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施工事例
家づくりの豆知識
2021/05/20
コロナによって注目を集めている「おうちキャンプ」。家にいながらも外にいるかのような楽しみができ、在宅によるストレスの緩和に有効です。
「おうちキャンプ」をするなら、広さのあるベランダやバルコニー、テラスがあるといいですよね。第2のリビングともなり、よりおうちが広いように感じられますし、使い方もいろいろあります。
コラムのポイント
・ベランダ、インナーバルコニー、テラスの違いは、設置する階数、屋根の有無による呼び方や、固定資産税対象かどうかで異なります。
・インナーバルコニーやテラスの使い方は、人それぞれであり、無限大ともいってもいいですが、第2のリビングとして、家が広く使うことができます。
・「おうちキャンプ」を楽しむ場所として活用すれば、在宅でも開放感を感じて、ストレス緩和に有効でしょう。
・「おうちキャンプ」をする際の間取りの考え方、あるといい設備をご紹介します。
各定義と違いに触れていきます。バルコニーとインナーバルコニーの違いにも注目しましょう。
ベランダ・(インナー)バルコニーにの違いは、「広さ」と「屋根の有無」です。
どちらも【建物の外に張り出した場所】である定義があります。
ベランダ・・・狭い、屋根がある
バルコニー・・・広い、屋根がない。2階以上の場所にある
「広さ」において、正式に◯㎡からバルコニーという規定もありませんし、最近の物件情報のチラシ・広告では「ベランダ」という表記が減り、「バルコニー」が主流となっています。
家の一部が屋外になっているスペースのことであり、幅(奥行き)が90cm以上あり、屋根がついている空間を指します。
”インナー”という表記がついている通り、建物の”外に張り出していない”「内」の空間として考えられます。
また奥行きもあるため、小さな部屋ように使え、これから新築を建てようと検討している方にとっては、人気が高い間取りです。
大きな違いは、設置される階数です。もちろん屋根の有無にも違いがあります。
テラス・・・1階に設置、屋根はなし
インナーバルコニー・・・2階以上に設置、屋根がある
定期では、テラスは屋根がないものとありますが、昨今、テラスでも屋根が設置されることが増えていますし、屋根や全体的に囲い(ガラス張り)があるとテラスからサンルームという呼称に変化します。
おうちキャンプやBBQなどで、インナーバルコニーやテラスを検討している場合、設置する場所や、近隣の視線には配慮すべきでしょう。
インナーバルコニー、テラスでは、家にいながら外とのつながりを感じられる開放的な場所です。
屋根があることで、天候に左右されず使えますし、開放的な空間は、在宅にいるからこそ感じる閉鎖的なストレスからも解放してくれます。
新型コロナによって、出勤スタイルからテレワークスタイルに変更、緊急事態宣言などになり、在宅時間が増えているからこそ、メンタルケアとしても大切な空間です。
小さなお子様の水遊びの場所にもできますし、DIYに挑戦することもできますし、ガーデニングも楽しむことも可能です。
インナーバルコニー、テラスを設置すると仮定した場合、まず使い方を考えなければいけません。
今回は、「おうちキャンプ」に限定して考えてみます。
インナーバルコニーでもテラスでも、以下の2点だけは念頭に入れるといいでしょう。
■キッチンは1階か2階か
■道具の収納場所はどこか、または出しっぱなしか
おうちキャンプでは、食べ物の持ち運び頻繁に行われます。となれば、キッチンがある階に設置することで、行き来がしやすくなり、「おうちキャンプ」をすることに億劫にならずに済むでしょう。
一方で、キッチンが近すぎるために”アウトドア感”が少ないと感じる場合もあります。
主婦目線から考えると、1階で「おうちキャンプ」、テラスがいいでしょうし、童心に返るような、秘密基地のような感覚、生活感を感じさせないように「おうちキャンプ」を楽しみたいのであれば、キッチンから離れた階に設置するのがおすすめです。
『インナーバルコニー』を調べられる際、よくテーブルとチェアが置かれている状態の画像を見つけられると思います。
見ているだけであれば、「おしゃれ」「いいかも!」とイメージを膨らませやすいのですが、実際に生活し始めると、「おうちキャンプ」だけの使い方をすることは少ないため、道具など片付けなければなりません。
近くに、折り畳んで置いておくと考えても、収納・保管スペースが必要です。テラス・インナーバルコニー内に設置するのか、もしくは他の収納も考え、シューズクローゼット・納戸などに収納・保管することも考慮しなければなりません。
出しっぱなしでも対応できるかもしれませんが、数が限られますので、全てものを出したままにすることはできないと考えてください。
道具の出し入れも考えておくことで、「おうちキャンプ」をどのくらい楽しめるのか違ってきます。
インナーバルコニーであれば、2階に設置されるため、ご近所の方が家の前を通られても、見えることはありません。大声で騒ぎ過ぎなければ問題はないでしょう。
テラスの場合、庭に面していることもあり、ご近所の方から丸見え状態になることもあります。可能であれば、簡易の柵や、テラスに高さをつけておくと、直接見られることはありません。
普段どれだけ静かな住宅地でも、人は通りますし、キャンプ場ではありませんし、住宅街の中で行うことには変わりありませんから、周りの方への配慮・視線には注意すべきです。
インナーバルコニーでもテラスでも同じですが、特にインナーバルコニーには水栓は確保しておくべきかと思います。
バルコニー内を水洗いしたいときもありますし、「おうちキャンプ」で使った道具を洗う場合にも、わざわざキッチンなどで洗うよりも、利便性がぐっとよくなります。
テラスの場合、庭など水栓が確保されていることも多いとは思いますが、近くにあるかないかで、片付けのしやすさが違ってきます。
インナーバルコニー。テラスをつくりたいという希望には。余暇を楽しむために、という考えが根底にあるとは思います。
しかし、どんな生活をするのか、していくのかをまず考えた上で検討してください。
生活に根ざした家を建てることで、快適さが違ってきます。
よりご自身の生活に密着した家を建てるのであれば、『注文住宅』で家をぜひ建ててください。
『注文住宅』では、生活動線を考えた間取りやお好みのスタイルで、家を建てることが可能です。
例えば、インナーバルコニーで「おうちキャンプ」をするから、道具をしまうクローゼットや納戸は、インナーバルコニーに近い場所につくりたいという希望も叶えることができるのです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しており、ZEHビルダーとして認定されています。
また弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
またモデルホームを軸に注文住宅として、ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきます。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。