家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2023/11/30
これから家を建てる/購入する方の多くは、住宅ローンを組んで資金を得ようと考えていることでしょう。
住宅ローンは、近年低金利で、非常に魅力的ですが、さらに、『住宅ローン減税』という税法上の優遇処置について知っておきましょう。
なお『住宅ローン減税』は、自らが確定申告で、手続きを行わないと、減税措置を受けることができませんのでご注意ください。
2024年からの変更点、改正ポイントを中心に住宅ローン減税についてお伝えします。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
まずは、住宅ローン減税の制度がどう変わるのか、制度を適用させるためのポイントを知っておきましょう。新築に限定してお伝えします。
中古物件を購入する場合は、別の条件ですので、こちらから国交省のサイトでご確認ください。
現在の制度では、家を建てる・購入する際に住宅ローンを組んだ人であれば、制度が利用できました。
しかし、省エネ性能高いが住宅、以下の4つに限定されました。
省エネ性能が高い住宅とは?
なお、2024年1月以降に建築確認を受けた住宅、入居から適用されるルールです。
例えば、2023年12月31日までに建築確認を受けた住宅は、従来のルールが認められるため、違いが生じます。
ですが、これから家を建てよう、購入しようと検討中の方は、新ルールが適応されるでしょう。
住宅ローン減税には、借入額に上限が設けられており、新ルールでは上限額が下がりました。
上記でご紹介した省エネ性能が高い住宅ごとにローン借入額の上限金額が異なります。設定金額は以下の通りです。
省エネ性能が高い住宅それぞれの借入上限額
住宅がどんな性能を持つ住宅なのかを証明する書類です。
個人で取得することが難しいため、ハウスメーカーや工務店に発行の手続きを行なってもらう必要があります。
提出する証明書は、以下のどちらかです。
●建設住宅性能評価書(写し)
●住宅省エネルギー性能証明書
新ルールの住宅ローン減税の重要ポイントをお伝えしました。次は、減税措置を受けるためにきちんと概を知っておきましょう。
制度の考え方は、住宅ローンの負担を軽減することです。
住宅ローンの減税措置を受けることによって、翌年以降の所得税が減税されます。
住宅ローン減税を受けるためには、確定申告が必要です。
初年度は税務署に個人が足を運び、住宅ローン減税を受けると認められる手続きを行う必要があります。企業の年末調整では行ってくれません。
2年目以降は年末調整で対応してもらえますが、企業の事務の方に住宅ローンの借入残高などの金額を知られたくない場合は、個人で確定申告を行ってください。
住宅ローン減税を受けられる控除額・期間は決まっています。
なお、年末の住宅ローン残高額は、10月ごろに借入金融機関から、年末調整・確定申告に必要な書類として、送付されますので、そちらに記載された金額で確認することができます。
2024年からは原則省エネ基準適合住宅など省エネ性能が高い家であることが条件ですが、過渡期対応して、例外が認められています。
入居は2024年1月以降だが、建築確認は2023年12月までに受けている場合
⇒建築確認を受けた証明書が必要ですが、省エネ基準に適応していない住宅でも、ローン借入額上限2,000万円まで、減税期間10年間減税措置を受けることができます。
確定申告時に住宅省エネルギー性能証明書の提出が間に合わない場合
⇒住宅が「ZEH水準省エネ住宅」「省エネ基準適合住宅」に該当するものとして、住宅借入金等特別控除を適用させて確定申告を行います。
手元に、住宅省エネルギー性能証明書が交付され次第、所轄税務署に提出します。
2024年以降大切なことは、『省エネ性能が高い住宅、省エネ基準に適合した住宅』でなければ、何の補助も受けられませんので、該当する家を建てる/購入しなければいけないということです。
性能が高い家は、確かに初期費用がかかりますが、住宅ローン減税だけではなく、補助金制度も利用できる可能性があります。
つまり、よりおトクにいい家で暮らすことができます!
最後に、省エネ性能が高い住宅を建てる際に利用できる補助金情報をお伝えします!
地域型住宅グリーン化事業とは、地域の中小企業工務店が連携をとり、一定の水準を超えた住宅を建てる際に補助される事業です。
住宅ローン減税対象の省エネ性能が高い住宅を建てることが条件です。
弊社、北伸建設も同事業に参加しており、補助金を利用して家を建てていただけます。
ただし、当該事業は、2023年度(2024年3月31日)までの可能性が高いですので、お早めにご相談ください。
この機会にぜひ、省エネ性能が高い住宅を建てることをご検討ください。
ご予算に合わせて、お好みのデザイン・ライフスタイルに合った、快適で暮らしやすい家をご提案いたします。ぜひお気軽に北伸建設にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!