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家づくりの豆知識
2024/09/20
土間収納は、玄関からアクセスしやすく、収納スペースを確保するための便利な間取りとして注目されていますが、実際には「失敗した」と後悔するケースも見受けられます。
土間収納の後悔するケースとして、多くは間取りの設計ミスや、使い勝手の悪さが原因です。
今回は、土間収納を取り入れる際の失敗例を挙げつつ、「つくってよかった!」と実感できる事例をご紹介します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
土間収納は、土足まま移動できる家の中の収納スペースで、玄関近くに設置されることが一般的です。
以上の2点を知っておくと後悔することなく、土間収納について検討できます。
土間収納は、ベビーカーやお子様の外遊び道具など、玄関スペースにあふれがちなアイテムをすっきりと収納できます。
アウトドア用品やスポーツ用品、バッグや上着など玄関にあったら便利なものも必要に応じて効率的に保管できるため、利便性を高めるだけでなく、玄関をスッキリと保ち、生活空間の快適性を高めることが可能です。
また、玄関周りが整頓されることで掃除も楽になり、家事の負担を軽減できます。
土間収納は、現代のライフスタイルに適応できる柔軟なスペースとして人気が高まっています。
アウトドアや趣味に使うアイテムが増えたご家庭では、玄関に土間収納を設置することで、使用頻度の高い道具をすぐに取り出せて便利です。
また、ベビーカーや子供の外遊び道具、自転車など、大きなアイテムの保管にも適しているため、暮らしをより効率的にサポートできます。
さらに、土間収納はデザイン性と機能性が進化しているため人気が高まっています。
山梨県でアウトドアライフ、自然の中で暮らしていきたいとご検討中の方は、土間収納がある住まいは、非常に便利で快適です。
ライフスタイルにあったお住まいをご提案しますので、ぜひご相談ください。
便利なはずの土間収納が、なぜ「失敗した」と思う方がいらっしゃるのでしょうか。
実際に、土間収納が『いらなかった』というケースや、逆に『つくらずに後悔した』というパターンが存在します。
それぞれの失敗例や後悔の理由を理解することで、間取り設計の際に最適な選択できますので、原因を探っていきましょう。
土間収納が「いらかなった」となる、よくある理由は以下の3つです。
土間収納は設置しても、十分に活用されない場合、結果的にスペースの無駄遣いと感じることがあります。
特に、収納するアイテムや用途が明確でないと、使用頻度の低い物が置かれるだけの場所になってしまいます。
土間収納をつくる際には、どのアイテムを収納するのか、どの程度のスペースが実際に必要なのかをしっかりと検討し、間取り設計を進めることが重要です。
土間収納は、設置場所や動線を誤ると、使い勝手が悪くなります。
例えば、土間収納が玄関から遠すぎたり、頻繁に使うアイテムが取り出しにくい位置に配置されていると、頻繁に使用することが面倒になり、使わなくなってしまいます。
動線とスペースのバランスを考慮し、実際の生活シーンを想定してプランニングすることが重要です。
土間収納を設置したものの、実際のライフスタイルと合わなかったというケースも少なくありません。
アウトドア用品やスポーツ用品を頻繁に使用しないご家庭では、土間収納が活用されず、結果として無駄なスペースをつくってしまっただけ、になってしまいます。
土間収納のスペースをつくらなれけば、リビングなど他の部屋を広くできたのにと後悔しないために、土間収納が自分たちのライフスタイルに本当に必要かどうかを見極めることがポイントです。
土間収納をつくったから後悔するのではなく、「つくらなかった」ために失敗したと実感するケースもあります。
具体的にどんなときに「土間収納がない」と後悔するのか考えてみましょう。
靴や傘だけではなく、BBQの片付けをしたとき、クラブに入会しスポーツ用品が増えた場合など、玄関に置いておきたいものが多くなり、玄関スペースが狭くなります。
さらに、季節ごとに必要なアイテムが増えることで、常に玄関が物であふれた状態が続くこととなり、掃除や整理整頓も難しくなります。
ライフスタイルやライフステージの変化まで考えることは難しいですが、長期的に見て本当に必要なスペースを見極めることが重要です。
土間収納は、アウトドアや趣味の道具を収納するために設計されることが多いですが、買い足しや趣味の多様化により、アイテム増え、収納不足となる傾向があります。
十分な収納スペースがないと、アイテムを適切に整理できず、玄関やリビングにあふれ出し、見た目が悪いだけでなく、動線を妨げ快適性が損なわれかねません。
今保管したい量より1割から2割程度広くスペースをとることを検討しましょう。
収納場所が足りないと、家の中での動線が悪くなり、毎日の生活が非効率的になります。
特に、すぐに取り出したい物が見つからない場合はスペース不足に対し「後悔」し、物が散乱することで掃除が面倒になり、室内の清潔感を保つことが難しくなります。
どこに何を収納するのか、土間収納を含め、収納計画をしっかりと立てることが重要です。
収納量に合った計画を立てることは非常に難しいですが、プロと細かくシミュレーションを行いながらプランを作成していくことがおすすめです。
土間収納を最大限に活用するために、設置時の失敗を避け、快適な収納空間を実現する3つのポイントをお伝えします。
土間収納を設置する際、使用する道具やアイテムの種類に応じた収納スペースを計画することが必要です。
【土間収納の広さの目安】
将来的にアイテムが増えた際にも対応できる余裕を持たせましょう。
土間収納をつくるなら、2畳あると使い勝手がよく安心ですよ。
土間収納の配置は、玄関や家全体の動線に合わせて考えるべきです。
使いやすいレイアウトを工夫することで、スムーズにアイテムの出し入れができるようになります。
動線を意識した設計により、生活の利便性が向上し、無駄な動きが減るため、日常生活が快適になりますので、玄関からリビングに抜けるウォークスルータイプとあわせて検討することがおすすめです。
土間収納は特に湿気が溜まりやすい空間ですので、湿気対策を講じることが必要です。
換気システムの導入や、湿気に強い床材や壁材を選ぶことが、長期的に見て収納の質を保つために重要です。
適切な対策を行うことで、収納内のアイテムを良好な状態で保てます。
「失敗した」というよりも、コンセントは「あるとよかったのに」となるものです。
コンセントは電動自転車の充電や、玄関を高圧洗浄機で掃除したい時にも役立ちますよ。
一般的なよくある失敗例を参考に、ライフスタイルにあわせたプランをご提案した成功事例をご紹介します。
スッキリとキレイに並べられ、靴がメインに収納されています。
清潔感だけでなく、取り出しやすい、管理しやすいと利便性が高いことも分かります。
別のスペースに傘と上着をかけるスペースも設けました! デッドスペースになりがちな場所ですが、有効活用できました。
▶︎▶︎▶︎詳しくは【プライベート空間を確保したZEH住宅】へ
土間に自転車を「見せる」収納になるようにピットガレージを設けました
奥にはお手入れスペースも設けていますので、最小限の移動ですみます。
▶︎▶︎▶︎詳しくは【ピットガレージのある家(長期優良住宅)】へ
玄関前ではなく、勝手口前に土間収納を設けました。
高さが異なる棚、扉付きの収納などバリエーションがありますので、必要に応じて使い分けができます。
なお、ガレージとアクセスがいい場合は、玄関ではなく、勝手口に土間収納を設けることがおすすめです。
棚に置くのではなく、事例のように、「かける収納」が適している場合もあります。
登山リュックだけではなく、防災リュックやヘルメットも「かける収納」がおすすめです。
▶︎▶︎▶︎詳しくは【趣味を活かした薪ストーブのある雨楽な家】へ
土間収納は、便利で整理整頓を助ける重要なスペースですが、失敗しないためには慎重な計画が必要です。
無駄なスペースを避け、実際に必要なアイテムや収納量を見極めましょう。
ライフスタイルの変化にも対応できる柔軟な収納計画を立て、快適な住環境を実現してください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています!