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2023/07/16
ゆったりとした暮らしをしたい、自然の中でのんびりと暮らしたい、田舎で思い切って移住をしたいと希望する方が年々増えています。
場所によっては、猛暑ではなく涼しい夏を過ごせるかもしれませんし、非常に田舎への移住は魅力的ですよね。
しかし田舎に移住して成功する方もいれば、後悔する方がいることも事実です。
今回は田舎移住のメリット・デメリットをご紹介し、移住を成功させるためのカギである場所と家についてご紹介します。
コラムのポイント
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田舎といえば、山に囲まれた、もしくは山が多く、のどかな場所ですよね。
ゆったりとしたペースの中で暮らしたいと思ったら、引っ越し・移住へと気持ちが傾くことでしょう。
さて、田舎はのどかな場所ですから、生活をする上で、メリット・デメリットがあります。
田舎に移住してよかったと思えるように、しっかりとメリット・デメリットを把握しましょう。
田舎に移住した場合のメリットは、やはり自然の豊かさを感じる、のどかさでしょう。
自然の豊かさに起因しますが、他にもメリットがあります。
●食べ物が新鮮でおいしい(安価で入手も可能)
●場所によっては都市圏より涼しい夏を過ごせる
●四季折々の風景を体感できる
●家と家の間隔が広い
●食べ物が新鮮でおいしい(安価で入手も可能)
自然豊かな場所では、土も水も空気もよく、そこでできる作物も、非常においしいものが多いです。
道の駅をはじめ、直売所も設けられていることが多く、採れた野菜や果物が安価で販売されています。
都市圏に届けられるまで、時間がかかりますが、直売所では朝採りの商品も販売されることがよくあり、新鮮さも申し分ありません。
●場所によっては都市圏より涼しい夏を過ごせる
都市圏より涼しい夏を過ごせる場所といったら、標高の高い山が思い浮かびます。
沖縄のような場所であれば、暑い場合も考えられますので一概に、田舎=避暑ではありませんが、山梨や長野、千葉県勝浦であれば、都市圏より涼しいでしょう。
なお気象庁のサイトで年間の平均値を調べることができます。
●四季折々の風景を体感できる
日本は、四季がある地域ですよね。春の桜の景色から夏の青々とした景色、秋の紅葉、冬の雪化粧の景色など様々な風景を見ることができます。
しかしながら、都市圏をはじめ、すべての季節の絶景を楽しむことができません。
一方で自然豊かな場所である田舎では、どの景色も、見て体感することができます。
●家と家の間隔が広い
家が立ち並ぶ景色をイメージしてみてください。
住宅地であれば、ずらっと住宅が立ち並んでいますよね。1軒1軒が広い高級住宅地であっても、お隣さんとの間隔は、塀ひとつで区切られ、狭いでしょう。
家に庭があっても、住宅地の場合、煙がご近所迷惑になるのではないか、もしくはクレームが入ることもあるでしょう。
しかし、田舎であれば、1軒1軒の間隔が非常に広いですよね。BBQや薪ストーブで煙を気にする必要がありません。
ゆったりとした気持ちの中で生活できる田舎は、この上なく、魅力的ですが、生活する中でデメリットもあります。デメリットをご紹介しますが、できる解決策もあわせてお伝えします。
■スーパーや病院まで遠い
■バスのダイヤの間隔が大きい、もしくはバス停がない
■虫が多い
■夜は真っ暗
■スーパーや病院まで遠い
住宅どうしの間隔が広いことはメリットではありますが、普段のお買い物や大きな病院が近くにない場合が多いです。
急に高熱が出てしまって、とにかく市販の薬で!と思っても、スーパーやドラッグストアまで遠いこともありますし、救急を受け入れてくれるような病院も近くにはないかもしれません。
■バスのダイヤの間隔が大きい、もしくはバス停がない
田舎は、基本的に車社会です。どこに行くのも車でしょう。
バスを利用する機会は少ないですが、とくに高齢になると、免許を返納することもありえますので、移動手段について、シビアに考えておく必要があります。
バス停問題は、行政にも関わることですので、ご自身でなんとかできることではありませんので、難しいですが、できることはできるようにしておきましょう。
■虫が多い
鳥や蝶なら見たり・鳴き声を聞いたり、生活する上で差し障りはないでしょう。
しかし、クモや蚊、蜂などの虫が、どうしても多いです。
■夜は真っ暗
都市圏であれば、街頭が多く設置され、暗くても足元が見えないわけではありませんし、2・3m先のものがある程度見えます。
しかし、田舎は街頭の数が少ない上に、一つ一つの間隔も広く、想像以上に真っ暗です。
田舎のメリット・デメリットを把握した上で、移住を成功させるためには、移住先である「場所」と生活する「家」がカギかと思います。
というのも、移住先である田舎があまりにも田舎すぎるとデメリットが強く感じられますし、解決策が講じられない場合も考えられます。
都会すぎず、田舎すぎない『ほどよい田舎』であることが大切です。
やはり自然豊かな環境であり、お買い物などにも困らない、都市圏(もしくは通勤地)までのアクセスも1時間半から2時間程度の場所を選びましょう。
田舎への移住希望先ランキングで上位にあげられる山梨をはじめ長野や千葉も、『ほどよい田舎』に該当する場所です。
田舎では、都市圏ではない不便さがありますが、通勤など生活に直結することに影響が出てしまうと、「移住を後悔する」ことがあります。だからこそ毎日でも、何とか頑張っていける環境であるかどうかが大切なポイントです。
もっともおすすめする田舎は山梨県です。
アクセスだけでなく、移住者支援制度が充実しているからです。
移住を考えると、まず移住先のこと、就業のことを考えるでしょう。
また田舎では、空き家が多くあり、格安価格で販売されていることがしばしばあります。
古民家が人気ですし、古民家を検討する方もいるでしょう。
しかし、快適な生活を送るなら、新築がおすすめです。
格安の中古物件では、リフォームやリノベーションが必要であり、新築よりも費用がかかってしまう場合もあります。
また昔の技術で建てられた家は、隙間風が多く、冬は寒くて大変な思いをすることになる可能性が高いです。田舎への移住が満足だっとしても、日々暮らす『家』で快適性が損なわれていると、後悔してしまうかもしれません。
『家』に関係することでもありますが、田舎暮らしを楽しむなら、『薪ストーブ×土間』がおすすめです。
薪ストーブは、薪を用意したり、オフシーズンのお手入れを行なったりなど大変な部分もありますが、田舎だからこそ、存分に活用できます。
何より薪ストーブがもつ雰囲気や炎のゆらぎを眺めることは心を落ち着かせてくれますし、自然のもの(木)を直接使うことで、環境にやさしい生活が送れます。
また土間は、土汚れなど汚れたもの、DIYやバイクいじりなど趣味を行う場所として、活用の幅が広いです。アウトドアやガーデニング、家庭菜園など外とのつながりが多くなる田舎暮らしでは、ピッタリな空間です。
都市圏とは異なった田舎暮らしならではの暮らしを、十分にできる環境を整えることで、まさに『成功』といえる田舎への移住が可能となるでしょう。
移住は、ご自身やご家族の覚悟と、適応性が求められます。想定外の不便さに戸惑ってしまう方は、移住を後悔することになります。
だからこそ、入念に調べ、暮らしの環境を整えることで、田舎への移住が満足のいくものとなるでしょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!