家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2021/01/30
テレワークの環境が整い、家を建てるなら「郊外」を希望される方が増えています。
都市圏より広く低価格の家を建てられるメリットがありますが、ただ建てるのではなく、生活スタイルにあった間取りや設備を整えるべきです。
今回はテレワークに向いている家づくり、新型コロナ対策も兼ねた家づくりをご提案します。
コラムのポイント
・テレワークや在宅ワークにには書斎(自室)、もしくはワーキングスペースをつくりましょう。
・家の中にウィルスや花粉を持ち込まないようにするには、玄関に手洗い場・シューズクローゼットを設置することです。
・極力自然素材のもの(地元産)を使った家で暮らすことがおすすめです。
テレワークや在宅ワークが増えている中で、ネット環境とPCさえあれば仕事ができる環境であると考えられていますが、本当にそうでしょうか。
テレワークや在宅ワークのメリットは、自分で仕事を時間を設定し作業を行うこと、通勤にかかる時間を削減することです。
基本タイムカードで打刻する必要もありませんし、遅刻をするような心配も不要です。しかし、実際に家で仕事をしてみるとどうでしょうか。
同じ建物の中に、違う種類の仕事している家族がいたり、小さなお子様や介護を必要とされている方がいらっしゃるかもしれません。こんな環境の中で、ただPCを開きリビングやダイニングテーブルで作業をしていたら、集中しきれません。
今、仕事中ですよと同居家族に知らせるには、一番てっとり早い方法は自室(書斎)にこもることです。少なからず、部屋にいれば、他の方は気を遣って声を掛けたりする回数は格段と少なくなります。
もし声が気になるのであれば、ヘッドフォンや耳栓をして対応することも可能です。
では自室を持っているのはどなたでしょうか?
お主人の書斎を家を建てるときに寝室とは別に優先してつくることができますし、お子様がいれば当たり前のようにここは子供部屋を割り当てて考えていきますよね。
では奥様は?自室は寝室?リビング?で、果たして”自室”と判断できるものでしょうか。
お子様や同居家族に気を配れるように、家事を並行して作業できるようにリビングやダイニングで仕事をされているのはありませんか?
部屋割りや間取りの関係上、もう一室つくることができないときに、おすすめするのが『ワーキングスペース』なのです。
キッチンやリビング・ダイニングの一角でいいのです。専用のテーブルとチェアを用意し、なおかつ仕切りがあれば『ワーキングスペース』の完成です。
簡易的に専用テントで代用することもできますが、せっかく『家を建てる』『家をリフォーム』する機会があるのであれば、『ワーキングスペース』をつくりましょう・
テレワーク。在宅ワークにより、ウィルスを持ち込んだりする心配は少なくなりますが、ゼロにはなりません。
時には通勤が必要な場合があります。人が多い場所に行くと感染のリスクが高まりますから、用心しなければなりません。
だからこそ、どうしたら室内にウィルスなどを広げないようにするべきでしょうか。
帰宅すると、持っている荷物を置き、上着を脱いでハンガーに掛けたりとやりことが盛りだくさんです。
おすすめするのは、第2の『手洗い場』を玄関に設置しましょう。
少なくとも手を洗える場所ば目の前にあれば、帰宅をしたら手洗いやうがいをするというが習慣が身につきやすくなります。
帰宅してから、洗面台に行くまで最短ルート(家の他の場所を通らない、触れない)ようにできているなら、第2の『手洗い場』は不要かもしれませんが、家を出る前の身支度を整えることもできますので、あって損はないでしょう。
先ほど、帰宅してからの行動として、「上着を脱ぐ」とお伝えしました。夏を除いて上着を羽織っていることは多いと思います。
夏場などであれば、すぐにシャワーを浴びるなど着替える回数も多かったりしますし、ウィルスの活動が少なくなる時期です。
ですが、「上着」は頻繁に洗濯しないので、除菌スプレーで対応されている方もいらっしゃるかもしれませんが、玄関で落としておきたいものです。
シューズクローゼット(玄関の大型収納スペース)がおすすめです。
シューズクローゼット内に上着を掛けておける場所があれば、出入りする際にすぐに「上着を着脱」できますし、家の中の他の場所にウィルスを広げないことにもなります。
玄関に収納スペースがあることで、服だけでなく、ベビーカーや車椅子など外での移動に使うもの、外遊び道具、趣味の道具や使っていない靴の収納などに活躍し、玄関をすっきりとキレイに保ちやすくなります。
これまでテレワークやウィルス対策についてお伝えしていたのに、いきなり『自然素材のもの』と言われてもピンときませんよね。
無垢の木や漆喰など自然素材のものには、調湿機能があり、室内の湿度を快適にしてくれる効果があります。
実はウィルスが活発する原因となるのが、寒さもありますが、乾燥なのです。自然素材のものが調湿してくれるので、室内の乾燥状態を軽減させてくれるのです。
化学物質は人にとって、受け付けにくいものであることが大半です。家であれば、アスベストとお伝えすればイメージしやすいのではないでしょうか。
家を建てる際に使われる化学物質は、嫌な臭いを発することもありますし、シックハウス症候群などの病気を誘発しやすいという事実があります。
家を丈夫に建てるために、どうしても化学物質を使わざるをえない場合もありますが、極力控えることを名言している工務店などで家を建ててもらうことが大切です。
自然素材のものは、人工的にはつくりだせない”ぬくもり”があります。
例えば、合板(人工的につくられたもの)の床だと、冬は足元やヒヤッとし、底冷えを感じますよね。
一方で無垢の木の床(自然素材のもの)の場合、ヒヤッとせず、断熱効果も相まって冬でも裸足で歩けると言われているほど、あたたかみがあるのです。
室内と廊下の温度差によって、心臓に強い負担を強いることがありますし、健康的に暮らしたいと考えおられれば、自然素材の家を選択されるべきでしょう。
「地産地消」という言葉がありますが、食べ物だけではなく、「家づくりの資材」でも使うことができます。
地域によっては、無垢の木が手に入れられない場合があります。大半の国内では『地元産』を使うのは難しいでしょう。
建築資材となる木を育てている場所が限定的・・・
しかし、山梨県なら可能です。
山梨県は自然豊かな環境であり、県土の約7割が森林という恵まれた環境なのです。
注意していただきたいのは、山梨県内の工務店だからと言って安易に『地元産』が疲れれていると判断されないようにしてください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
また、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきますので、打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。