように思いますが、本体には4種類のタイプがあります。
●組み合わせ便器(ふた部分と便器部分が独立)
●一体型トイレ(便器・タンク・便座が一体となっている)
●タンクレストイレ(水をためる部分がないタイプ)
●システムトイレ(手洗い場所、収納部分、便器などセットとして考えるタイプ)
いずれのタイプかはご自身の好みや予算によるかと思います。費用としては組み合わせ便器<一体型<タンクレス<システムの順に高くなります。
トイレは撥水性はもとより臭い対策、除菌対策に気をつけなければならない場所です。
思いがけず、飛び散ることもありますから、床だけでなく壁にも配慮しなければなりません。
床材としてはクッション性のあるタイプ、フローリング、タイルの3種類が挙げられますが、掃除のしやすさ、アンモニアや水に強く、臭い・除菌性にも対応していなければなりません。
散見される失敗例として、デザイン性を重視してしまい、撥水・臭い・除菌性が機能が低く、後悔していることが多いです。
機能性を重視すると、タイルという選択肢になりますが、費用が高くなり、一般的にはクッション性のある床材が選ばれています。
<クッション性床材の魅力>
材質はビニールです。水拭きで簡単にお手入れすることもでき、撥水性もあります。工事も3種類の中では一番簡単ですので、取り替えやすいといえます。
クッション性床材といっても、遮音性に優れたもの、傷がつきにくいものと細かい機能が付属したタイプもあり、車椅子生活をされる方にとっても、転倒をしても怪我をしにくいなどの安全面でも活躍してくれます。
転倒しても怪我をしにくいのであれば、小さなお子様にも安全でしょう。
壁(壁紙)についてお伝えします。
壁は、トイレ空間をどんな空間にするかを左右するものですから、おしゃれにこだわる方は、木目調にしたり、花柄にしたり、高級感を演出したりと様変わりします。
柄のみにこだわるのではなく、防水・消臭・吸放湿・防汚など機能性にはぜひこだわりを持ちましょう。
お手洗いにおいて、もっとも行いやすいトイレリフォームは手すりをつけることです。
手すりをつけるだけであれば、一般的には2万円程度で可能といわれています。
バリアフリー対応とする場合、焦点となるのは広さです。多少自立している方は手すりのみの対応で可能ですが、車椅子を利用されることを前提とすると、出入り口の幅、便器との間に必要な幅などを計算しなければなりません。
【バリアフリー対応の考え方】
段差:なし
出入り口幅:80cm以上
便座前方/便座側方に関しては便座の位置や介助者の有無によって変わります。
便器だけでなく、収納や手洗い場所、床、壁紙、ドアに至るまでリフォームする場合もあります。
上記のバリアフリー対応とした場合、必要によっては室内全体のリフォームが必要になることもあるでしょう。
モデルハウスやカタログのように一体として考えることができるので、イメージしやすいメリットがあります。
一般的にトイレリフォームの費用は30万円から40万円程度です。依頼する工務店にもよりますが、予算をあらかじめ考えておきたい場合の目安として有効でしょう。
どれだけ工事をするのかに左右されます。
先にご紹介したリフォームの種類(方法)によって費用は変わるのですが、大きなポイントとなるのは、本体や材質のランクです。
便器本体であれば、機能面を充実させればさせるほど本体価格が高くなります。
今当たり前のように言われている節水だけでなく、機能として挙げるなら、超節水、ウォシュレットに脱臭機能、ふちなし、自動便器洗浄などなど付加価値がどんどんついています。
材質であれば、陶器のみから「アクアセラミック」という新素材の採用するタイプも増えています。「アクアセラミック」には、水アカ汚れも防ぎキレイが長持ちする機能があります。
トイレのメーカーをお伝えするなら、Panasonic、TOTO 、LIXILの3ブランドから選ばれることになるでしょう。
Panasonicであれば、自動お掃除機能で有名な「アラウーノ」を筆頭にラインナップが展開されています。
TOTOであれば、独自技術である「除菌水」が水を流すたびに流れ、便器のキレイを保ちます。
LIXILであれば、「アクアセラミック」の便器で水アカなどの汚れ落ちがよく、便座の継ぎ目がないため、お掃除のしやすさを大切にしています。
公衆トイレでは少なくなっていますが、家庭内にある和式トイレには段差があります。
また汲み取り式であることも少なくありません。
配管や電線を変えなければなりませんし、水洗にするための工事、段差解消の工事、床をタイルからクッション材など別の素材に変更する工事が必要になるのです。
特殊ではありますが、段差解消をせずに便器本体の長さが短く、段差をそのまま利用し設置できるリフォームトイレというものがあります。
工事費用を抑えられるメリットがあるかとは思いますが、以後のトイレ室内全体の使いやすさを考えると、通常の洋式便器にされるのがいいかと思います。
中古物件を購入したタイミングや、トイレは便器がひび割れ、どうしてもバリアフリーにしなければ生活に支障が出るなどの問題が起こらないかぎり、トイレリフォームのみを考えることが少ないでしょう。
しかし、築10年、20年と経過してくると、タンク内の部品やパッキンや配管など交換が必要なものがでてきます。
●水漏れや水の流れが悪い
●便器や床の黄ばみや汚れが落ちない
●臭いが気になる
以上3点に一つでも該当することがあれば、リフォームの必要があると考えてください。家族全員が生きていく上で必ず使う場所ですし、清潔さを保ちたい場所ですよね。
設置した時期に比べて、節水機能は高まっていますから、エコにもなりますし、水道代の節約にもなりますので、積極的にリフォームを検討されることをおすすめします。
HOKUSHINは注文住宅をはじめ、小さなリフォームから大きなリフォームまで承っています。
弊社のモットーは、自然素材を使用し、化学物質を極力使わないようにしながらも、子育て世代にも手の届く価格にてご提供しております。
コロナ下の中、お出かけされることも自粛されているかと思いますが、お電話やインターネットにてご連絡いただければ、お話もできるかと思いますので、お気軽にご相談ください。
参考まで弊社の施工事例をご覧ください。