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施工事例
家づくりの豆知識
2024/03/29
またサンルームがいらなかったという声も聞こえてくるため、サンルームをつくるメリット・デメリットにも考慮する必要があります。
実際にサンルームをつくるなら、どこに設置する?広さは?など具体的なプランを立てるために、ポイントや事例をご紹介します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
サンルームは、屋外から日光を取り込みやすい設計にした空間です。
住宅の部屋の一つとして設計された室内タイプと後付けが可能な外付けタイプあります。
雨の日や風が強い日、花粉を気にせずでも気兼ねなく洗濯物が干せるだけでなく、自然な光の中で優雅なひとときを過ごせそうです。
太陽の光を多く取り入れるためにガラス張りにした部屋は、開放感が魅力であり、庭と一体感をもたせる空間としても楽しむことができます。
【サンルームの種類は3つ】
サンルームをつくって後悔しないためには、メリットとデメリットを考慮する必要があります。
サンルームのメリットは以下の通りです。
新築でサンルームのニーズが高い理由の一つに、共働き世帯の場合、天候に加え時間帯を気にせず洗濯物が干せる環境が家事を効率的に行いたいライフスタイルに合っているためです。
またサンルームは一つの部屋です。遊び場だけでなく、カフェスペースやワークスペース、お客様の応接など時に合わせて使うフリースペースとして使えます。
サンルームのデメリットは以下の通りです。
サンルームは日光がたっぷりと入る設計のため、夏は暑く、熱がこもりやすいです。冬も日光は入りますが、寒くなりやすいです。
ですが、空調設備を整えたり、断熱性能が高いガラスを採用することで解消できます。
またサンルーム内が丸見えになる場合は、カーテンやスクリーンを設置することがデメリットの解決策になるでしょう。
サンルームのデメリットか容易に解消できますので、ぜひ設置することがおすすめです。
次に、サンルームをいつ、つくるかがポイントです。
新築時に設けるか後付けするかですので、新築時にサンルームを設けるメリット・デメリットも考えましょう。
【新築時につくるメリット】
【新築時につくるデメリット】
サンルームをどこにつくるのか、適切な広さはどのくらいか、間取りについて考えていきましょう。
サンルームの使い方がある程度絞り込めますよ。
なおサンルームは日光をたっぷりと取り込む設計のため南向きがおすすめです。
洗濯物を干すことを前提にしている場合、家事動線を検討した上でつくりましょう。
洗濯機が1階にあれば、サンルームも1階に配置することが適切です。同様に、洗濯機が2階にある場合は、2階が適しています。同じフロアに設けることがポイントです。
広さに関しては、4人家族で約2畳あれば十分ですが、布団を干したり、2日分をまとめて干したりする場合は、3畳程度の広さがおすすめです。
洗濯という家事を効率的に行え、快適な生活空間にできるでしょう。
個人のカフェスペースにしたい、リラックスしたいなど、プライベート性を重視したサンルームの使い方なら、寝室前や2階に配置することを検討しましょう。
さらに、ソファなどの家具を置く場合も考えて、2畳以上の広さがおすすめです。
場所と家具を揃えることで、プライベートな空間でリラックスしたり、星空を眺めたりすることができます。
家族団らんやお子様の遊び場などキッチンとの行き来が多い場合、リビングつづきにサンルームをつくることがおすすめです。
この場合、2畳では狭く感じる場合があるため、適した広さは3畳以上です。
新築で家を建てる際は、サンルームだけでなく、他の間取りと合わせて考える必要があり、あれもこれも手一杯になってしまいがちです。
ですが、プロに相談しながら進めることで、落ち着いて考えられるでしょう。
サンルームをつくって後悔しないためにメリットデメリットをお伝えしましたが、もう少し具体的にサンルームのある生活を踏まえて考えていきましょう。
夏は暑く、冬は寒くなりやすいサンルームを快適にするには、適切な空調設備が欠かせません。
室内タイプのサンルームであれば、全館空調システムを導入することで、サンルームの温度を調節することができます。
また、洗濯物の干し場として利用する場合は、風通しを確保するだけでなく、湿気がこもらないように換気システムを導入しておくことが重要です。
これにより、洗濯物が早く乾き、サンルーム内の空気が清新で快適な環境を維持しやすくなるでしょう。
カーテンやスクリーンを使用することで、サンルーム内が外部から丸見えにならず、プライバシーを保護することができます。
また、カーテンなどのアイテムには断熱性能があるものを選ぶことで、省エネ効果が期待できます。夏は暑さを、冬は寒さを和らげることで、快適な室内環境を維持することができるでしょう。
さらに、室内が外から見えないことは防犯対策にも役立つため、安全性も向上します。
洗濯物を干す場合は、ハンガーや洗濯バサミを使用するため、収納スペースを確保しておくことが重要です。
洗濯道具を整理するためにワゴンを使用することもできますが、そのワゴンの置き場所を検討しておきましょう。
収納・置き場所を整えておけば、洗濯時の作業効率が向上し、サンルーム内の整理整頓がスムーズに行えます。
カフェタイムを楽しむためには、テーブルやソファなどの家具があると便利です。
家具を置きっぱなしにするか、可動できるタイプにするかをまず考えましょう。
可動できるタイプの家具を選ぶことで、サンルームの使い方が広がりますが、その家具を置くスペースが必要です。
収納方法と合わせて検討することがおすすめです。
サンルームも定期的な掃除が必要です。
掃除機をかけられる床材であれば便利ですが、一方でガーデンルームのような使い方の場合、土が入りやすいため、ほうきが向いている場合があります。
どちらの場合でも、掃除を簡単にするためには、凹凸を減らすなどの工夫が必要です。
どんなサンルームがいいかイメージを固めるには、事例を見ることが早道です。
サンルームの前には横にあるリビングともつながる大きなウッドデッキがあります。
ウッドデッキと適度が屋根があることで、日光が入りすぎず、暑くなりにくくなっていますし、カーテンもあるためプライバシーを守る工夫が加わっています。
大きな窓のおかげで、明るいサンルームになり、床などに使われている木のおかげで、心地よさそうです。
さらに奥に窓を設けていますので、換気対策もバッチリです。
▶︎その他の詳しい間取りは【寒冷地の平屋(長期優良住宅)】へ
子育てに優しい住宅プランの一つです。
サンルームの前には広いお庭がつづいています。洗濯物の干し場だけでなく、ガーデンルームのように使うことができますよ。
洗濯物を干す場所や家族団らんの場所にサンルーム以外の代替案としてウッドデッキ、インナーデッキ、土間、アウトドアリビングを設ける方法があります。
ご家庭のライフスタイルや生活環境に合わせて適切なものを選ぶことがおすすめです。
代替え案としても有効な2つの間取りプランをご紹介します。
広くとられた土間であれば、洗濯物を干すことは可能です。
土間ですので、掃除が簡単です。また薪ストーブもあるため、洗濯物を干せば、室内の乾燥対策にもなりそうです。
▶︎その他の詳しい間取りは【ピットガレージのある家(長期優良住宅)】へ
2階の一部を天窓をつけて、たっぷりと日差しが差し込みます。
まさにプライベート空間としては極上の空間ではないでしょうか。
共働き世帯にとって、天候や時間帯を問わずサンルームは洗濯物を干す場として活躍しますが、カーテンを閉じたり、天気の悪い日には乾きが悪くなることも考慮する必要があります。
また、洗濯物を干す場所として専有してしまうと、お子様が遊ぶスペースが制限される可能性があります。
ただサンルームをつくるのではなく、しっかりと乾く環境や設備を整えたり、サンルームの使い方にあった家具や収納を備えることがポイントです。
予算に合ったプランもご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
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