家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2021/05/13
テレワークが増え、家の中でどう集中して仕事ができるか。これから家を建てようとする際は”ワークスペース”を確保した家を考えていく必要があります。
どこに”ワークスペース”をつくるべきか、一つあれば十分なのではと考えていらっしゃる方もいるでしょう。
今の時代、多くの世帯が『共働き』です。お二人ともが在宅・テレワークもありえます。お子様の様子を見ながら、働かなければならないときもあります。
家族全員が、テレワークの中でも快適に過ごせる家を提案します。
コラムのポイント
・”ワークスペース”は作業に集中する場であり、在宅で行うメリット・デメリットを踏まえた間取りを考えます。
・おすすめする”ワークスペース”の間取りは、一つは個室、一つはリビングの一角など半個室スペースをつくることです。
・”ワークスペース”は、1畳から2畳あれば作業は行えます。
・”ワークスペース”は、職場であり、働く人の共有スペースと考えましょう。
仕事・作業を行う場所のことを指します。書斎や子供部屋も”ワークスペース”の一つともいえます。
リビングでできるから、作業ができればいいではいけません。
おそらく、リビングで仕事をして多くの不都合を経験されているから、ワークスペースについて調べていることでしょう
パソコンを定位置に置いておきたい、付随する資料も置いておきたい、より集中して仕事がしたいかと思います。
●仕事に集中できない
●生活音が気になってオンライン会議などに支障がでる
●仕事時間の争奪戦が起こる
オフィス内であれば、周りが皆仕事をしているわけですから、仕事モードで集中することができます。
またオフィス内でも会議は、会議内容であったり、「音」に配慮するため別室で行われます。
在宅では、同じ環境をつくることは非常に難しいです。だからこそ、「集中」してできる”ワークスペース”が必要なのです。
他にも、リビングで仕事をしていると、「お昼は?」など、せっかく集中しているのに、遮られることも少なくありません。お互いの仕事を尊重するために、”ワークスペース”は2つ以上必要になることも念頭にいれておきましょう。
”ワークスペース”は部屋の隙間を上手に使ってつくることができますが、広くはなくても、場所が取られるデメリットが生じます。
”ワークスペース”をつくるぐらいなら、リビングを広くしたい、もっと他のことに使いたいと考えることもあるでしょう。
家で仕事・授業を受けなければならない状況がこれから、どんどん増えてくるでしょう。となれば、あの時つくっておけばよかったと後悔することになりますので、どんな形であれ、”ワークスペース”は確保すべきです。
共働き、二人以上の方が在宅でテレワークをすることを前提に考えます。
ご夫婦だけではなく、これからの時代、お子様もオンライン授業化が進むことも想定しておくべきでしょう。
リビングの一角で十分ではないか、と考えられるかもしれませんが、オンライン会議・オンライン授業など、「音」が入ることを考えるべきです。
PCから聞こえる音、さらに自宅の別の部屋から聞こえてくる音、両方に配慮しなければなりません。
やはり相手との会話をしっかりと聞かなければなりませんし、余計な音が入らないことで、相手に失礼のないようにしなければなりません。
同じ時間に、会議・授業が開催されることもありますので、2部屋つくっておくと安心です。
お子様など、様子を時々目が届くようにしておきたい、あるいは家事など同時並行して行いたい場合、個室よりもカフェのようなオープンスペース、リビングなどの一角に”ワークスペース”をつくることがおすすめです。
できれば、完全なオープンスペースではなく、片側は、パーテーションや棚を置いて、半個室化することで、必要なときには作業に集中し、ふとした瞬間は周りを見ることができます。
時には、予算や床面積の関係上、個室”ワークスペース”を一つしかつくれないこともありますので、”ワークスペース”の使い方にも注意しましょう。
個室の”ワークスペース”は、個室で仕事を行っている間、「集中」することができます。
先にお伝えしている「音」も、お互いに配慮する必要性は少なくなります。個室にさらに防音を施しておくとさらに安心です。
ただし、個室にこもりすぎて、家の中なのに、別居状態にもなりかねない点には注意が必要です。
半個室の”ワークスペース”は、仕事以外の別のことにも注意を向けやすいことです。家事・育児の同時並行をしながら仕事がしやすいことがメリットです。
一方で、仕事以外にも目がいきやすいため、「集中」しきれない点は拭えません。
多くの世帯では、男性が個室、女性が半個室”ワークスペース”となってしまいがちです。家事・育児があるのだから、と理由・役割分担をしてしまうからです。
仕事はお互いに行っています
どちらにも「集中」できる環境が必要ですので、個室”ワークスペース”は、時間や日で使い分ける、共有の”ワークスペース”と認識しましょう。
”ワークスペース”の個室、半個室という点ばかりお伝えしていますが、どれだけの「広さ」があればいいのかも気になりますよね。
ワークスペースに必要な広さは、一畳から2畳程度で十分です。
テーブルと椅子が置ければいいのですから。あとは必要な資料・ヘッドフォンやマイクなども少し置いておければ十分でしょう。
一畳であれば、100cm幅のテーブルを置き、ノートパソコンを置くことができます。
二畳であれば、120cm幅のテーブルに棚も設置し、ダブルモニターを置いたり、資料もまとめて置いておけます。
”ワークスペース”に必要な収納は、多くても3段BOXやワゴンがあれば事足ります。
あまりあれもこれもと置いてしまうことは作業に支障をきたす恐れがありますし、お二人でつかう”共有”スペースです。
お互いにPCがあれば、一時的に一つPCを置くスペースがあればいいのです。
PCは電子機器です。別でモニターを用意することもあるでしょうし、どちらのPCも充電しておく必要もあります。
専用の”ワークスペース”をせっかくつくるのですから、電源は多めに用意しておくといいでしょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しており、ZEHビルダーとして認定されています。
弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
また注文住宅として、ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきます。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。