家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2021/01/21
2020年(令和2年度)新型コロナ対策として次世代住宅ポイントは、一定の条件のもと、住宅の新築・リフォームで様々な商品と交換できる制度でした。
2021年は新たに『グリーン住宅ポイント』制度が創設されました。
次世代住宅ポイント時のポイント付与制度と同様ですが、『グリーン住宅ポイント』は追加工事とポイント交換できたり、ポイント付与分が引き上げられたりと、内容が魅力あるものへと変わっています。
コラムのポイント
・ポイント申請開始日や交換商品などの詳細は2月ごろに発表予定となっていますが、新築・リフォーム工事での概要は知っておきましょう。
・『グリーン住宅ポイント』では東京圏からの地方へ移住する方、子育て世代は優遇されています。
・テレワークの環境が整っているなら、郊外(特に山梨県)で暮らすことを考えてみましょう。自然豊かな環境で過ごすことは心身にゆとりを持たせることが可能です。
令和2年12月15日から令和3年10月31日までに住宅の購入や新築、リフォーム工事の契約の締結等した場合に、『ポイント』が付与される制度です。
令和元年に実施された新型コロナによる社会経済活動の低下を改善させるための「次世代住宅ポイント」に変わる制度ですが、ポイントの多さ、ポイントの交換商品が商品だけではなく、追加工事にも利用できるなどより充実した内容になっています。
先ほど軽くお伝えしたように、大きく分けて以下の3つの工事(契約)に分かれおり、各工事にはポイント付与のためのいくつかの条件があります。
・住宅の新築(持ち家/賃貸)
・中古物件の購入
・住宅のリフォーム(持ち家/賃貸)
各条件を見ていきましょう。
<持ち家の場合>
●認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、 性能向上計画認定住宅、ZEHといった高い省エネ性能等を有する住宅
●断熱等級4かつ一次エネ等級4以上の省エネ基準に適合する住宅
これからの時代に求められる家自体の機能のよさ、環境面も配慮された省エネに対する技術や設備が充実した家が対象となっています。
<賃貸の場合>
●全ての住戸の床面積が40㎡以上の賃貸住宅で、賃貸住宅のトップランナー基準に適合する高い省エネ性能がある住宅
アパート経営などを検討されている方には魅力的でしょう。省エネ性能を特徴とする賃貸物件として入居者を募集できる可能性があります。
①空き家バンク登録住宅
②東京圏から移住するための住宅
③災害リスクが高い区域から移住するための住宅
④住宅の除却に伴い購入する既存住宅
空き家バンクとは、主に地方の各自治体が、空き家の賃貸・売却を希望する所有者から提供された情報を集約し、空き家をこれから利用・活用したい方に紹介する制度のことです。
「〇〇(地域名)× 空き家バンク」で検索できます。かつて別荘として使われていた物件などもあり、安い物件を購入し、リフォーム・リノベーションをしたい方にはおすすめです。
今回、「東京圏からの移住」の場合も含まれています。新型コロナの影響によりテレワークが可能になったこと、人口が地方へ流れることで、都市圏の人口蜜を減らし、地方の活性化も含まれています。
●窓・ドア/外壁、屋根・ 天井又は床の断熱改修
●太陽熱利用システムや節水トイレなどのエコ住宅の設備
●耐震改修
●手すりの設置や段差解消などのバリアフリーへの改修
●リフォーム瑕疵保険等への加入
リフォームにおいてポイント対象となるためには、省エネのためやバリアフリー対応のための工事に限定されていることに注意しましょう。
『グリーン住宅ポイント』では、通常のポイントの多さも魅力的ですが、「特例」に該当する場合、さらなるポイントが付与されます。
なお、賃貸住宅の新築には特例は適応されませんので、ご注意ください。
特例が認められているのは、持ち家の新築・中古物件購入・持ち家及び賃貸住宅でのリフォームです。
以下のいずれかに該当する場合は、積極的に『グリーン住宅ポイント制度』を活用しましょう。
◆40歳未満の世帯の若者世帯
◆18歳未満の子を有する子育て世帯
◆東京圏から移住
◆18歳未満の子3人以上を有する多子世帯
◆キッチン、バス、トイレ又は玄関のうちいずれか2つ以上が複数箇所ある三世代同居仕様の住宅
◆土砂法に基づく土砂災害特別警戒区域もしくは建築基準法に基づく災害危険区域から移住する場合の住宅
子育て世代の方向けに充実しているのが見てわかるかと思います。ただし、子育て世代には「教育環境」を充実してほしいという希望もあるかと思いますので、希望される地域の状態を調べられた上で検討してください。
お子様を「のびのび育てたい」と考えられている方には、『グリーン住宅ポイント』を活用して新生活の向け動き出してよいかと思います。
山梨県は東京から約2時間とアクセスは申し分ありませんし、県土の約7割近くが森林という自然に恵まれたのどかな環境です。
名水に富み、育つ野菜や果物・お米などおいしい名産品でありふれています。生活を支える「食」が充実していれば、自然と心も体も豊かになります。
山梨県という位置や環境がいいことは、お分かりいただけているかと思いますが、自治体の制度も充実していることにも留意していただきたいです。
『グリーン住宅ポイント』は新型コロナの影響により創設された制度に違いありませんが、以前より「移住制度」が整っていました。
過去に移住ためのセミナーを都市圏で、自治体が主催で開催されたり、電話相談窓口も設置されています。
また、いきなり「移住」をして夢見ていた生活と異なり、現実とのギャップで生活に馴染めなくなることを想定し、事前に山梨県での生活を体験できる制度も整っています。
山梨県は、自然豊かな環境だからこそ、特に積雪による生活の大変さにギャップを感じることは少なくありません。だからこそ「体験」ができる制度が整っていることは「移住」する方にとって貴重な制度となります。
都市圏で新築一戸建てとなると、土地価格も関係しますので高額費用が必要になります。
一方で山梨県では、土地価格も都市圏に比べ安価ですし、同じ金額をかけて家を建てたりする場合でもより広い家を建てることが可能です。
見た目もおしゃれで、自然素材の家にしたい方であったり、エコ住宅といった家そのものの機能性を重視したい方は、建売物件より費用が高くなってしまいますが、都市圏よりもこだわって家を建てることが可能です。
また山梨県はかつて別荘地として重用されていた場所で、現在空き家が多く存在しています。「空き家バンク」制度を活用し家を探し、リフォーム・リノベーションして暮らしていくことも可能です。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
また、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
今回『グリーン住宅ポイント』付与対象となる省エネ性能の高い住宅やZEHの新築・リフォーム工事を承ることができます。
なおZEH住宅(省エネと創エネを叶える次世代住宅のこと)は、ZEHホルダーとして国で認められた工務店でして工事を承ることができませんが、弊社は「ZEHホルダー」として認定されておりますので、安心してご相談ください。
打ち合わせにおいても、ヒアリングを大切にし、できる限りご希望に沿うように心がけておりますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。