家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2023/12/30
近年和モダンのお家が増え、縁側のある家が増え、外観が非常におしゃれで魅力的です。
またリビングから外につながる空間として考えるならウッドデッキも人気ですし、これから家を建てることを考えるとどちらがいいか迷ってしまいますね。
今回は、そもその縁側って何?ウッドデッキと何が違う?という疑問を解決し、事例をご紹介し、外観デザイン、雰囲気の違いをわかりやすく解説します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
縁側とは、和室やリビングと外との間にある板張りの空間を指します。
その板張りの空間が室内にある場合と、外側に場合と両方ありますが、家屋の一部として設計され、居住スペースに含まれます。
それぞれに名称がありますので、ご紹介します。
広縁とは、内部空間にある縁側で、幅が広く、開放感があります。
くれ縁は別名「内縁」とも呼ばれています。
広縁と同様に内部空間につくられますが、板張りの幅が狭いのが特徴です。
外部空間に設置され、雨に濡れることからその名がついています。
上部に屋根を備えることでアウトドアリビングとしても利用可能です。
外部空間に設けられ、一段下がった位置にあります。
土や泥が直接部屋に入らないように工夫されています。
縁側の種類をご紹介しました。
自然の景観を楽しむ目的で縁側を設けるのであれば、利便性やライフスタイルに合わせて、どの縁側にするか選ぶことができます。
自然の景観を楽しむために縁側を設ける場合、ライフスタイルや利便性に応じて選ぶことが重要です。
上記でご紹介した縁側で、どれがいいのか分からない場合、以下のリストを参考に、ご検討ください。
その他縁側以外の方法も使い方に合わせてご提案します!
縁側に興味をお持ちの方は、和モダンな雰囲気に合わせて、「土間のある家」「薪ストーブのある家」も検討してみてください。
自分らしい空間づくりが楽しめることでしょう。
外部スペースに作られる縁側を考えてみましょう。
すると、同じようにつくられる『ウッドデッキ』とどう違うのか気になりませんか。
設計の面では、縁側は居住スペースの一部としてみなされ、一方でウッドデッキは、居住スペースの外に設けられるものという違いがあります。
ただし、近年ではインナーデッキがありますので、違いがあいまいになっていることは否めません。
むしろより単純にお伝えすると、「縁側=和」であり、「ウッドデッキ=洋」です。和モダンのデザインで家を建てたいと考えているなら、どちらも適しています。
ですが、「和と洋」ではなく使い方でも違いが生じます。
縁側に座り、景観を楽しむことができます。
カフェのように、お茶やちょっとしたお茶請けとセットと楽しめる使い方ができます。
ウッドデッキでも景観を楽しむことができますが、活用の幅を広げることができます。
例えば、BBQを家族みんなで楽しみながら過ごすことができるでしょう。
家づくりは、自分の生活スタイルにピッタリ合ったデザインや設計を選ぶことで、理想の住まいが実現し、快適な生活を送れることでしょう。
そのため、縁側かウッドデッキかどちらかで迷った際は、何をしたいのかを考えて比較することが大切です。
何をしたいのか、ただイメージすることは難しいですよね。実例を見て、イメージを膨らませましょう。
こちらはウッドデッキですが、縁側のような雰囲気で、ウッドデッキと縁側のどちらのよさも兼ね備えています。
無垢材や珪藻土など、自然素材を多用し、心地よい空間にぴったりのデザインです。
▶︎その他の間取りは【寒冷地の平屋(長期優良住宅)】をチェック
では、他の事例で縁側のある家をご紹介します。
高さに配慮が必要な地域で建てられた平屋です。2階のように見える部分はロフトスペースが設けられ、絶景を楽しむ場所となっています。
【内装】
リビングからつづく縁側が、広々と広がっているのがご覧いただけますか。
暖かいひだまりの中で、景観をたっぷりと堪能できますよ。
▶︎その他の間取りは【季節のうつろい一眺の家(長期優良住宅)】をチェック
正確には、縁側ではありませんが、縁側のように使えるためご紹介しました。
設計のお話をすると、カバードポーチという屋根付きの玄関ポーチやデッキのことを指します。アメリンカン、カルフォルニアスタイルのお家によく見られるデザイン設計です。
外壁と青空との掛け合わせで、爽やかさが印象的な住まいです。
ウッドデッキ部分には、しっかりと屋根を設置しています。インナーデッキです。
時の流れをゆっくりと感じられる雰囲気です。
コンパクトな設計ながら、別荘ならではの非日常を味わえる空間になっています。
正面から見るとウッドデッキがコンパクトに感じられますが、奥にいくと広いスペースが広がっています。
こちらが奥に続いているウッドデッキの空間です。
プライベート感が満載ですよね。くつろいでいる際のプライバシーも守れます。
内装もご覧ください。
リビングから土間→ウッドデッキに続いており、奥に広がりをもつ空間設計になっています。
縁側やウッドデッキでは虫対策が欠かせません。
もちろん、リビングからの出入り口に網戸を設置することで、虫の侵入を軽減することができます。
また、周囲に虫除けハーブを植えることも効果的です。
例えば、ラベンダーやゼラニウムはプランターでも手軽に育てやすいので、簡単な対策ができるかと思います。
ただし、ハーブの種類によって効果がある虫が異なりますので、詳細はお花屋さんや専門家にご確認ください。
縁側もウッドデッキも、どちらも魅力的です。
まずは、縁側やウッドデッキで叶えたいことや、ご自身のライフスタイルを考えてみてください。
縁側では季節を感じながら贅沢なひとときを楽しむことができ、一方でウッドデッキではBBQなどアクティブな時間を過ごすのに適しています。
また、事例でご紹介したように、ウッドデッキとして設計することもできますが、縁側のような雰囲気にデザインすることも可能です。
ご希望に合わせてスタイルをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!