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家づくりの豆知識
2022/09/17
週末は、別荘で過ごすという憧れの生活をしてみたいなら、どんな生活を送れるようになるのか、現実的に考えてみませんか。
二拠点生活、デュアルライフが世間的にも浸透しつつあり、週末は別荘で過ごす方が増えつつあります。ただし、デュアルライフを送る方にとって「別荘」ではなく、もう一つの「家」であることを念頭におきましょう。
コラムのポイント
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別荘を建てるとなると、資金面で不安があるため、レンタルなら何とかやりくりができるのではないかと考える方もいるかもしれません。
そこでどんな人が週末別荘を考える場合、レンタルがいいのか、思い切って別荘を建てるのか合っているのか、チェックポイントをお伝えします。
□別荘がある生活を体験、お試ししてみたい
□年に1回〜2回程度、滞在することを考えている人
□旅行に行くように、いろんなところに行ってみたい人
□別荘の管理・維持を気軽にしたいと考える人
□別荘がある生活を体験、お試ししてみたい
レンタルのよい点は、1泊など短期滞在から1ヶ月単位でも選択して利用できることです。
行ってみたい土地だから、好きな場所だから住みたいけれど、いざ住むとなると不安に感じることもあるでしょう。
移住を考えている人場合でも、その土地のよさや生活環境を知ってから移住することで、思っていたことと違う、と後悔することも少なくなるでしょう。
□年に1回〜2回程度、滞在することを考えている人
週末別荘とはいえ、毎週別荘に行くのか、2・3ヶ月に1回、もしくは半年に1回なのか利用頻度を考えましょう。
年に1・2回、つまり半年に1回であれば、レンタルの方が向いています。
また2・3ヶ月の1回程度の場合は、レンタルがいいのかどうは、判断に迷うところでしょう。だからこそ何のために週末別荘に行きたいのか、合わせて考えることをおすすめします。
□旅行に行くように、いろんなところに行ってみたい人
週末別荘の利用の仕方を考えてみましょう。
例えば複数世帯で、1棟で過ごしたいのであれば、旅行と同じような感覚かと思います。
しかし、単世帯、1家族で、子育て環境、自然に触れる経験を積ませたい、できれば国内のいろいろな場所に行ってみたいと考える場合も、レンタルが向いているでしょう。
□別荘の管理・維持を気軽にしたいと考える人
別荘を持つことで大変なことは、管理・維持です。
家は換気をしないと、湿気が溜まり、家を傷めてしまうことになりますので、定期的に窓を開けるなど対策を行わなければいけませんし、掃除をしなければなりません。
また、水道電気などいつでも使えるようにしておかないといけませんので、毎月基本料金を支払っておく必要もありますし、税金という維持費もかかってしまいます。
しかしレンタルであれば、管理・維持は管理会社が責任をもって行ってくれますので、お任せすることができます。滞在中の管理だけになるため、気軽に別荘を利用することができるでしょう。
□月1回以上滞在する
□もう一つの生活・仕事の拠点としたい
□シーズンを問わず利用したい
□月1回以上滞在する
別荘に月1回以上行くことを想定しているのであれば、月4回、年間で48回行くことになります。
都度レンタルの手続きを行うことが面倒になり、レンタル費用もかかりますので、そんな生活が3年・5年となれば、建てることも視野に入れるべきかと思います。
□もう一つの生活・仕事の拠点としたい
仕事が場所を問わずにできる業種であること、テレワーク・在宅ワークが主となっているのであれば、デュアルライフを行い、別荘をセカンドハウスとして考え、二つ目の生活・仕事の拠点として利用することができます。
自分の別荘になるわけですから、必要な仕事道具・器具を置いておくことができますし、疲れたときにリフレッシュしようと別荘に行くこともできますね。
□シーズンを問わず利用したい
レンタルの場合、気軽に利用できる点でメリットがありますが、夏休みや冬休みなど利用希望者が多くなるシーズンがあり、レンタルしたいけれど、予約されているため、利用できないことが想定されます。
思い立ったときに別荘に行ける、シーズンを気にせず利用するのであれば、MY週末別荘を持っておく方がいいでしょう。
別荘もセカンドハウスも、従来生活している家があり、2つ目以上の家に対して使われる言葉ですね。
同じような意味合いですが、税法上、異なる考え方がありますので、違いを知っておきましょう。
軽井沢など別荘地として有名な場所をはじめ避暑地や景勝地などにログハウスや戸建てタイプ、マンションタイプと形態を問わず多くあります。
別荘とは、余暇・療養のために利用する場所、富裕層が保有しているというイメージが強いでしょう。
税法上でも、別荘は非住宅としてみなされますし、固定資産税などの税金も徴収されます。
セカンドハウスとは、名前の通り2つ目の家です。月1回以上滞在する場所であれば、セカンドハウスとして認められます。
近年のデュアルライフを実践している人、デュアラーは富裕層であるとは限りません。若い世帯や年収500万円程度の世帯がデュアルライフをライフスタイルとして選択し、セカンドハウスを保有していることが分かっています。
参考:一般社団法人 不動産流通経営協会 複数拠点生活に関する基礎調査
そして、税法上でもセカンドハウスは居住用として判断され、固定資産税や都市計画税などの税金はかかりますが、優遇措置があります。
どのくらいの優遇措置になっているのかは、自治体により異なっていますので、事前に自治体の担当の課でご確認をお願いします。
週末別荘は、昭和時代の別荘と捉え方が異なっているとは思いますが、どのくらいの頻度で、どのように利用するかがポイントです。
新しく別荘、セカンドハウスを建てることは、移動費だけでなく、固定資産税をはじめとした税金、初期費用(建築費やインテリア、家電関連)、インフラ系のランニングコストがかかります。
注意点!
現実的にかかる費用をしっかり見積もること
事前に週末別荘をレンタルする、移住者向けのお試し住宅に滞在するといった体験を繰り返し行っておきましょう。
週末別荘という名前の通り、週末ごとに利用することを前提としているなら、ご自身の好みのデザインの家とインテリアに囲まれた家を建てることで、心豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。
週末別荘として利用する家であるなら、非日常的な雰囲気、リラックスできる間取り・家づくりにすることがおすすめです。
●土間
●シューズクローゼット
●テラス・ウッドデッキ
●パントリー
●土間
家庭菜園やBBQ/キャンプなど楽しんだ後、靴や服が汚れてしまいます。土間があれば、ある程度土を落として室内に入ることができますし、土間自体の掃除もしやすくなっています。
ご近所の方と少しおしゃべりする場所としても使うことができますし、地方ならではの暮らしにはピッタリです。
ご近所の方からいただいたお野菜などの保管もできますね。
▶︎関連コラム:玄関に土間をつくろう|快適生活には必要かも
●シューズクローゼット
玄関内の大きな収納スペースは、外で使うけれど、雨・風にさらしたくない、ベビーカーや車椅子、アウトドアギアなどの保管場所として使うことができます。
一つ一つが地味にかさばるもののため、収納場所に困ることが多いです。初めから大きな収納スペースを設けておけば、出し入れの際もラクにできますし、玄関も清潔に保ちやすくなります。
▶︎関連コラム:シューズクローゼットは必要か|玄関につくるメリット
●テラス・ウッドデッキ
テラス・ウッドデッキは外と中をつなぐ中間の場所です。室内を開放的に見せてくれますしリラックスしたいときや、BBQやコーヒータイムを満喫するために、軽く外に出ることができます。
▶︎関連コラム:テラスかインナーバルコニーでおうちキャンプ|違いとメリット
●パントリー
パントリーは、食品保管庫のことを指します。週末だけを利用するなら、まとめ買いすることも多いでしょう
常温保存が可能な食べ物をつくって置いておいたり、水のストックを置いておいたり、ちょっと高級なコーヒーを置いておいたり、1畳あればつくれる間取りですので、キッチン内をスッキリとシンプル設計にするなら、つくって損はないでしょう。
▶︎関連コラム:パントリーは1畳でつくれる|パントリーがある生活が快適
●コンパクト設計
●自然素材
●コンパクト設計
できるだめまとまった設計にすることで、無駄な時間を省くことができます。平屋であれば、すべてが1階にまとまりますので、掃除など行いやすくなります。
▶︎関連コラム:子育て世代に人気上昇中|平屋の魅力と間取り紹介
●自然素材
別荘は非日常的な空間づくりにしたいものです。
都会的・生活感があふれる雰囲気だと、せっかくリフレッシュのためにやってきたのに、何のために別荘に来たのだろう?と気分が落ちてしまいます。
自然素材の壁・床に囲まれることによって、木のあたたかみを感じられほっと休まる空間を演出できるでしょう。
▶︎関連コラム:自然素材の家|工務店で建てるやさしい家づくり
週末別荘においてポイントとなるのは、利用の仕方はもちろんのこと、地域に合わせた間取り・家づくりであることも大切です。
地元の生活を知り尽くした工務店に依頼することで、新しい間取りの提案もあるかもしれません。別荘だからこそ快適にすごせる間取り・家づくりをしましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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