家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2024/09/14
半平屋は、1階を中心に生活空間を広げながら、部分的に2階を設けることで、土地の有効活用とデザイン性を両立できる住宅です。
家族のライフスタイルに合わせた間取りが可能で、特におしゃれな外観が魅力として注目されています。
今回は、半平屋のメリット・デメリットを簡潔に解説しながら、具体的な施工事例を通しておしゃれな外観にするためのポイントを紹介します。
コラムのポイント
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半平屋とは、1階に主な生活空間を整えつつ、2階に追加のスペースを設けた住宅のスタイルです。
平屋のシンプルで広々とした魅力を保ちつつ、2階部分を活用することで収納やプライベート空間を確保し、居住空間を効率的に広げることができます。
なお、『半平屋』は、建築基準法上では「2階建て」に分類されますが、一般的には「1.5階建て」や「平屋風2階建て」、「準平屋」と呼ばれることもあります。
半平屋のメリットは以下の通りです。
・家事動線・生活動線が短く、快適な暮らしができる:主要な生活空間が1階に集約されているため、家事や日常生活がスムーズに行える。
・敷地面積を最大限に活用できる:1階部分に生活スペースを集中させ、2階に余剰スペースを設けることで、限られた敷地を効率的に活用できる。
・おしゃれでスタイリッシュな外観にピッタリ:デザイン性が高く、現代的なスタイルを取り入れた外観が特徴。
半平屋は、上記のように機能性だけでなく、デザイン性にも優れています。
特に、2階部分が1階部分の広さの半分から3分の1程度で設計されるため、凹凸ができ、外観のスタイリッシュさが際立つデザインも可能です。
半平屋のデメリットは以下の通りです。
・2階部分の使い勝手に工夫が必要 :1階部分が主な生活空間として広く使われるため、2階は収納やサブスペースとして設計することが多い。使い勝手の最大化がポイント。
・2階のスペースが限られる:2階部分の広さが1階部分の半分から3分の1程度になるため、余剰スペースの無駄のない空間設計が欠かせない。使い方を検討し、必要な設備・収納などのプランニングがポイント。
・階段の設置が必要:2階があるため、階段の設置が必要。バリアフリー性や動線に影響を考えなければいけない。
半平屋は、デメリットのような設計の難しさがありますが、適切に対策を講じられるプロに相談することで、メリットを最大化した快適で機能的な住まいが実現できます。
ぜひお気軽にご相談ください。 快適性や機能性があり、ライフスタイルやお好みのデザインにあったプランをご提案いたします。
半平屋は、メリットでお伝えしたように間取りや屋根のデザインによって、凹凸が際立つおしゃれな外観を実現できます。
一方で、凹凸が目立たないように設計することで、平屋のような外観デザインも可能です。
次に、半平屋の外観をおしゃれに仕上げる具体的なポイントをご紹介します。
半平屋の外観をおしゃれにするためには、屋根のデザインが重要です。
例えば、片流れ屋根はスタイリッシュでモダンな印象を与え、三角屋根はかわいらしさやシンプルさを演出します。
それぞれの屋根のデザインのわかりやすい事例をご覧ください。
【片流れ屋根の住まいの実例】
すっとしたキレの感じる片流れの屋根です。
【三角屋根の住まいの実例】
片流れ屋根に比べ、落ち着いた印象です。
同じカラーの外壁ですので、屋根のデザインによる印象の違いがわかりやすいです。
外壁材の選び方は、外観の印象に大きく影響するため、質感やカラーリングを工夫することで、統一感のあるデザインが実現できます。
例えば、黒い外壁材を使用すると、スタイリッシュで洗練された印象に。
一方、白やアイボリーの外壁は、シンプルでありながらかわいらしい印象を与えます。
また、自然素材を部分的に取り入れることで、外観にあたたかみや上質感を加えられ、全体のバランスをより一層引き立てられるためおすすめです。
【自然素材を外壁材に使用した事例】
大きな窓を設置することで、半平屋の外観をスタイリッシュにするだけでなく、家の内部にたくさんの自然光を取り込み、明るく開放的な空間にできるためおすすめです。
さらに、窓枠やドアのデザインに工夫を加えることで、外観に統一感と魅力をプラスできます。
【おしゃれな窓枠やドアのデザイン事例】
多くの住まいでは窓枠と外壁のカラーを揃えることが一般的ですが、事例のお住まいでは、白い壁に黒い窓枠を組み合わせることで、外観全体に「黒」をアクセントカラーとして取り入れ、おしゃれな印象を与えています。
さらに、ドアは自然素材の木製デザインのタイプを採用し、あたたかみのある質感を足せました。
二つの組み合わせにより、外観の統一感とスタイリッシュさが一層引き立っています。
ウッドデッキや縁側は、半平屋の外観デザインにおいても効果的です。
自然素材の質感と温かみをプラスし、外観に凹凸を加えておしゃれな印象を演出します。
また、ウッドデッキや縁側は外観だけでなく、生活空間にもメリハリをつけられます。
時には、ゆったりとリラックスできるスペースとして、また家族や友人とのバーベキューなどアウトドアを楽しむ場所としてもおすすめです。
【ウッドデッキの事例】
山梨県で半平屋や自然素材、ウッドデッキのある住まいをご検討中の方は、北伸建設にご相談ください。
お希望のデザインでライフスタイルにあったお住まいのプランをご提案いたします。
半平屋のおしゃれな外観と内装実例を紹介します。実際のデザインの工夫やその効果をご覧ください。
ご検討中のお住まいの参考になれば幸いです。
外観をおしゃれに仕上げるポイントがすべて盛り込まれていますよ。
デザイン性の高い外観で、周囲の環境・雰囲気とも馴染んでいます。
少しルームツアーをしてみましょう。
広々とした明るい空間のLDKです。
床や、リビングの天井は板張りにし、ふんだんに自然素材を採用しています。
またたっぷりと光が入る窓はウッドデッキともつながり、気持ちの良い空間です。
ウッドデッキの反対側には、薪ストーブを設置。 薪ストーブはインテリアとしても暖房器具としても大活躍、間違いなしです!
2階に上ると、ワークスペースがあります。
生活空間は1階にまとまっていますので、オンオフのメリハリがつけやすいのも半平屋のメリットです。
▶︎▶︎▶︎その他詳しくは【森林浴・外気浴ができる住まい(2拠点住宅・長期優良住宅)】へ
淡いトーンの外壁でどことなくほっこりとした佇まいです。
玄関のある表側からみると、半平屋とはわかりませんね。
ですが、庭のある裏側をみてみると、
ウッドデッキと淡いアイボリーの外壁で、印象が全く異なりますし、半平屋になっていることがわかります。
こちらの外観デザインのポイントを確認しておきましょう。
半平屋だからこそ可能になったデザインで、非常に魅力的です!
では、室内も少しご紹介します。
LDKでは、キッチンを中心とした間取りに。
料理中でもダイニングで食事をしている人も、ソファでくつろぐ人もみんなでコミュニケーションがとれる設計です。
壁は全体的に白でまとめ、リビングダイニング部分の天井は板張りでで特別な空間を演出しました!
▶︎▶︎▶︎その他詳しくは【プライベート空間を確保したZEH住宅】へ
半平屋は、外観に凹凸を生み出すデザインや、ウッドデッキや縁側を取り入れたアプローチなど、さまざまな工夫でおしゃれな住まいを実現しやすい住宅スタイルです。
外壁材や屋根、窓やドアの選び方によって、個性的でスタイリッシュなデザインが可能です。
今回ご紹介したポイントが、おしゃれな外観と内装を持つ半平屋づくりの参考になれば幸いです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています!