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省エネ適合基準住宅として家を建てることは完全義務化へ|2025年法改正前に2024年から実はスタートしている – スタッフブログ

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2024/03/31

省エネ適合基準住宅として家を建てることは完全義務化へ|2025年法改正前に2024年から実はスタートしている

エネ適合基準住宅として家を建てることは完全義務化へ|2025年法改正前の2024年から実はスタートしている
 

2025年に建築基準法が改正され、日本の住宅に大きな変化が訪れます。

その中で特に注目されるのが、新築住宅は必ず省エネ適合基準を満たした住宅でないといけません。

 

法改正の背景には、建築物のエネルギー効率を向上させ、地球環境への負荷を軽減することを目的としています。

 

しかし、その施行が2025年からとされていますが、実はその前段階として、2024年に建てる新築にも影響が出ています。

 

今回は、2025年の建築基準法が改正させる上で重要な、省エネ適合基準とは何か、2024年にどんな影響があるのか、解説します。

 

 

コラムのポイント

  • 省エネ適合基準とは何か簡単に分かります。
  • 省エネ適合基準を満たした家を建てるメリット・デメリットが分かります。
  • 2024年で起こっている法改正の影響が分かります。

 

 

 

 

省エネ適合基準とは?

省エネ適合基準とは?

 

簡単にお伝えすると、省エネ適合基準とは、国が認めた省エネ性能の基準があり、その基準に適合しているかどうかです。

 

ではどんな省エネ性能が必要なのか見ていきましょう。

 

 

日本住宅性能表示基準が指標

建てる家にどんな断熱材を使えばいい?個人で計算しなければいけない?と懸念されるかもしれません。

 

しかし、分かりやすい指標として「日本住宅性能表示基準」を利用します。

 

今回の省エネ適合基準と満たす家とは、
日本住宅性能表示基準において、断熱等性能等級(断熱等級)4以上かつ一次エネルギー消費量等級(一次エネ等級)4以上の性能を有する住宅が該当します。

 

 

省エネ基準適合住宅として認められるには手続きが必要

家を建てる際にはハウスメーカーや工務店に建築を依頼しますが、担当者が独自に計算して「基準を満たしています」ではいけません。

 

認められた機関(第三者機関)で確認を取る必要があります。

そして「証明書」が発行されます。

その「証明書」とは、建設住宅性能評価書または、住宅省エネルギー性能証明書です。

のちほど税金についてお話ししますが、税金の優遇を受ける際に、「証明書」が必要です。

 

なお各証明書は、家を建てるときに依頼したハウスメーカーや工務店経由でもらうことができます。

ただし、工務店によって異なる場合がありますので、証明書の入手方法をしっかりと確認しておきましょう。

 

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基準を満たすための設備一例

次に、何をすれば省エネ適合を満たす家を建てられるか、具体的に考えてみましょう。

 

設置しなければいけない設備の一例は以下の通りです。

  • 太陽光発電
  • ペアガラスや二重サッシ
  • エコキュート

いずれも省エネ性能を上げる設備です。

 

なお、断熱性能を上げるなら、ペアガラスではなくトリプルガラスが適しています。

 

省エネ基準は、立地条件やお家の構造によって、求められる設備が異なります。

個人で調べることは非常に困難ですので、工務店などプロに確認しましょう。

 

 

省エネ適合基準住宅のメリット・デメリット

省エネ適合基準住宅のメリット・デメリット

 

これから家を建てるなら、必ず省エネ適合基準を満たさなければいけませんので、建築主としては、仕方がない部分もあるでしょう。

 

ですが、改めて、省エネ適合基準住宅のメリット・デメリットを知って、心の準備をしておきましょう。

 

メリット

メリットは以下の通りです。

省エネ適合基準住宅のメリット
  • 性能が高い家という保証が得られる
  • ヒートショックが起こるリスクが減る
  • 税金が優遇される

 

 

性能が高い家という保証が得られる
省エネ適合基準を満たすということは、断熱性能が高い家であると認めらています。

 

そのため節電効果が高い家であることを意味します。

 

 

ヒートショックが起こるリスクが減る
室内が全体的に冬でも暖かくなるため、部屋ごとの温度差が小さくなり、ヒートショックが起こるリスクが減り、健康的に暮らせます。

 

 

税金が優遇される
税金の中でも固定資産税と住宅ローン減税が優遇されるため、これから先の固定費が抑えられます。

 

省エネ基準に適合している家は、証明書を取得して優遇を受けることができます。

 

 

デメリット

デメリットは以下の通りです。

省エネ適合基準住宅のデメリット
  • 家が建つまでの期間が長くなる
  • 証明手続きに費用がかかる

 

 

家が建つまでの期間が長くなる

これまで、家を建てるための建築確認という手続きを、省略することができました。

 

しかし、第三者機関に家の構造について『認定』をしてもらう手続きが必要です。

申請をして即日『認定』されるわけではありません。

 

そのため、住めるようになるまで時間がかかることが予想されます。

 

 

証明手続きに費用がかかる
省エネ基準適合かどうか、証明手続きには費用がかかります。

 

一般的にはその計算と手続きに約40万〜50万円かかるとされていますので、その分の負担が大きくなります。

 

いい家に住める安心感がありますが、省エネ設備を導入する際にも少し高くなってしまいますので、総建築費用が非常に高くなるのでは?と懸念されるでしょう。

 

しかし、補助金制度が整えられていますので、設備にかける分だけでも負担が減らせる場合があります。

 


どこで家を建てるかによって、利用できる補助金制度が異なりますので、直接ハウスメーカーや工務店にお問い合わせください。

 

なお弊社では、地域型住宅グリーン化事業が利用できます。
地域型住宅グリーン化事業

 

 

2025年建築基準法が改正内容と2024年の影響とは

2025年建築基準法が改正内容と2024年の影響とは

 

2025年の建築基準法が改正されることで、大きく変わるのは、これまでお話しした『省エネ適合基準住宅』を建てることが『義務化』されます。

 

つまり、基準を満たしていない家は建てられないということです。

 

 

長期優良住宅の基準が引きあげ

『省エネ適合基準住宅』が義務化されることで、住宅の性能の水準が大幅に引き上げられます。

 

現在、性能がいい家として認められる『長期優良住宅』の水準も上がります。

 

今『長期優良住宅』の基準の中で、「耐震等級が2」以上とされていますが、改正後は「耐震等級が3」に変わります。

 

 

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名目上2024年までは基準を満たさない家も建てられる

法改正は、来年2025年4月から建築確認が行われる新築が対象です。

 

2024年、今年なら省エネ適合基準を満たしていない家でも建てられます。

ただし、注意しなればいけないことがあります。

 

それは住宅ローン減税が改正されていることに関係があります。

 

住宅ローン減税の適用

住宅ローン減税は、確定申告の際に税が優遇され、確定申告の後、還付金が戻ってくる場合があります。

 

この減税を受けるためには、家が『省エネ適合住宅』もしくはそれ以上の性能を有している住宅(例:長期優良住宅、ZEH住宅)のみが対象になっています。

 

今後の生活において、住宅ローン減税が利用できるかできないかは大きく影響を与えます。

 

そのため、2024年からすでに『省エネ適合基準住宅』で建てることは、もはや『義務』になっているといっても過言ではないでしょう。

 

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家を建てるなら省エネ適合基準の住宅か長期優良住宅を

家を建てるなら省エネ適合基準の住宅か長期優良住宅を

 

2025年に建築基準法が改正されますが、今年2024年には始まっていると言えます。

 

基準を満たすためには、確かに設備投資が必要なため、初期費用がかかりますが、補助金が利用できますし、税金の優遇を受けられますし、省エネのため電気代も最小限に抑えられます。

 

弊社ではすでに長期優良住宅やZEH住宅を受注し、その上でご希望に沿ったプランをご提案できます。

 

 

補助金のことなど、お気軽にご相談ください。

 

 

ご相談はHOKUSHINへ

北伸建設 秋山常務

 

HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。

 

木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。

 

子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!

 

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