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家づくりの豆知識
2025/02/15
無垢フローリングは、自然なぬくもりと美しさが魅力です。
しかし、以下のような理由で後悔するケースも少なくありません。
「傷がつきやすい」
「メンテナンスが大変」
「思っていた色と違った」
せっかく取り入れても、仕上がりや使い勝手に不満があれば台無しになってしまいます。
そこで今回は、ブログなどで見かけるよくある後悔を集めました。
快適で心地よい暮らしを実現できるよう、後悔しない無垢フローリングの選び方や対策を、徹底解説します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
自然素材のよさが広く知られるようになった今、無垢フローリングへの関心が高まっています。
自然の風合いやぬくもりを感じられる一方で、実際に使い始めてから「思っていたより扱いが難しい」と感じることも少なくありません。
一般的に自然素材の特性としてデメリットとして言われていることが、よくある後悔の理由にあげられます。
木の質感を直接感じられますが、以下のような場合に傷がつきやすいため注意が必要です。
・家具の移動時の引きずったときの傷
・おもちゃの落下による凹み
・ペットの爪による引っかき傷
日常のさまざまなシーンで傷がつく可能性があるため、「キッズスペースを設けて遊ぶ場所を自然に分ける」「家具の脚にフェルトを貼る」など、あらかじめ対策を考えておくことがポイントです。
無垢フローリングは自然素材であるため、湿度や温度の変化に敏感です。
特に季節の変わり目や、乾燥した季節や暖房を使用している時期には、木材が収縮や膨張を繰り返すことがあり、板と板の間のすき間が均一でなくなることがあります。
・自然素材の取り扱いに長けたハウスメーカーや工務店に依頼
・室内湿度を40%〜60%に保つ
などの対策で、すき間の発生を最小限に抑えることが可能です。
無垢フローリングは経年とともに、自然素材ならではの風合いが現れる一方で、以下のような変化が起こる場合があります。
・色の変化:日光による色味の変化
・木目の変化:使用による風合いの変化
・シミの発生:水濡れや汚れの放置
経年変化は、素材の個性ともいえますが、見た目や機能面での不満につながることもあります。
定期的な手入れや、日光対策、湿気管理などの予防策を講じることが、長く美しい状態を保つために重要です。
無垢フローリングは自然な風合いが魅力ですが、美しさを保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
具体的には、以下のような手間と費用がかかります。
・ワックスがけ:6ヶ月〜1年に1回程度
・オイル塗装:2〜3年に1回程度
・日常的な掃除:水拭きには特に注意が必要
・湿度管理:40〜60%の適切な湿度維持が必要
・メンテナンス用品の準備:専用のワックスやオイルの購入
特に、水拭きのやり方や湿度管理を怠ると、劣化が早まる原因になります。
定期的なワックスやオイル塗装を行い、適切な環境を維持することで、長く快適に使い続けることが可能です。
無垢フローリングの経年変化などは、決してデメリットではありません。
施工前に無垢・自然素材の特徴をよく理解し、ライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
山梨県で、無垢フローリング、自然素材の住まいをご検討中の方は、ぜひ北伸建設にお気軽にご相談ください。
モデルホームで無垢フローリングの経年変化などご覧いただけます。
無垢フローリングには木のあたたかみが感じられますが、「思っていたのと違った」と感じることもあるようです。
後悔しないためには、素材の質感を知っておくことが重要です。
木の種類では、スギやオークなどがよく使われ、工務店により取り扱う種類が異なります。
取り扱いがない場合もあるかもしれませんが、それぞれの特徴をお伝えします。
針葉樹は一般的に柔らかく、広葉樹と比べて価格が手頃なのが特徴です。
・パイン:やわらかく温かみのある雰囲気でで、価格も比較的リーズナブル
・スギ:調湿性が高く、日本の気候に適している
・ヒノキ:抗菌性が高く、独特の香りを楽しめる
やわらかいため、傷はつきやすいものの、あたたかみのある空間づくりが叶い、調湿効果も高いため、日本の気候風土に適した素材といえます。
広葉樹は全般的に耐久性に優れ、キズや凹みにも強い特性を持っています。
・オーク:耐久性が高く、傷つきにくい。経年変化も美しい
・ウォールナット:硬さと重厚感があり、高級感のある空間を演出
・チェリー:適度な硬さと、時間とともに深まる色味が特徴
初期費用は高めですが、長期的な使用を考えるとコストパフォーマンスがいい建材です。
木の種類を選ぶ際は、実際に現物を見せてもらい、色味や質感をより正確に感じ取るため、光の当たり方や角度を変えて何方向からも見比べることをおすすめします。
無垢フローリングの塗装は、見た目を美しく保つだけでなく、メンテナンスの手間を減らし、耐久性を高めるために重要な役割を果たします。
塗装の種類によって、仕上がりの質感や、日々のお手入れ方法、さらにはフローリングの耐久性にも大きく影響します。
オイル塗装は、木材本来の質感や呼吸を活かしたい方におすすめです。
・木材の呼吸を妨げず、自然な風合いを保てる
・メンテナンスは比較的頻繁に必要だが、部分補修が容易
経年変化を楽しめる反面、定期的なメンテナンスが必要となるため、自然素材との付き合い方を楽しくできる方に適しています。
ウレタン塗装は、実用性を重視する方におすすめです。
・傷や汚れに強く、メンテナンス頻度を抑えられる
・水回りでも安心して使用可能
メンテナンス頻度は少なくて済むものの、木材本来の質感は若干抑えられるため、利便性を優先したい方に適しています。
自然塗料は、人体や環境への影響を最小限に抑えながら、木材本来の味わいを引き出せる塗装方法です。
・木材本来の質感を活かせる
・補修がしやすく、環境にも優しい
オイル塗装に似た特性を持ちながら、より安全性を重視した選択肢として注目されています。
無垢フローリングは、木と塗装でそれぞれ種類があり、掛け合わせ方は様々です。
無垢フローリングの選び方や仕上がりについてご不安な点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
無垢フローリングを選ぶ際、実際にどのように仕上がっているかを見ておくことはとても効果的です。
理想のお住まいを具体的にイメージしやすくなるため、ぜひご覧ください。
木目の美しさと素材感をそのまま活かしながら、優しい風合いが感じられるリビングです。
光の加減で表情を変える無垢材ならではの味わいが、暮らしに豊かな表情をもたらします。
素足で触れる心地よさと、空間全体に漂う穏やかな雰囲気で、日々の暮らしにやすらぎをもたらてくれるリビングです。
明るくやさしい色味が空間を広々と見せる効果もあります。
深みのある色調と木目が、モダンな家具、キッチンとの相性も抜群で、くつろぎの中にも品格が感じられる上質な空間を創出しています。
▶︎▶︎▶︎詳しくは【標高1000m里山の四季を楽しむ家】へ
無垢フローリングは、自然素材ならではのあたたかみや美しさが魅力ですが、その特性を理解した上で選ぶことが重要です。
傷や経年変化、メンテナンスの手間など、注意すべきポイントも多いため、事前にしっかりと情報を収集し、ライフスタイルに合った選び方をすることが後悔しないためには重要なステップです。
無垢フローリングや自然素材の住まいについて不安な点や疑問があれば、お気軽にお問い合わせください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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