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家づくりの豆知識
2022/12/31
家づくりのおしゃれなデザインということで、「和モダン」が人気です。「和モダン」は、「和」という日本人にとって馴染みがあるものと、現代的な雰囲気が合わさっているからです。
おしゃれな家を建てたいと思ったら、「和モダン」も考えてみませんか。「和モダン」の特徴を知り、家づくり・間取りに取り入れられるようにお伝えします。
コラムのポイント
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和モダンとは、「モダン」デザインに「和」のデザイン・要素がかけあわさったデザインです。
では、「モダン」デザインとはどんなもの?と考えてしまいます。
「モダン」とは、「現代的な」という意味があります。「現代的な」デザインは、装飾がなくシンプルであったり、機能性が加わったりデザインであることが特徴です。
特徴をつかめたところで、「和モダン」を間取り・家づくりに取り入れた場合、何があるのか、例をあげましょう。
●リビング続きの和室
●土間リビング
●薪ストーブ
●丸窓×格子
●照明 (和紙、丸みのあるもの)
●日本の伝統色の採用
●格子×自然素材
一時期は、洋の要素が強い家づくりが主流であり、新築で和室が取り入れられることがありませんでした。
しかし、洋(モダン)と日本の伝統スタイル『和室』が融合し、リビングの中もしくは、リビングのつづきに『和室』をつくるというスタイルが誕生しました。
土間も、日本の伝統のスタイルですね。土間は家にいながら土足のまま移動できるスペースです。
この土足のまま移動できるスペースが、DIYや趣味を楽しむスペースとして使い勝手のよさ(機能性)が着目され、リビングの一部に取り入れられました。
薪ストーブの発祥はフランスで発祥した暖房器具です。おいておくだけでも風格があり、おしゃれですよね。
さて薪ストーブは構造上、熱を帯びるため、床は土間仕様が適しています。
土間(和)×薪ストーブ(洋)で和モダンといえるでしょう。
丸い窓は洋風ですね。そこに、和の特徴である格子が加わることで、和モダンが完成しました。和室や和の要素が強い箇所に取り入れられることが多いです。
照明は、新築では間接照明が取り入れられることが多いのですが、通常の照明に和の要素、和紙・和紙調のカバーがあるタイプ、さらに丸みを帯びたものを採用します。
リビング(洋)の中に、和の照明が加わってリビングが和モダンに演出してくれます。
壁やインテリアに、ビビットカラーではなく、アースカラーや日本の伝統色をつかったものを採用します。詳細については、後述します。
内装ではなく外観にも着目してみましょう。和モダンのお家の外観に、木の縦格子が重用されています。
格子でない場合もありますが、自然素材、木がデザインのアクセントに用いられることが多いです。
なお現在、壁は塗り壁よりも、サイティングなど貼り付けられた壁が主流です。その中に自然素材のものが加わることで、和の要素がミックスされているのです。
先ほど、和モダンを間取り・家づくりに取り入れる場合、日本の伝統色を採用するとお伝えしました。
日本の伝統色とは、日本の和の心、四季の美しさを反映させた色であることが特徴です。実は400色以上あります。
どんな色があるのか、一例をご紹介します。
●茜色
●紅梅色
●薄紅
●朱色
朱色は、神社の鳥居に使用されていますので、イメージしやすいかと思います。
●杏色
●梔子色(くちなしいろ)
●飴色
植物の色が多いですね。
●若草色
●抹茶色
草の色の微妙な違いを表現していることが、日本ならではの奥ゆかしさがあります。
●群青色
●藍色
●紺碧(こんぺき)
●空色
名前にもあるように、空の美しさを示した色が多くあります。
日本の伝統色をどのように家づくりに取り入れたらいいのか気になりますよね。
一つは、クッションなどの雑貨やソファに使ってみましょう。家づくりそのものに取り入れるわけではありませんので、もし気に入らなくなってしまっても、気軽に変えることができます。
もう一つは、和室、畳の色に使ってみましょう。
同色系で濃淡をつけると、ぐっとおしゃれに見えます。
和モダンの空間を演出するためには、日本らしさを残しつつ、現代的、洋風の要素を盛り込むことがポイントです。
例えば、大胆に和室にソファを置いても、和と洋のミックスで和モダンな雰囲気にすることができます。
伝統色が見つからないときは
伝統色の家具や雑貨を探し出すことが難しいこともあるでしょう。あまりこだわりすぎてもせっかくの家づくり、部屋づくりが楽しくありません。
伝統色の代わりに、「アースカラー」を使いましょう。
「アースカラー」とは地球・自然のものに近いカラーを指します。ポップな明るさではなく、すこしくすみがあるカラーです。茶色やオレンジ、黄緑と使える色がたくさんあります。
和モダンは和の要素を活かしたセンスが光るテイストです。日本人にも馴染みがあり、飽きがこない、落ち着き感のあるデザインかと思います。
家づくり・間取り・デザイン・インテリアを考えていくことは、楽しさもありますが、難しさもあります。
プロと何度も話し合いながら、家づくりをぜひたのしんでください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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