家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2024/06/15
ロフト付きの家は、限られた床面積を有効に活用できる魅力的な住まいであり、様々な使い方があります。
特に自然素材を用いたロフトは、居住空間に温かみと独特の風合いをもたらし、おしゃれでおすすめです。
今回は、ロフトの設置基準やデザイン、活用法を具体的な実例とともにご紹介します。
ロフトを取り入れることで、住まいのデザインがどのように変わり、どのように暮らしやすくなるのかを探っていきましょう。
コラムのポイント
ロフトとは、屋根裏や天井高を活用して設けられる半階分ほどの高さの空間です。
収納スペースや子ども部屋、書斎など、さまざまな用途に利用され、限られたスペースを有効に活用する手段として人気があります。
建築基準法上では、ロフトは「小屋裏物置等」として扱われ、「居室」とは見なされません。ただし、ロフトの設計には以下の条件を満たさなければいけません。
ロフトの建築基準
ロフトのPOINT【延べ床面積】
ロフトは「居室」とはみなされないため、延べ床面積に含まれません。
ただし、ロフトの条件である高さ1.4m、広さはロフト設置する階の床面積2分の1を超えると、『ロフト風居室』ですので、延べ床面積に含まれます(=固定資産の対象)ので、注意しましょう。
つまり、ロフトはバランスの取れた設計が求められますので、実績が多い工務店に相談することがおすすめです。
特に平屋では、コンパクトな設計のため、空間を有効活用できるロフトは、人気が高いです。
平屋特有の空間の工夫が必要ですが、弊社はそのノウハウを持っています。
▶︎詳しくはコチラの記事も参考にしてください。
ロフトには様々な使い方があり、実例とあわせてご紹介します。
ロフトは、衣類や季節用品の収納に最適ですよね。
例えば、冬物のコートやクリスマスの飾り付けなど、普段使わない物を効率よく収納できます。
平屋に設けられたロフトスペースの実例です。
コンパクトな間取りであるため、収納スペースが不足しがちですが、ロフトを収納スペースとして活用しているため、リビングがスッキリ、広々と開放的な空間が実現しています。
▶︎▶︎▶︎その他詳しく間取りは【小川のほとりに佇む平屋・別荘】へ
子ども部屋に、遊び兼運動もできるクライミングウォール(ボルダリングパネル)を設け、上部ではロフトへと移動が可能です。
ロフトでは移動できるスペース、採光を確保し、気持ちの良い空間ができています。
この設計により、子どもたちは遊びながら運動し、明るく快適なロフトでリラックスしたり、将来は子ども部屋の収納スペースとして長く利用できます。
▶︎▶︎▶︎その他詳しく間取りは【収支ゼロエネルギーの雨楽な家】へ
子どもにとってロフトは、遊び場や学習スペースとして理想的です。固定階段を設け、行き来が不便にならないように設計に配慮しています。
将来は子ども部屋から収納スペースやワークスペースにも転用が可能ですよ。
▶︎▶︎▶︎その他詳しく間取りは【自分流に仕上げる住まい】へ
プライベートな空間を求める方には、ロフトは絶好の場所です。
例えば、大人の隠れ家的なスペースとして、趣味の道具を並べたり、静かに読書を楽しんだりできますね。
寝室に設けた事例です。
シックな雰囲気の部屋で、ひっそりとした雰囲気がまるで「大人の隠れ家」のようだと思いませんか。
完全プライベート空間が、童心にかえるドキドキ・ワクワクする気持ちを刺激します。
子ども部屋にロフトを設けた実例です。
棚をあらかじめ設置しておくことで、本やおもちゃの収納に大活躍し、中央がスッキリするため自由な遊びスペースも確保できています。
将来子ども部屋を分けても、どちらからでもロフトにアプローチできます!
▶︎▶︎▶︎その他詳しく間取りは【三角屋根の真白な雨楽な家(ZEH住宅)】へ
在宅勤務が増える中、ロフトをワークスペースとして活用する方も増えています。
狭い空間でも、自然光を取り入れる、エアコンや換気設備を整えることで、快適に作業できるように工夫し、集中できる理想的な書斎となります。
今回は自然の絶景も楽しめる場所として大活躍です!
▶︎▶︎▶︎その他詳しく間取りは【季節のうつろい一眺の家 (長期優良住宅)】へ
ロフトを設置することで、住まいのスペースを有効に活用し、デザイン性を高めることができます。
しかし、ロフトにはメリットだけでなく、デメリットがありますので、詳しく解説します。
ロフトを検討する際の参考にしていただき、快適で機能的な住まいづくりに役立ててください。
ロフトのメリット
せっかくロフトをつくるのですから、実際にどう使うかが重要です。
子ども部屋ですと、高さ制限により将来的に使いづらくなる場合が考えられますし、上り下りが大変になり、開かずの間のようになる可能性も。
例えば、ロフトへの上り下りは固定階段を設け、移動しやすくしたり、子ども部屋であれば、収納スペースや趣味・ワークスペースに変えることを想定するなど、使い続けられる環境を整えること、異なる使い方も検討しておきましょう。
ロフトのデメリットとその対策案
ロフトは、広さより、1.4mとなると大人では膝立ち程度の高さとなるため、一日中過ごす場所としては不便に感じるかもしれません。
例えば、ベッドを置く代わりにロフトを寝る場所とすることです。
ロフトのある部屋は広さが確保できますので、寝る場所として割り当てることで、この「高さ」の制限を効果的に克服することができるでしょう。
ロフトの設計には、快適さと安全性を両立させるためのいくつかの重要なポイントがあります。
手すりや階段の設計に配慮し、安全に上り下りできるようにします。
ロフトは熱がこもりやすいため、エアコンが必要です。
またシーリングファンやサーキュレーターとの併用を検討することもおすすめします。
ロフト内の快適さを高めるために、適切な照明と電源の配置を検討しましょう。
最低限揃えるというより、一つか二つ多く確保しておくと安心です。
自然素材を取り入れた住まいは、健康的で快適な暮らしを提供します。
特にロフトは狭い空間のため、明るさや開放感を演出することで快適さが増します。その明るさや開放感の演出には『自然素材』がピッタリなのです!
自然素材を使用することで、木の温かみや柔らかい質感が空間全体に広がり、視覚的にも心地よさを感じることができます。
例えば、木材の床や壁、天井に自然素材を使うことで、狭いロフトでも広がりを感じさせる効果がありますよ。
ご紹介した画像は、ロフトではありませんが、『自然素材』がもつ質感をやわらかさが、明るさや開放感の演出に非常に有効であることが、感じていただけるでしょう。
自然素材がもたらす独特の風合いや香りが、空間に安らぎをもたらし、ロフトがリラックスできる場所としても効果的です。
弊社では自然素材を積極的に活用します。また弊社は、お客様との対話を重視し、具体的な要望をしっかりとヒアリングした上で、最適なロフト設計を提案します。
設計プロセスでは、天井高や延べ床面積、エアコンの配置など、細部にわたって配慮し、お客様に満足いただける住まいを提供します。
ぜひお気軽にご相談ください。
ロフト付きの家は、スペースの有効活用とデザイン性を兼ね備えた魅力的な住まいです。
使い方次第で、ロフトを設ける位置が変わりますので、ライフスタイルに応じて間取りを考えましょう。
まずはお気軽にご相談ください。ライフスタイルやご希望に合わせたプランをご提案いたします。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!