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2022/01/31
毎年、年末・年度末になると住みたい街ランキングが発表されますね。自分はどんな街に住んでいるのか、いい引っ越し先はないかと探している方にとっても、興味があることでしょう。
今回は、最新版の住みやすい街ランキングのご紹介と、住みやすい街はどんな街なのかを検証し、どんな街で暮らしたいのかぜひ考えてみてください。
コラムのポイント
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まずは、甲信越版の結果です。
甲信越の中で、生活の利便性、交通の利便性が備わった自治体がランクインしています。
甲府市は、県庁所在地であること、大型百貨店が立ち並んでいることから、利便性のよさがやはり、高い人気があります。少し車を走らせれば、レジャーも楽しめるという理由もあるようです。
参考:ふるさと回帰支援センター
ふるさと回帰支援センターは、あまり聞き慣れないかもしれませんが、東京・大阪を除く、全国45道府県の自治体と連携し、地域の情報を提供し、地方暮らし、IJUターンを含めた移住相談センターです。
まだ移住先がはっきりとしない、他のところも調べておきたい際に、情報をまとめてくれているので、有益かと思います。オンライン相談やセミナーも積極的に開催されています。
住みたい街=住みごごちがいいとは限らないかもしれません。住みごごちがいいのは、暮らしやすい証拠ですので、合わせてチェックしておきましょう。
住みたい、住みごごちランキングを見比べてみると、山梨県昭和町がランクインしていますね。中央自動車道甲府昭和ICがあり、180店舗以上入ったイオンモールなど、買い物施設も充実しているエリアです。
田舎のようで、田舎ではない、充実した施設の多さは、利便性もさることながら、自然環境との程よさが人気の理由ではないでしょうか。
ランキングを色々とご紹介しましたが、個人の主観で答えられますが、一体どんな街が住みやすいと感じるのか、考えてみましょう。
これから引っ越しや移住を考える上で、街選びにも関係すると思いますので、参考にしてください。
交通・生活の利便性のよさは必須ですね。最寄りの駅までの距離やバスの巡回頻度、駅が各駅停車しか停まらない駅なのか、特急などの電車が停まるのか、と電車を利用される方にとっては、重要なポイントです。
また、大型スーパーや病院があるかないか、そこに行く手段が徒歩圏内、車で30分程度かといった生活の利便性も大切です。
交通・生活の利便性がいいところは、様々な施設が集まっている分、街中がビルなどきゅうぎゅうになり、気持ちの余裕が持ちにくいかもしれません。
一方では、施設が少なければ、穏やかな環境になりますね。
安全性は、犯罪率にも関係するかもしれませんが、犯罪が多いところに住みたくはありませんね。ですが、犯罪率ばかり目を配っていてはよくないと思います。
というのも、一見穏やかな環境に思える場所でも、犯罪が起こりうるからです。特に子育てにおいては、注意が必要です。
小児科や保育園や幼稚園があるかないか、子育て世代では重要視されるものです。しっかりとした進学校や進学塾も考えるご家庭もあるでしょう。
しかし見逃しがちなことがあります。さきほどの安全性に関することですが、穏やかだからこそ、人がいないことがあります。
人がいない=お子様一人になる可能性がある=遊ばせることができないとなるわけです。
実際に、住宅街で暮らしたものの、同世代がおらず、一人で学校に行くことになり、田舎道を歩かせることになります。ですが、このご時世、一人は危険度が非常に高くなりますから、親の送迎は必須になりますし、お友だちの家に遊びに行くのも親が送迎となります。
昨今、地震の発生が増えていますし、豪雨にもみまわれることがあります。
海の付近であれば、津波の危険性が考えられますし、山の付近であれば、土砂崩れの可能性、川の付近であれば、氾濫することも考えられます。
また今は普通の土地かもしれませんが、過去は沼地だったかもしれません。ハザードマップを確認したり、過去の土地の状態も調べてみる必要があります。
国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトもぜひご参照ください。
せっかく素敵な場所に家を建てることができた!としても住宅そのものの快適性もなければいけません。住宅だから、街の住みごごちには関係ないと思われるかもしれませんが、家あっての街です。
家が快適でなければ、その場所が暮らしにくい、住みたくないと繋がってしまうからです。
住民のつながり、文化・歴史等、その地域が持つ「地域らしさ」も、住みごごちに関係します。
例えば、京都のような長い歴史のある街には様々な魅力がありますが、昔ながらの街には、移住者にとっては、慣習が窮屈に思える場合があります。
ご紹介したランキングの中で、ランキング上位常連である、北杜市があまり見られなかったのが不思議ですよね。
実は、山梨県版住み続けたい街ランキングで4位でした。つまり、今北杜市で在住の方にとっては、十分に快適に暮らせている、満足している証拠だと思います。
住み続けたい街、北杜市での快適な家づくりについて考えてみませんか。
ご自身のご希望と生活スタイルに合わせた間取りでないと、家が快適ではありません。
ご家族の健康を守るためにも、自然豊かな環境の中、自然素材の家で、木のあたたかみを感じる家を建てることもぜひ検討してください。
最初から間取りに関して個人で考えることは難しいと思います。プロに相談することで、新しい発見もあるかもしれません。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。