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新築のおしゃれな階段の選び方|デザイン性・機能性が高い階段のポイントを徹底解説 – スタッフブログ

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2024/11/13

新築のおしゃれな階段の選び方|デザイン性・機能性が高い階段のポイントを徹底解説

新築のおしゃれな階段の選び方|デザイン性・機能性が高い階段のポイントを徹底解説
 

階段は、家の中で単なる移動手段ではなく、暮らしを支える重要な住まいの構造の一つです。

 

新築の注文住宅を計画する際、階段の選び方は家全体のデザイン性と機能性を大きく左右します。

 

階段の種類や設置場所の工夫次第で、家事効率を高めたり、安全性を確保したり、SNS映えするような、おしゃれな空間を生み出すことも可能です。

 

今回は、階段の種類や特徴、設置場所、建築基準法で求められる基準、そしてデザイン性と機能性を両立させるアイデアについて詳しく解説します。

 

魅力的な階段選びを成功させるための実用的なヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

コラムのポイント

  • 階段の種類や設置場所ごとのメリット・デメリットがわかります。
  • 新築の階段で、デザインと機能性を両立させるポイントを解説します。
  • 階段にかかる費用の注意点や予算管理の工夫がわかります。

 

 

 

 

新築の階段選び【種類と特徴】

新築の階段選び【種類と特徴】

 

階段は、1階から2階へまっすぐ伸びる形状のものだけではありません。

 

いくつかの種類(形状)があり、それぞれにメリット・デメリットがありますので、比較して選ぶことが重要です。

 

 

直階段(ちょくかいだん)

直階段(ちょくかいだん)

 

直階段は、見た目がシンプルで、王道の階段です。

 

一直線に上る形状のため、階段で必要なスペースはコンパクトで、リビングなどの空間・間取りを広く使えます。

 

【メリット】
・省スペースで設計が可能
・家具の搬入がしやすい
・工事費用を抑えられる
【デメリット】
・急勾配になりやすく安全性に懸念がある
・転倒時に一気に下まで落下する危険性がある

 

 

L字階段 (かね折れ階段)

L字階段一例

 

L字階段(かね折れ階段)途中で90度曲がる形の階段です。直階段に比べて直階段より広いスペースが必要です。

 

【メリット】
・踊り場があるため安全性が高まる
・プライバシーを保ちやすい
・部屋の隅に配置しやすく、スペースを有効活用できる
【デメリット】
・大きな家具の搬入に工夫が必要
・直階段よりも設置面積とコストが増加

 

 

U字階段

U字階段一例

 

U字階段は、途中で180度折り返す形の階段です。踊り場も含め、最も広いスペースが必要です。

 

【メリット】
・勾配を緩やかにできる(高齢者や子供に優しい)
【デメリット】
・大型家具の搬入が難しい場合がある
・設置スペースとコストが最も高くなる傾向がある

 

 

らせん階段

らせん階段は、円を描くように回転しながら上る階段です。最小限の面積で設置できます。

 

【メリット】
・もっとも省スペースで設計が可能
・モダンでスタイリッシュな見た目
・空間のアクセントになる
【デメリット】
・上り下りが少し難しい
・引っ越し時の家具搬入が大変
・施工費用が高額

 

 

選択する階段の種類は、ご家族のライフスタイルや家の設計に深く影響を及ぼします。

設計段階でプロと相談し、最適な階段を選びましょう。

 

 

新築階段で重要な設置場所

新築階段で重要な設置場所

 

階段の設置場所によって、生活動線や間取りに大きく影響を与えます。

 

デザイン性だけでなく、ライフスタイルとの適合性をしっかりと検討しましょう。

 

 

リビング内

リビング内に設けた新築階段

 

リビングに階段を設置することは、廊下をつくるスペースが不要になり、間取りを最大化できるため、近年増えています。

 

【メリット】
・家族のコミュニケーションがとりやすい
・自然光を取り入れやすい配置が可能
・デザイン性を高め、階段そのものがインテリアの一部として活用できる
【デメリット】
・リビングのスペースが狭くなる可能性がある
・プライバシーの面で注意が必要

 

来客が多いご家庭は、ご家族も来客の方も2階に行き来する度に気を使ってしまいます。

 

リビングの端や奥、仕切りを設けるなど、できるだけ見ないようにする配慮が必要です。

 

家族のライフスタイルやリビングの広さを考慮し、動線が自然で快適になるように設計することがポイントです。

 

 

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玄関ホール

玄関ホールに設けた新築階段

 

階段を玄関ホールに設けることは、すぐに出入りでき、プライバシーを守れる間取りです。

 

【メリット】
・家全体の動線が整いやすい
・来客時にも対応しやすい配置
【デメリット】
・ホール部分が広く必要になるため、設計上の制約が増えることも
・玄関周りの収納スペースに影響を及ぼす可能性

 

玄関に圧迫感が出ず、通路や出入り口周りが狭くならないようスペースを十分に確保するか、他の空間とのバランスを考慮することがポイントです。

 

 

キッチン近く

新築階段をキッチン近くに設けた事例

 

昨今は、LDK(キッチン・リビング・ダイニングと一体化)で広々とする間取りが多く、間取りによってはリビング内ですが、キッチン近くに階段を設けることもあります。

 

【メリット】
・家事動線が効率的になる
・家事をしながら子どもの動きを見守りやすい
【デメリット】
・料理の匂いや音が上階に伝わりやすい

 

キッチン周りの階段は、家事効率を重視する人に最適ですが、音や匂いの対策として適切な換気や扉の設置を検討することがおすすめです。

 

 

 

 

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新築階段の建築基準法も知っておこう

新築階段の建築基準法も知っておこう

 

将来にわたり安全に暮らせる住まいづくりのため、建築基準法が定められています。

 

新築時に基準を守ることは必須です。

 

設計の際は、基準よりも少し余裕を持たせ、より安全な階段をつくりましょう。

 

 

階段の幅

建築基準法では、新築住宅の階段幅を75cm以上と定めています。

 

大人が安全に上り下りでき、家具の運搬も可能です。

 

ただし、実際の設計では90cm以上の幅を確保すると、荷物を持っているときや2人でのすれ違いもスムーズです。

 

 

踏面(ふみづら)

踏面(ふみづら)とは、足を乗せる一段分の幅のことを指し、15cm以上の広さが必要です。

 

大人の足は、23cm以上の場合が多いため、20cm程度あると、より安定感があります。

 

 

蹴上げ(けあげ)

蹴上げ(けあげ)とは、一段一段の高さのことです。23cm以下と定められています。

 

毎日使う階段だからこそ、お年寄りやお子様も安心して使える一段の高さは21cm以下におさえることがおすすめです。

 

 

踊り場

踊り場とは、階段の途中にある平らな部分で方向転換ができる場所のことです

 

踊り場を設ける場合、幅75cm以上とする規定があります。

 

 

手すりの設置

階段に手すりをつけることは、よろけたときの支えになり、転落事故も防げます。

 

なお、建築基準法(25条)では、1階から2階までの高さ(階段の高低差)が1m以上ある階段では、手すりの設置が必須です。

 

両側に手すり、もしくは片側に手すり+もう片側に側壁やこれに代わるものが必要と規定されています。

 

また、下から75〜85cmの位置(お子様なら60cm〜65cmの位置)に手すりを設けると使いやすいとされています。

 

 

定められた基準は、あくまで住む人の安全を守るための最低限のルールです。

 

実際の設計では、家族構成や生活スタイルに合わせて、これらの基準よりも余裕をもった設計をおすすめします。

 

 

新築階段のデザインと機能性を両立するポイント

新築階段のデザインと機能性を両立するポイント

 

注文住宅だからこそ、階段における建築基準法の基準を守り、ご家族の安全を守るだけではなく、こだわり(デザイン・機能性)もつことが可能です。

 

どんなふうにするとおしゃれな階段になるのか、どんな機能を付加できるのか、詳しく解説します。

 

 

階段の素材

木材を使った階段が主流ですが、手すりなどにスチールやガラスを組み合わせると様々なテイストに合い、デザイン性が高まります。

 

内装のテイストに合わせて素材を決め、階段そのものがインテリアとなるように、おしゃれにしましょう!

 

素材例)

無垢材:木の質感・あたたかみ

スチールやアイアン:モダンやクール、かっこよさ

ガラス:光を通し、明るい空間

 

素材が見せる印象を参考に、お選びください。

 

 

自然光を活用する

階段周りの光の取り入れ方で、空間の表情は豊かに変化し、おしゃれで素敵な住まいができます。

 

階段の横に窓、もしくは天窓を設置したり、吹き抜けと組み合わせると光をたっぷりと取り入れられます。

 

 

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照明

照明は、足元を明るくし、安全性を高め、優しい明るさで階段スペースをぐっとおしゃれに包み込むことが可能です。

 

階段で使用される照明は以下の通りです。

ブラケットライト:壁に取り付けるタイプ。複数個必要。

ペンダントライト:天井からコードやロープなどで吊るすタイプ。

ダウンライト:天井に埋め込むようにして設置するタイプ。シンプルで圧迫感がない

フットライト:足元を照らすタイプ。補助的な使い方が多い。

階段に使う照明

 

照明本体のデザイン性にこだわりたい方は、ブラケットライトやペンダントライトがおすすめです。

 

 

掃除が楽なデザイン

階段のデザインは、家事の負担を最小限に抑えることも考えることもポイントです。

 

・スケルトン階段より箱型階段にする

・掃除機をかけやすい幅広でフラットな踏面にする

 

スケルトン階段は、階段の骨組みと段板のみで作られている階段で、開放感を演出し、デザイン性が高く人気が高いです。

一方で、ホコリが目立ちやすいため、毎日の掃除が欠かせません。

 

 

上り下りの負担を軽くする

急な勾配の階段は、足を踏み外す危険が高く、特に荷物を持っている場合や視界が悪い場合は特に危険です。

 

以下のデザインを取り入れることがおすすめです。

・階段の幅、踏面を広くする

・蹴上げを低くする

・手すりの位置やデザインで掴みやすいものを選ぶ

・踊り場を設ける(小休止ができる)

 

手すりは大人もお子様もちょうどよい高さで掴めるように、2つ設ける方法もありますが、格子であれば、掴むことも可能です。

 

手すりのデザイン(格子タイプ)

 

 

 

 

新築階段にかかる費用

新築階段にかかる費用

 

新築階段にかかる費用は、スペースや種類、素材、デザインなど様々な面で異なるため、約25万〜100万円以上と幅広いです。

 

そのため、階段単体で考えるよりも、住まい全体で予算を超えないようにすることが重要です。

 

例えば、階段のデザインにこだわっても、キッチンのグレードを上げない、シンプルな間取りにするなど工夫できる点が数多くあります。

 

しっかりとご希望に耳を傾け、ご予算に合ったプランを提案できる工務店に相談しましょう。

 

 

 

新築階段は毎日使うからこそ、細かく考えて

新築階段は毎日使うからこそ、細かく考えて

 

階段の設置場所やデザイン、費用は住まいの快適さや見た目に大きく影響を与えます。

 

家族のライフスタイルに合った選択をすることで、おしゃれで暮らしやすく、満足度の高い家が実現できます。

 

適切なプランニングと信頼できる工務店のサポートで、理想の住まいを手に入れてください。

 

 

ご相談はHOKUSHINへ

北伸建設 秋山常務

 

HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。

 

木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。

 

子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!

 

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