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家づくりの豆知識
2021/03/30
まもなくやってくる4月1日、『省エネ性能の説明義務』が施行されます。家を建てる際に、建築士から施工主に対し、家(建物)の省エネ性を説明するというものです。
家の省エネ性よりも、どんな生活になるのか、『スマートライフ』とは何かポイントではないでしょうか。
今回は『スマートライフ』と「省エネ性能説明義務」との関連もお伝えします。
コラムのポイント
・省エネを中心とする生活スタイルを『スマートライフ』といいます。
・『スマートライフ』とは省エネ・創エネ・蓄エネに支えられたライフスタイルです。
・『スマートライフ』のメリットは、日々の電気代が抑えられる上に、災害の備えにもなり、地球温暖化対策にも貢献できます。
・『スマートライフ』を支える家づくりが、「高性能・省エネ住宅」です。
・省エネ住宅の最上級といわれるZEHでさらなる『スマートライフ』を向上させよう
省エネ家電と、太陽光発電・燃料電池などの創エネ機器と、蓄電池などの蓄エネ機器を用いて、暮らしで使うエネルギーを管理・把握し、エネルギーをムダなく、効率よく利用していこうとするライフスタイルのことです。
キーワードは省エネ・創エネ・蓄エネの三つ
『スマートライフ』という言葉そのものは、オール電化が発端ともいえます。
省エネは、無駄をなくし効率よく運用できるかが焦点となります。毎年のように家電製品が新モデルとして発売されていますが、年々、各機器で使用する消費電力が少なくなっています。
10年前のモデルと比較すると約10%削減されています。家電の耐用年数から考えても10年以上経過している場合は、ぜひ買い替えましょう。
使用電力が低ければ、当然電気代も削減できます。
一般家庭で、電気を創る方法といえば「太陽光」を使うぐらいしかありません。
開発当初では、創ったエネルギーを電力会社に買い取ってもらうことで、もとを取れると言われていましたが、設置費用の高さで諦めてしまう方が大半だったと思います。
しかし、技術革新が進み、今では開発当初より非常に安価な価格で設置できるようになっています。小型化もすすみ、ベランダに取り付けるタイプも開発されています。
ただし、地域によっては太陽光発電を取り入れても意味がないとされる場所もありますので、これから家を建てたいと思う地域に太陽光発電がふさわしいかどうか見極めましょう。
少し話が脱線しましたが、『スマートライフ』では、電力会社に頼らない電力の確保ができることがポイントです。
これまでの太陽光発電では、創られた電力を使うことができても、貯めることができませんでした。
つまりその日のうちに使うことができず、余った分はそのまま売っているようなものですが、「蓄えておく」ことの重要性にも目を向けられ、今では『蓄電池』も開発されました。
『蓄電池』の有効性は、もし災害などで電力供給がストップしてしまっても、自宅内の電力を確保できることです。
ただ省エネ家電で節電し、創エネや蓄エネでエネルギーを確保できていても実際数値として目に見えなければ、実感することができません。
エネルギーがどう動いているのか把握できるシステムとして『HEMS(ヘムス)』があります。
『HEMS』は太陽光発電を取り付ける際には、セットになって考えられているため、当たり前のように感じるかもしれませんが、『スマートライフ』では無駄なく効率的に暮らせるための中心的な存在です。
省エネ・創エネ・蓄エネをしているメリットも改めて見ておきましょう。
●ランニングコストが節約できる
●災害時に電力を確保できる
●地球温暖化に貢献する
日々実感できることは、ランニングコストでしょう。使用するエネルギーが少なければそれだけ電気代が低くなります。
電力を確保し、省エネ性能の高い家電を用いることで、『スマートライフ』を実現できることになりますが、もう一つ省エネを高める方法があります。
ズバリ、家づくりです。
室内の使用する電力の中で約5割を占めといわれているエアコンですが、外気温によって使用する電力に違いがあります。
つまり外の暑さ・寒さを伝わってこないようにすれば、エアコンにかかる電力を削減できます。
熱を伝わってこないようにする「断熱性能」、室内の空気が逃げないようにする「気密性」が高ければいいのです。
これから建てようとする全ての建物を対象に、「省エネ性能があること」が求められています。
建物内で使用する消費エネルギーを削減することにねらいがあるのですが、これまで大きな建物にしか省エネ基準を満たすように義務付けられていませんでした。
さらなる消費エネルギー削減に向けて発布された法令の中に含まれているのが、「省エネ性能説明義務」です。
建築士より建物の性能について説明を受けることで、施工主の「性能に対する関心」を高めることを目的としています。
説明を面倒がらずに、きっちと受け、せっかく建てるマイホームをよりよいものにし、快適な生活を遅れるようにしましょう。
「高性能・省エネ住宅」に住まれている方の多くは、やはり快適性がアップしたと実感されています。
「高性能・省エネ住宅」では、高性能の省エネ家電を備え付け、消費電力の効率性をあげる高断熱・高密度の家づくりに加えて、太陽光発電の創エネで実質収支ゼロになるようにシステムをつくっているのがZEHです。
『スマートライフ』に必要な設備を全て備えていそうと思われますが、蓄エネに該当する「蓄電池」が必須にはなっていません。
またあえてお伝えするなら、ZEHでも地域によっては太陽光発電を備え付けていない場合があります。
ZEHは、家づくりにおいて”快適に過ごせる”ことが前提にあります。
高断熱・高気密により、室内では外気温に関わらず”夏は涼しく・冬は暖かい”生活ができるからです。
気温は、生活の上で常に感じるものです。日本は四季がある魅力ある地域ですが、気温差によって、ヒートショックとよばれる健康被害があることも事実です。
自然と健康的に過ごせる家で、暮らしていきたいと思いませんか。
ZEHで快適な『スマートライフ』を送ろう
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しており、ZEHビルダーとして認定されています。
ZEHビルターとはZEHを建てることを認められた工務店の呼称です。
弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
また注文住宅として、ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきます。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。