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ウッドデッキにサンルームを後付けするならまず違いを知ろう – スタッフブログ

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2023/05/27

ウッドデッキにサンルームを後付けするならまず違いを知ろう

 

今ウッドデッキを使って活用していても、もっと〇〇して使いたい、天候や季節にかからず使いたい、セカンドリビングにしたいなど様々な希望が出てくることでしょう。

たしかに、ウッドデッキの上にサンルームをのせたら、おしゃれで、使い勝手がいいのでは?後付けできないかな?と考えるのではないでしょうか。

 

今回は、ウッドデッキにサンルームを後付けできるのか、サンルーム以外の方法、また知っておくべきウッドデッキとサンルームの違いについてまとめました。

 

 

コラムのポイント

  • ウッドデッキにサンルームを後付けできるのか分かります。
  • ウッドデッキとサンルームの違いを分かりやすく説明しています。
  • ウッドデッキとサンルームは根本的に構造が違うため、注意点があります。

 

 

 

 

 

 

ウッドデッキにサンルームを後付けすることは可能?

 

ウッドデッキをサンルームにしたいと考えている方は、屋根をつけたい、部屋のようにして使いたいと考え、サンルームにすることがいいのでは?と考えたからではないでしょうか。

 

ウッドデッキをサンルームにするためには、補強工事の必要があります。

後付けができると銘打っているサイトもありますし、後付けができないといっているサイトもあり、一体どっちなの?と疑問に感じることでしょう。

 

ウッドデッキを土台から改修することでサンルームにすることは可能です。ウッドデッキ全体部分にサンルームを乗せるようにしてつくりたいのか、もしくはウッドデッキの一部サンルームへと変身させたいのか、費用にも影響がありますので、十分に検討する必要があります。

 

 

後付けするなら「テラス囲い」

ウッドデッキにフェンスなどの囲いをつけたい、屋根を取り付けて使い勝手をよくしたいという希望なら、「テラス囲い」がおすすめです。

 

「テラス囲い」であれば、ウッドデッキのよさを壊すことなく取り付けることが可能だからです。

 

 

ウッドデッキの開放性を損なわないように注意

屋根やフェンスなどを後付けする場合、せっかくのウッドデッキの開放的な雰囲気・空間を損なわないようにしましょう。

 

フェンスを取り付けることで、周囲から見えないようにプライバシーを保護できますし、小さなお子様が勝手にどこかに行かないように安全面も増すでしょう。

屋根を取り付ければ、天候に関わらず、ウッドデッキ内に出られるメリットも増します。

 

しかし、ウッドデッキは、外と中をつなぐ場所であり、どちらかといえば、外の空間であるためです。

 

 

 

 

ウッドデッキとサンルームの違い

 

先ほどウッドデッキの上にサンルームを取り付けることは構造上できないとおつたえしましたが、そもそもウッドデッキとサンルームの違いについて理解すると、構造上何が異なるのか、見えてくるでしょう。

 

 

ウッドデッキとは

ウッドデッキは、端的にお伝えすると、庭の一部、エクステリアの一つです。

 

ウッドデッキとは、庭の一部に、リビングなど部屋から直接移動できるようにつくられる場所のことです。多くの場合は木で作られることから、“ウッド”デッキと認知されています。

 

後付けすることもできますが、新築時に設置している方が、家全体の統一感が生まれ、おしゃれな家にすることができるでしょう。

 

 

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サンルームとは

サンルームの発祥は海外であり、植物を育てるための温室を起源としています。年月を経て、植物を愛でるためのcaféスペースとなり、自由な使い方をする部屋へと変わりました。

 

さて、サンルームとは今の時代では居室の一部という考え方です。居室の一部ということは、建蔽率や断熱性など、住宅としての性能を有していなければならないのです。

サンルームでは居室の一部であるため、ガラス張りで熱を集めるため、夏は特にエアコンは必須でしょう。

 

なおサンルームもリビングつづきにして建てられることが多く、ウッドデッキの使い方と変わらないため、ウッドデッキを部屋化したものがサンルームであるという認識が生まれているのかもしれません。

 

 

それぞれ別物

ウッドデッキもサンルームも普段の生活スペースにプラスしてつくられるスペースであることには違いはないでしょう。

 

しかし、住宅の一部なのか、それとも駐車場のようなエクステリアの一部なのかで、サンルームとウッドデッキがそれぞれ別物であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

 

 

 

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ウッドデッキにサンルームを後付けする際の注意点

 

ウッドデッキとサンルームは似て異なるものであることは、お伝えした通りです。

ですが、ウッドデッキをより開放的な部屋として使いたい場合、おすすめは「テラス囲い」ですが、サンルームを取り付けることもあるでしょう。

 

ただし、ウッドデッキの上にただ乗せるようにサンルームをつくるわけではありませんので、知っておくべき注意点をお伝えします。

 

 

費用が高い可能性あり

サンルームは部屋を増設する行為そのものです。そのため、住宅としての性能を加えなければいけませんので、費用が高くなることが予想されます。

 

またサンルームの重みに対してウッドデッキが耐えられないと判断されると、ウッドデッキから作り直すかもしれません。

 

 

建蔽率にひっかかる場合もある

住宅の多くは、面積に対して、広い家を求めて、建蔽率ギリギリで建てられていることが多いです。

 

そのため、後付けでサンルームを取り付けると建蔽率を超えてしまうおそれがあります。リフォームをするという関係上、建蔽率に関してはグレーゾーンになっていることが少なくありませんが、もし、家を手放すことになった場合には、問題が生じる懸念があるということを念頭に入れておきましょう。

 

 

DIYでつくろうとしない

DIYをやってみたい、DIYが得意だから自分でと考える方もいるかもしれません。

しかし安全に使用するためには、きちんとした技術をもった職人さんにつくってもらうことが、何よりです。

 

またサンルームのキットを入手できたとしても、建物・ウッドデッキに合わせたmm単位の調整をしなければなりませんので、やはりDIYでは難しい領域かと思います。

 

 

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ウッドデッキのよさを失わないように

ウッドデッキは、外と中をつなぐ中間点の空間であり、エクステリアの一部です。

サンルームを後付けし、家の一部を増設するのはいいとは思いますが、せっかくあるウッドデッキを変えることで、家全体の雰囲気も変える可能性も、使い方が変わる可能性もあるということを念頭に入れて、冷静に検討してください。

 

 

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