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2022/09/24
都市圏の窮屈な生活から抜け出したい、スローライフを送りたい、自然豊かな環境で暮らしたいと田舎暮らしに憧れる方が多いです。
ただし実際に田舎暮らしを始めて後悔する人、数年後には都市圏に戻る人も少なからずいます。
後悔しない田舎暮らしにするためには、自分らしく、なおかつ「おしゃれ」に楽しむこと、田舎暮らしならでは生活をしっかり理解しておくことが大切です。
今回は、田舎暮らしをおしゃれに楽しむためのポイントをお伝えします。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
●自然と共生
●車社会
●ご近所さんとの関係が深い
●不便に感じる部分がある
●心はスローライフで穏やか
田舎暮らしの生活が想像通りでしょうか。それぞれ詳しくお話しします。
すぐにそばに森林があり、小道があるでしょう。四季折々の風景を存分に楽しみ、感じることができます。
雄大の自然を近くに感じることができ、マイナスイオンをたっぷりと浴び、草花の香りが風に乗り、ほっと和むような気持ちやリフレッシュすることができるでしょう。
一方で、虫が多く悩ませることも多々あります。夏の蚊だけでなく、クモ、蜂も。時にはヘビも出没する場所もあります。
虫が苦手な人には、想像以上の多さに気が滅入るかもしれません。
ただし、自然が豊かな場所でとれる野菜は、非常においしいです。
新鮮であることも理由の一つかと思いますが、水がきれいで、土の養分も申し分のない状態です。道の駅をはじめ、地元野菜を安く販売されていますし、ご近所さんが譲ってくれる場合もあります。
田舎では、駅だけでなく、バス停の数が多いわけではありませんし、頻度も多くありません。
ちょっとスーパーに行きたい、病院へ行きたいとなると、移動手段は自家用車です。
都市圏ではペーパードライバーで自転車での生活が成り立っているかもしれませんが、田舎では自転車で行動するには、不便です。
山道や砂利道が多く、移動距離も非常に長くなりがちだからです。
都市圏での昨今のお隣さんとの関係が、非常に浅いと言われていますよね。隣の人がどんな人か知らない、挨拶をかわす程度の場合が当たり前でしょう。
しかし、田舎の場合、地域ごとの結束が強く、自治会の参加は当たり前、世帯の年齢層が高い、など驚く可能性が高いです。
もちろん、移住を歓迎している自治体も増え、移住者が多い地域では、若い世帯の世帯数も多い場所もありますので、事前に体験をし、地域の雰囲気をしっかりと掴み取っておくことが肝要です。
ちょっとコンビニに行く、病院に行きたいとなる場合も当然ありますよね。しかし、田舎ではコンビニ数も病院の数も圧倒的に都市圏より数は少なく、不便に感じることがあります。
また子育て環境に関しても、自然環境は申し分がありませんが、塾や習い事に関しては歯がゆい思いをするでしょう。
待機児童が少なく、希望する保育園などには入園しやすいとは思いますが、勉学系・スポーツ系の習い事をさせたいと考えている方にとっては、田舎暮らしは向かないでしょう。
田舎暮らしをしたいと考える人の多くは、スローライフをしたいという理由が主だっています。
現実に驚いて田舎暮らしを後悔する人の中では、スローライフではなかったという点です。
確かに都会の時間に追われた生活ではなく、穏やかな空気感の中で生活することができるため、スローライフといえますが、実はやることがたくさんあって、体はスローライフではありません。
夏の庭の雑草抜きから、秋は落葉の掃除、冬は雪かき、春は花植え、薪の整理・薪ストーブの掃除、天候や気温に合わせて行動しなければならず、思ったように進まないため、やることが溜まっていくことがあり、充実感はあるけれど、忙しいと思うことがあるでしょう。
一概におしゃれってどんなものと説明することは難しいですが、自分なりのスタイルで、心豊かな生活を送っている人をおしゃれだと感じる場合もあるでしょう。
では家づくりにおける「おしゃれ」について考えてみましょう。
●一枚の絵のよう
●非日常的な雰囲気
●全体的に統一感がある
●質のよさが感じられる
どの場合も、ふっと引き込まれるような、空気感があるから、「おしゃれ」と感じるのではないでしょうか。
雑誌などの写真に掲載されるようなお家は、鮮やかな色使いがされている場合もあれば、真っ白なかわいらしさが感じられる場合、周りの木・空の雰囲気に溶け込むように佇んでいる場合など、一つの物語をイメージできるものかと思います。
キッチンには食器が積み重ねられている、キッチンペーパーやサランラップが見えると生活感が感じられますよね。
普段と変わらない雰囲気では、なかなか「おしゃれ」だと感じられません。
家と同じようにソファが並べられ、キッチンがあったとしても、北欧の雰囲気やリゾートの雰囲気、シックな和風だと非日常的な雰囲気で、心が引き込まれます。
外観も内装も同じことが言えますが、デザインや家具も含めて全体的に統一感がある場合も「おしゃれ」だと感じられます。
まさに写真そのものが目の前に広がっていたら、「すごい」「おしゃれ」「素敵」と言葉があふれ出します。
アンティーク家具に代表されるように、一つ一つの質がいい場合、不思議と木のあたたかみが感じられ、また品の良さも滲み出ます。
本物だからこそ滲み出る雰囲気は、唯一無二のものです。
無垢の木に囲まれた床や壁も一つ一つ唯一無二であり、質感と美しさを感じることができます。
田舎暮らしにおいて、自然との調和も大切ですね。外観と内装の事例に分けてご紹介します。
事例① 三角屋根×白い壁のかわいらしいお家
外国の森の中に佇んでいそうな、ほっこりさせてくれます。ですが、かわいいだけではありません。
現在の日本国内では、ダントツの高性能な家としてみなされている「ZEH」の家です。
「ZEH」は初期費用の高さは否めませんが、省エネ性能が高い家電・設備と太陽光発電で、月々のランニングコストをしっかり抑えることができるお家です。
▶︎関連コラム:ZEH住宅とは?実例紹介と2022年度補助金制度概要
事例② ヨーロッパ風のスタイリッシュなお家
先ほどの事例と同様に三角屋根と白い壁ですが、全然印象が異なりますよね。
よりヨーロッパの雰囲気が強いかと思います。白い壁の中に、質のよさが感じられる色味の木の扉・玄関とのコラボレーションに心が惹かれます。
事例③ 古都を感じさせる和風のお家
京都をはじめ、奈良や鎌倉などの古都の街並みの中にいるのではないかと錯覚を起こしそうな雰囲気があります。
和風には違いありませんが、昭和時代の和風のお家とは異なっており、センスが感じられる佇まいではないでしょうか。
事例① ログハウス風
自然豊かな環境といえば、山・森林ですよね。
山の中にあるログハウスは登山・アウトドアが趣味の人には、心休まる場所ではないでしょうか。
木がふんだんに使われたログハウスのような壁には、趣味を彷彿とさせるものが並んでいるところや、さりげない雑貨・インテリアと見事にマッチしています。
事例② 土間のあるお家
昭和時代の名残を感じさせる土間ですが、実は広い玄関でありながら、使い勝手のよい場所です。
土いじりやアウトドア系アクティビティのあと、靴やギアなど汚れがつきものですが、土間であれば、一時的に置いておき、綺麗にした後も土間自体が掃除がしやすくなっているため、室内を清潔に保つことができます。
▶︎関連コラム:玄関に土間をつくろう|快適生活には必要かも
事例③ 薪ストーブのあるお家
田舎、森林が多い場所だからこそ、薪が調達しやすく、薪ストーブが暖房器具として大活躍できます。
薪ストーブは、ただ置かれているだけでもインテリアとして映えるおしゃれな暖房器具です。
薪ストーブから見える炎は、人の心を落ち着かせる効果があり、なおかつ体を芯から温めてくれます。都市圏ではできない非日常的な毎日を送ることができるでしょう。
▶︎関連コラム:薪ストーブがある家|本当におすすめ!?
自然豊かな場所で穏やかに暮らせる田舎暮らしは、都市圏とは違う生活を送ることになります。
田舎暮らしの生活に合わせた快適な生活を送るには、自分らしさを失わず、好きなものに囲まれたあたたかな雰囲気のおしゃれな家で暮らしましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
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