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家づくりの豆知識
2021/06/30
設置するのに100万円以上かかると言われている太陽光発電が、今や無料で設置できる時代に変わってきました。
おいしい話すぎると思われるかもしれませんが、【新築】時につけるから、できるのです。もちろん、他にもいくつかの条件がありますが、家を建てようとしている今、防災もかねて考えるべきです。
コラムのポイント
・太陽光発電は、無料で設置することができます。
・無料で設置するためには、新築など条件があります。
・太陽光発電を無料で設置する契約は、「屋根貸し」「PAA」「リース」の3タイプあり、どの契約になるのか、しっかりと検討する必要があります。
・山梨県は、日照時間が長く、太陽光発電を設置するにはピッタリな場所ですが、一部条例により取り付けられない場合があるため、注意しましょう。
無料で設置できること、つまりパネルなどの設置などの初期費用がゼロ円です。
これまでの太陽光発電の設置する場合との大きな違いは、太陽光発電設備の所有者が、家の主ではなく、事業者であることです。
事業者にとっては、太陽光発電の設置場所を広げられるメリットがあります。
事業者にメリットがあるからといっても、やはり条件は厳し目です。
契約会社によって、多少の違いはありますが、以下の条件が多いです。
●2000年6月以降に建築された住宅
●契約者がその住宅の所有者(居住者)であること
●広くて日当たりの良い屋根であること
●屋根の形状、材質などが太陽光発電システムを設置するのに適していること
●W発電にならないこと
●10年以上など長期契約であること
上記のほかに、50歳未満から70歳未満までといった年齢制限もありますし、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、九州電力管内であることも調べられます。
太陽光パネルを設置するのは、屋根ですから、屋根の状態が非常に大事ですから、築年数が長い住宅を避けることは無理もありません
新築で、子育て世帯であれば、住宅条件や年齢制限にひっかかる恐れは、非常に少ないです。
太陽光発電を無料で設置する仕組みに関係がありますが、3つの契約方法があります。
●屋根貸し
●PAA
●リース
いずれの契約も、太陽光発電の設備(パネル)に関して、所有権はありません。
屋根を”貸す”ことで太陽光発電を設置する契約です。
住宅の所有者は、事業者から賃料をえます。
設置した太陽光発電から得られる電気は、売電され、収入は全て業者のものになります。
電気代そのものは、電力会社に支払う仕組みですので、副収入として考えるべきですが、あまり大きな額を賃料としてえられるわけではありません。
屋根貸契約をされる方は、あまり多くありません。
Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略称です。
個人契約よりも法人契約でされる契約です。
建物(敷地)の所有者は、まず場所を提供し、PAA事業者が太陽光発電設備を設置します。設置した太陽光発電から発電された電力は、建物の所有者は使うことができますが、電気代をPAA業者に支払わなければなりません。
というのも、設備の所有・管理者は、PAA業者だからです。
設置・メンテナンスにかかる費用はすべて、PAA業者がもつため、無料で設置できるというわけです。
PAA契約では、建物(敷地所有者)は、使用する電力を支払わなければいけませんが、通常の電気契約よりも安価で契約できますし、災害時でも、発電された電力を使えるメリットがあります。
基本リース期間は10年間です。標準設置工事費、修理費込みとなっており、リース期間中は、家の所有者が負担することはありません。
リース期間終了後、太陽光発電設備そのものの所有権は、家の所有者へと渡ります。
つまりリース期間後にかかる費用は、家の所有者が支払うことになりますので、忘れないようにしましょう。
さて、リース期間中は、電気代は月額固定料金です。売電の収入も得ることができますが、近年売電価格も下がってきていますし、大きな期待はしない方がいいでしょう。
近年、太陽光発電の導入は、防災対策としての位置付けのほうが強いです。災害時に、自宅で過ごせる、電気が使えるという環境は、生活する上で大切になるからです。
それぞれ、契約が長期ですし、使用する電力に対して、電気代を支払わなければなりませんが、通常よりも安価な価格設定になっていますので、お得です。
しかし、途中解約の場合は、費用請求されるなど、マイナス面が大きいことも忘れてはいけません。
PAAとリースに関しては、契約期間満了後、太陽光設備の所有者は、建物所有者へと譲渡されますので、実質、設備費用は無料で、手に入れることができます。
屋根貸しに関しては、期間満了後、太陽光発電設備は撤収されることが多く、屋根を貸していただけになります。
最終的にはPAAかリースかの二択で選択する可能性があります。
契約者が法人向きか個人向きかに、大きな違いはありますが、法人向けと言っても、今後個人向けにも展開される可能性もありますので、知っておきましょう。
契約満了後、太陽光発電の設備の所有権が譲渡される点では同じです。
PAA・・・電気代は使用した分のみ支払う
リース・・・電気代は固定
いたってシンプルな違いかと思います。ただし、リースの場合、契約期間満了後にかかる電気代は増える可能性もあり、電気代が試算しにくいかもしれません。
山梨県内で大尉陽光発電を導入することは、増加傾向にありますが、景観や土地の安全性を考え、産業用では山梨県の条例で設置できない場所があります。
(詳しくはコチラでご確認ください)
太陽光発電は、防災のために導入することも、家・家族を守るために必要なことと考えます。
しかしながら、日照時間が短いなど、せっかく設備を整えても十分な発電ができない地域もあります。
山梨県は、導入して損はありません。
冬はたしかに積雪もありますが、日本国内で、一番日照時間が長い県と認定されています。
エネルギーをたっぷりと蓄えられる環境なのです。
太陽発電設備を無料で設置できるようになったことは、家を建てる上で非常に魅力です。
せっかく山梨県に家を建てようと考えているなら、より自然を感じる家を建ててみませんか。
天然の木の家です。
木のあたたかみを感じ、柔らかな空間の家を建てることができます。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しており、ZEHビルダーとして認定されています。
弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行い、自然を慈しみ、楽しむ暮らしをご提案します。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。