家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2023/07/21
土間は日本の伝統的な住宅様式の一つですが、最近の土間は、機能性と洗練したデザインが加わり、間取りに取り入れる方が増えています。
オシャレな土間のある家にするなら、まず土間の使い方を考えることがポイントです。
今回は、オシャレな土間のある間取りは、土間の使い方がポイントである理由と、オシャレな土間のある家の間取りを厳選してご紹介します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
土間とは、室内にいながら、土足のまま移動できる間取りのことです。日本の伝統的な土間は、かまどが置かれている部分が一般的でした。
システムキッチンが登場してからは、土間が家の間取りに採用されることが減りましたが、昨今では、土間の使い勝手のよさが再注目され、間取りに取り入れられるようになりました。
土間の使い方について、最初に考えておきましょう。
どんな使い方をするのかによって、家の間取りの中でどこが適切か見えてきます。
●収納
●一時置き場
●趣味のための場所
●お子様の遊び場
●テラスや庭の中間的な場所
●収納
外で使うもので、なおかつ室内において保管したいものの収納場所にピッタリです。
例えば、キャンプギアやBBQセット、お砂場遊びのセット、ライフジャケット、釣り道具、スキー道具やトレッキングリュック、ガーデニングセットなどがあります。
いずれも外で使いますが、保管は室内でしたいですよね。
家の外に倉庫があれば、だいたいものは収納できますが、玄関や駐車場から離れた場所にあるとお手入れの際や使用時に出し入れの手間がかかります。
しかし、土間を収納スペースとして使うことができれば、部屋に汚れを持ち込まず、道具をキレイに保管できますよね。
メンテナンスをしたいときも、土間ででき、すぐに片付けることができ、非常に便利です。
●一時置き場
ほんの少しの間だけ、庭から採集した花や野菜など、土汚れがあるため、置いておきたいものですよね。
ベビーカーや車椅子も外の土汚れがついてしまうものであり、室内には持ち込みたくありませんが、玄関先にそのまま置いておくことも、好ましくはありません。
きちんとした置き場に移動させるまでの間、折り畳まずにそのまま置いておいても、土間であれば気になりません。
●趣味のための場所
バイクいじりが好きな方、DIYが好きな方、天候に関わらず、広めの場所で作業を行うことが好ましいですね。
急用などで、作業を中断させなければならないこともあるかもしれません。
道具だけは、さっと片付けておけば、そのままバイクや作成中のものを置いておくことができます。
もし駐車場で作業を行なっていれば、最後まできちんと片付けないと、車を駐車できないなど支障が出る可能性があります。
きちんと作業の場所(土間)を設けておけば、安心ですし、掃除がしやすく、便利です。
●お子様の遊び場
猛暑の中や、雨の日など、外で遊ばせたいけれど、難しい時がありますよね。
今は室内用の砂遊びができるセットが販売されていますし、小さなプールなら出して、終わったあともプールを乾かしておくこともできるでしょう。
室内でずっといるとストレスを感じやすい頃には、気分転換となるかと思います。
片付ける手間はかかりますが、室内でちょっとした、外の遊びができる場所は、重宝します。
●テラスや庭の中間的な場所
庭のあるお家の場合、テラスは、まさに室内と庭をつなぐ中間の場所です。
しかし、テラスとリビングにさらに土間があると、さらに開放的な空間になるメリットがある上に、土足で移動できる場所ができることで、行動がしやすくなります。
近年、土間をつくるなら、玄関かリビングのどちらかであることが多いです。
【玄関の場合】
土間を収納や一時置き場として活用する場合に、適しています。実際に土間収納として間取りに組み込まれことが多いです。
出入りする場所に置いておきたいものが多いご家庭に向いています。
今人気があるシューズクローゼットを検討しているなら、和風テイストを加えた玄関土間を視野に入れてみることもおすすめです。
【リビングの場合】
リビングに土間をつくると、リビングとしての面積が狭くなるという考え方がありますが、土間もリビングの一部だと考えれば、狭くなるわけではありません。
むしろ、奥行きがでて、より開放的な広々とした空間を演出することができます。
趣味のことをしながら、リビングで休憩することもできますし、お子様が遊んでいる場合も、目の届く範囲のため安心感があります。
もちろん、外への出入りも気軽にできますし、外に置いている靴が雨でびしょ濡れになる心配もありません。
万が一雨の場合で、植木鉢など室内に避難させたいときも、さっと移動でき、汚れをきにしなくてもよいため、安心かと思います。
土間をオシャレにしようとすると、床材をタイルにして演出した方がいいのでは?と考える方がいるかもしれません。
土間の床材は、コンクリートにすることが多いのですが、タイルやモルタル・天然石を採用する方もいます。
床をアクセントにしたいという方は、タイルや天然石がぴったりでしょう。
部屋の空間デザインにおいて、アクセントをつけるなら、インテリアでつけることをおすすめします。
インテリアであれば、変更しやすいメリットがあるためです。
だからこそ、土間の床材は、シンプルで、部屋のデザインを邪魔しない、統一感を感じさせることが洗練されたイメージを持たられやすく、オシャレに見えます。
薪ストーブは土間との相性がとてもいいです。実は薪ストーブがあるだけでオシャレに見えます!
薪ストーブは冬の暖を取る暖房器具として、環境に優しく、電気代を削減できる優秀な器具です。
ただし、薪の入手が困難な地域や都市圏の住宅街では、煙が近隣にご迷惑をかける場合もあり、残念ながら薪ストーブを設置することは向いていませんので、注意してください。
オシャレな土間のある家の間取りも、見ておきたいですよね。今回は厳選して2つご紹介します。
趣味を存分に楽しめる、土間の活用です。実はバイクの奥の窓から見える景色は絶景であり、心の豊かな暮らしが垣間見えます。
土間が間取りに取り入れられる場合、玄関かリビングかどちらになる場合が多いのですが、こちらは、何と玄関もリビングも繋がっている土間です。ハイブリッドな土間ですが、壁の色が優しいベージュ(アイボリー)で、温かみの感じられる間取りです。
土間は、使い勝手がいい空間です。同じような使い方でサンルームがありますが、室内で、土足で移動する、掃除がしやすいという点では、土間の方が優れています。
土間のある家の間取りに限らず、間取りを決めていくことは、非常に頭を抱えることでしょう。
家のことは、しっかりと希望を聞いてくれるプロに任せることが何よりです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!