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家づくりの豆知識
2024/07/31
忙しい毎日の中で、キッチンの収納に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 そんな時に救世主となるのがパントリーです。
1畳ほどのスペースでもパントリーとしてつくれば、収納力が大幅にアップし、キッチンがスッキリと使いやすくなります。
またパントリーをキッチン横か裏か、使いやすい間取り・レイアウトにも悩むことでしょう。
だからこそ今回は、キッチンにパントリーをどこにレイアウトすればいいのか、どう収納すべきか、パントリーで悩むことをスッキリと解決しましょう!
コラムのポイント
パントリーとは、食品収納庫を指す言葉ですが、最近ではキッチンで使う道具や調理器具などもまとめて収納できるスペースとして設計されることが多くなっています。
キッチン周りの収納を効率的に管理するために、パントリーは非常に便利です。
ただし、パントリーは設置場所やレイアウトにより、キッチン全体の使い勝手を大きく左右しますので、 配置の工夫が重要です。
まずはキッチン横かキッチン裏か、どちらの設置場所が使いやすいかを考えてみましょう。
キッチン裏にパントリーをレイアウトする場合、主に「壁面収納タイプ」と「ウォークスルータイプ」の2つの選択肢があります。
それぞれのタイプについて考えてみましょう。
壁面収納タイプのパントリーでは、キッチンとは別に小部屋のようなスペースを設ける必要がありません。これにより、効率的な間取りを実現できます。
例えば、II列型キッチンやペニンシュラキッチンを採用すると、調理スペースの裏側一面を収納スペース(壁面収納)として活用することができます。
ウォークスルータイプのパントリーでは、物の出し入れがスムーズで、効率的な収納ができますが、小部屋のようなスペースを設ける必要があります。
例えば、1畳程度の広さでも十分ですが、収納棚は壁面1面または2面に設置するのが適しています。
より多くの収納が必要な場合は、2畳以上の広さが適しているでしょう。
キッチン横にパントリーをレイアウトする場合、キッチンの使い勝手が大きく向上するでしょう。
キッチンと直結するため、料理中に必要な物をすぐに取り出せるのが大きな利点です。
壁面収納の場合、キッチン裏にパントリーをつくる場合と同様です。
キッチン横のウォークスルータイプのパントリーの場合、キッチンにプラスして広さが必要になります。
そのため、動線をしっかり考慮することがポイントです。
例えば、キッチンとは別に、パントリーから別の部屋に通り抜ける扉や、もしくはガレージにつながる勝手口など設けると、さらに使い勝手がよくなりますよ。
こちらの事例では裏だけだけでなく、横にも設けることで、十分な広さのあるパントリーですし、調理しやすい動線も確保できています。
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実例もみると、「パントリーはつくりたい」と希望が強くなるでしょう。
しかし、後悔しないためには、メリット・デメリットを把握し、ご自身のライフスタイルに合っているか見極めることも重要です。
パントリーのメリットは以下の通りです。
【メリット】
キッチンの使い勝手が向上し、快適に料理ができますね。
パントリーのデメリットは以下の通りです。
【デメリット】
生活をし始めると、買ったものや料理に関係のないものまで、「収納」だからと置いてしまう場合があります。
買いすぎない、「何でも」置かないというルールは設けたほうがいいでしょう。
パントリーを効果的に活用するためには、適切な収納アイテムを選ぶことが重要です。
ここでは、パントリーに収納するのに最適なアイテムとその収納方法を紹介します。
パントリーには、長期保存ができる食品を中心に収納すると便利です。
例えば、缶詰や乾物、瓶詰めなどの食品はパントリーに最適です。
また、防災用として普段使わない非常食や保存食をストックしておく場所としても役立ちます。
整理しやすいように、食品はラベルをつけて分類しましょう。
大きな調理器具や季節限定の調理器具は、普段使わないことが多いため、パントリーに収納するのがおすすめです。
フードプロセッサーやミキサーなど、使用頻度が低いものをパントリーに置いておくことで、キッチンの作業スペースが広がります。
収納棚やラックを活用して、取り出しやすく整理整頓を心がけましょう。
パントリーは、キッチンで日常的に使う紙製品や掃除用品の収納場所としても便利です。
キッチンペーパーや洗剤のストックをまとめて置くことで、必要な時にすぐ取り出せる環境を整えましょう。
専用の収納ボックスや棚を使って、見やすく管理しやすい配置を心がけましょう。
使用頻度の低い調味料やスパイスをパントリーに収納することで、キッチンの作業スペースを有効活用できます。
スパイスの瓶をまとめて収納し、ラベルを付けることで整理整頓がしやすくなります。
また、棚や引き出しを使って、使いやすい位置に配置すると便利ですよ。
パントリーをつくり、適材適所のレイアウトを考えることは難しいですよね。具体的なプランは、プロにご相談ください。
パントリーを設計する際には、使い勝手を最大限に高めるためのポイントを押さえることが重要です。
パントリーでは、どんな収納棚を設置するのかで、使い勝手に大きく影響します。
パントリー内の棚は、造作でオーダーメイドすることで、収納スペースを最大限に活用できます。
また、可動棚を設置することで、収納物の高さに合わせて柔軟に対応できるようにすると、収納の効率が大幅に向上しますよ。
パントリーのコーナー部分には、回転棚を取り入れるとデッドスペースになりがちな場所も使えます。
回転棚は奥行きが深いスペースでもアクセスしやすく、収納物を取り出す際の手間やストレスが軽減できるでしょう。
パントリーの使い勝手をよくするには、管理のしやすさ、出し入れのしやすさが重要です。
パントリーの奥行きは、収納物が取り出しやすいように設計します。
また、収納箱を統一することで、見た目が整い、収納効率が向上します。
可能な限り、深さや幅が統一された収納箱にすると、パントリー内もスッキリとした見た目で、気持ちがいいですよ。
パントリー内にカウンターや小さな作業台を設けると、食品の準備や整理がしやすくなります。
広いスペースが必要ですが、作業スペースを確保することで、パントリーを多目的に活用できます。
後悔しやすいパントリーでは、換気設備と照明が不十分だった場合に多いようです。
適切に管理し、使い勝手をよくするためには、換気設備と照明は不可欠です。
パントリー内の換気は、湿気やカビの発生を防ぐために重要です。
換気扇や通気口を設けることで、空気の循環を良くし、快適な収納環境を保ちましょう。
パントリー内の照明は、明るさと照度に配慮して設計します。
LEDライトやスポットライトを使うと、暗いスペースでも収納物が見やすくなります。
また、棚下に取り付ける照明は、棚に置いた物の確認がしやすくなるためおすすめです。
キッチンにパントリーを取り入れることで、収納力が大幅に向上し、キッチンの使い勝手が格段に良くなります。
パントリーをキッチン横か裏に設置するかの選択は、動線や使いやすさを考慮して決めることがポイントです。
食品や調理器具、日用品を適切に収納し、棚の設計やスペースの使い方に工夫を加えたパントリーをつくりましょう!
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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