家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2021/06/21
仕事をしやすく、家族みんなが快適に暮らせる、ワークスペースのある家づくりについてご紹介します。
コラムのポイント
・ワークスペースをつくる場所は、書斎のような個室か、半個室か、オープンスペースか考えましょう。
・ワークスペースに必要なもの、ツールを考え、準備します。
・必要なツールは、テーブル・ワーキングチェア・PCですが、長期的視点では不足しています。
・長期的に考えると、ヘッドフォンやイヤフォン、サブモニター、PCスタンド、WEB会議用の背景を考えたソフト、資料を保管するグッズなど、作業の効率性をあげるツールも必要になります。
・ワークスペースは共有で使うこと、1箇所ではなく、2箇所以上必要になることを念頭におきましょう。
・ワークスペースは、木の空間にすることで、集中力・快適性が向上します。
仕事・作業を行う専用の場所です。
自宅で仕事を行う場合、3つのタイプのワークスペースがあります。
書斎ような完全個室タイプ、隙間空間を有効に使い、扉をつけないなど密室にならない半個室タイプ、カフェのようなオープンタイプです。
集中のしやすさや、家事・育児・介護など他のことを同時並行しながらできる、など各タイプにはメリット・デメリットがあります。
(メリット・デメリット・間取りに関してはこちらをお読みください)
ネット環境はいうまでもありませんが、テーブル・PC・椅子は必ず必要です。
長時間、仕事をすることを考えると、椅子にはこだわってほしいと思います。
在宅ワークを始めたばかりであれば、ダイニングテーブルで仕事をすることも多いとは思いますが、いざ仕事をすると、長時間座っていることが辛くなってきます。
ダイニングチェアは、あくまで食事中のための椅子ですから、長時間座ることを考えてつくられてはいません。
だからこそ、椅子はワーキングチェアにすべきなのです。
ワーキングチェアは、長時間座ること、何か作業することが前提条件にあるため、人間工学を活かしてつくられている椅子もあるからです。
だたし、テーブル・PC・椅子は最低限必要なものであり、仕事を続けていくなら、効率をあげるものも準備すべきです。
ヘッドフォンやイヤフォン、サブモニターやPCスタンド、WEB会議用ソフト、収納グッズです。
仕事はもくもくとPCに向かって打ち込む作業だけではありません。時にはオンライン会議も行われます。
今多くのPCは、カメラ機能が搭載されていますので、改めてカメラを用意することは少ないと思いますが、相手の会話をしっかりと聞くためには、ヘッドフォンやイヤフォンがあることが望ましいでしょう。
またサブモニターがあれば、資料を横に見ながら、作業をしたり、オンライン会議に参加することもできます。
PCスタンドに関しては、サブモニターで使うこともありますし、メインで使用するPCにセットすることで、腕の疲れも軽減することができます。
さてオンライン会議では、背景が映り込み、生活・プライベートを見せたくないと思うことも少なくありません。背景を気にしてアングルが変になっても相手に失礼になります。こんなときに活躍してくれるのが、背景ソフトです。
ただし、使用する会議アプリによっては、背景をカスタマイズし、お好みの背景にすることもできますので、一度調べられてみてはいかがでしょうか。
必要なもの。揃えておくといいものをご紹介しました。次に、ワークスペースという場・空間を考える際に、念頭に置いておくべきことをご紹介します。
ワークスペースは、各個人専用でつかう場・空間と考え、個人に合わせた空間づくりを意識されることが多いです。
ですがご家族の場合、各一人一人に固定のワークスペースあればいいとは思いますが、家の広さ・間取りを考えた際に、一人一人につくることは難しい場合もあります。
特に奥様専用のワークスペースをつくることは、軽薄になりがちです。
ご家族で個室を考えた場合、お主人の部屋・お子様の(勉強)部屋は、当たり前のように割り当てられますが、奥様の部屋はつくられていることが非常に稀です。
作業をするなら、リビングやダイニングでできるでしょ?そもそも必要なの?と思われるぐらいに、扱われてしまいます。
確かに家事をしながら・育児をしながらすることもあるでしょう。だからといって、ワークスペースがいらないわけではありません。
むしろ声を大にして、お伝えしたい。
誰よりも、ワークスペースは必要です。他の家族と同様に必要なものもありますし、より短時間で効率的に、集中して仕事をしなければならないからです。
またワークスペースは、大人が使うスペースとも考えられますが、今小さなお子様も、大きくなればオンライン授業になることもあるでしょう。
また同時刻に仕事・勉強をすることもありえるため、最低でもワークスペースは、2箇所必要になります。
オンライン会議であれば、より個室化されている場所の方が、お互いに好ましい時もありますので、個人専用というよりも、順番で使うこと念頭におくべきなのです。
「木」のぬくもりを感じる、本物の「木」、無垢の木でワークスペースを囲むことで、集中力・快適性が向上するからです。
「木」の効果の一つとして、疲れにくいこと、より集中できることが、科学的に認められています。
快適性に関しても、「木」の効果の一つなのですが、「木」の香りが心地よく、また、調湿効果によって、夏は涼しく、冬は暖かい空間をつくりだしてくれるからです。
近年、オフィスでも「木」を利用するところが増加しており、センスよく感じることも「木」を利用する理由ではありますが、上記にご紹介した「木」の効果もあるからです。
もう一つ、ワークスペースに「木」を利用するメリットは、音を吸収してくれるからです。
完全防音とまではいきませんが、オンライン会議や音を出さなければならないときに、同時刻に在宅している家族に対して、必要以上の配慮をしなくてすみます。
オンライン会議では、音をきちんと聞くことも大切ですが、雑音を聞こえないようにすることも、相手側にマナーとして配慮しなければなりません。
家族に対しても、必要以上に聞こえないように、聞こえにくくすることも大切です。
ワークスペースに「木」を使うことは、在宅ワーク・テレワークをする上で、非常にメリットが大きいと思います。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しており、ZEHビルダーとして認定されています。
弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
また注文住宅として、ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきます。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。