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2023/08/28
木のあたたかみが感じられる家は、唯一無二の雰囲気があり、家を建てるなら、『木の家』がいいですよね。
近年は、『木の家』が急増していますが、多くは内装が中心で、外観まで『木の家』らしさを感じさせるようなお家は少なめです。
しかし木のあたたかみがあふれた外観は、とってもオシャレで素敵ですから、せっかく家を建てるなら、外観にも『木の家』らしさを取り入れてみませんか。
そこで今回は、木の家の外観で、『木の家』らしく、かつおしゃれな家を建てられるのか、アイデアと実例をご紹介します。
コラムのポイント
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『木の家』のイメージは、主に木で壁や床、天井に囲まれたリビングをイメージすることが多いかと思います。
何より、木のあたたかみを表現するには、木に囲まれた空間である室内・リビングが適しているからです。
リビングの写真を見ると、『木の家』とすぐに分かりますが、外観の写真では、シンプルな雰囲気や、住宅地に多い壁の色の場合は、『木の家』だと分からないのも仕方がありません。
では、なぜ『木の家!』と一目で分からないのか考えてみましょう。何より外壁に木が使われていないことが多いことが原因でしょう。
ではなぜ、外壁に木が使われることが少ないのでしょうか。
外壁は、屋根と同様に、もっとも雨・風にさらされるところです。そのため、傷みやすい・劣化しやすいというリスクがあります。
特に木材の場合は、他の材質に比べて、脆弱なため、どうしても敬遠されてしまうため、『木の家』であっても、外壁まで木を採用して家を建てることが少ないのです。
建物を建てる場合、建築基準法に従って建てなければいけません。その一つとして耐震基準が有名ですが、外壁においても、どんな素材を使ってよいのか、決まりがあります。
例えば、木の壁にする場合、木の腐食を防ぐために防腐剤を塗布しますが、その防腐剤でも地域によって使っても良い防腐剤もあれば、使用が認められていない防腐剤もあります。
その決まりは、地域によって多少の違いがありますので、地域の建築基準をしっかりと把握している地元工務店に依頼することで、基準に適した家を建てることができるでしょう。
塗装や防腐処理を定期的に行わないと、木材は劣化し、外壁に損傷を与える可能性があります。
そのため、メンテナンスの回数が少ないサイディング系の外壁が採用されやすいため、木を外壁に用いることが少ないのです。
しかし、メンテナンスさえきちんと行えば、木材の外壁であっても、問題はありません。
『木の家』であることを外観でも演出するには、木を使うことが前提に考えられますが、いかに【木の質感・風合い】をデザインに盛り込むかが外観においても、ポイントです。
近年、外壁にはサイディングが主流で、木目調のタイプもありますが、質感や風合いまで表現できているわけではありません。
質感や風合いは、本物の木からしか感じることができないと考えます。
家の外観で『木の家』らしさを表現するには、木の質感・風合いを活かすことです。
ではどのようにすると、木の質感・風合いが活かせるのか、アイデアとその実例をいくつかご紹介します。
外壁に木を使うことで、木の質感・風合いが全面に感じられますよね。
王道といえ王道のアイデアですが、メンテナンス問題などきちんと解決しておく必要があります。
テラスとつながる部分の外壁一面のみを木の外壁に採用しています。
フワっと明るく優しい印象を受けませんか。まさに木の質感・風合いが生かされています。
またひさしが大きくつくられていることによって、雨風に直接さらされないように工夫されています。
外壁の一面ではなく、玄関部分に木が使われています。
他の部分が白い壁ですので、印象に残る雰囲気が感じられます。玄関の部分の木が、スパイスのような使い方で、全体をあたたかな雰囲気にまとめあげてくれています。
2階部分の外壁に木が使われています。赤みがかった、落ち着いたトーンの木が、木のあたたかみを増してくれているかのようです。
真っ白な外壁が美しいところに、インナーガレージなど凹みのところからみえる壁がすべて木です。
少し赤みがかった木の色味と、白い壁とのコントラストがより一層、木の風合いを魅力的に感じさせます。
これまで紹介した中で、もっとも木の使用率が小さいですが、全体の雰囲気がナチュラルな雰囲気です。
テラスと家をつなげる柱の木が、木の質感・風合いをさりげなく感じせてくれていますよね。
せっかく『木の家』『自然素材の家』を建てるなら、外観にも『木の家』であることの雰囲気がほしいところ。
様々な木の家の外観をご紹介しましたが、どのお家も、木の風合いを見事に活かすデザイン・アイデアでしたよね。
だからこそ、室内も外観も素敵な『木の家』をぜひ建てるために、『自然素材の家』が得意な工務店にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
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