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施工事例
家づくりの豆知識
2025/02/28
住まいづくりを考える際、様々な選択肢がある中で「平屋+ロフト」という住宅スタイルが近年注目を集めています。
一階建ての平屋にロフト空間を組み合わせることで、コンパクトながらも開放感のある住まいを実現できる点が魅力です。
今回は、平屋+ロフトの実例を紹介しながら、メリットやデメリット、そして快適な空間を作るための間取りのポイントまで詳しく解説します。
コラムのポイント
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「平屋+ロフト」の理想の暮らしをより具体的にイメージできるようになるには、様々な事例を見てみることがおすすめです。
早速ご紹介します。
展望スペースのような雰囲気のロフトです。窓から見える自然の移り変わりを身近に楽しめます。
▶︎▶︎▶︎その他の間取りもご覧ください【季節のうつろい一眺の家 (長期優良住宅)】へ︎
安全に行き来がしやすいように、固定階段を設置した平屋+ロフトの住まいです。
▶︎▶︎▶︎その他の間取りもご覧ください【雑木林に囲まれた別荘】へ︎
自然素材のやわらかさが感じられる平屋+ロフトの住まいです。はしごで上り下りします。
はしごであれば、下の階のスペースを圧迫せず、広々とした空間を維持できます。
▶︎▶︎▶︎その他の間取りもご覧ください【小川のほとりに佇む平屋・別荘】へ
平屋+ロフトの住まいが選ばれる理由は様々ですが、多くの方が実感している具体的なメリットがあります。
平屋+ロフトの住まいは、すべての生活空間が一階にコンパクトにまとまるため、家事や移動の効率が向上しやすくなります。
例えば、キッチンからリビング、寝室までの動線がスムーズになり、日々の暮らしの中での移動距離が短くなります。
特に小さなお子様がいるご家庭や高齢の方にとって、階段の上り下りがない平屋の間取りは安全で使いやすく、ご家族全員が快適に過ごすことが可能です。
ロフトは必要に応じて利用できるため、普段の生活では平屋の利便性を最大限に活かせます。
平屋+ロフトの住まいでは、リビングなどの主要空間に高い天井を設けることができ、実際の床面積以上の広がりと開放感を生み出せます。
天井高を活かした大きな窓からは豊かな自然光が室内に降り注ぎ、明るく温かな空間を作り出せるのです。
高い天井から見える空や緑の景色は、四季の移ろいを感じさせ、心豊かな暮らしを提供してくれます。
コンパクトな敷地でも開放的な住空間を実現できる点は、平屋+ロフトの大きな魅力です。
平屋+ロフトの住まいは、ライフスタイルの変化に合わせて、空間の使い方を変えられる柔軟性があります。
例えば、子育て期にはお子様の遊び場や勉強スペースとしてロフトを活用し、後に趣味の空間や収納スペースへと用途を変えられます。
また、平屋部分はバリアフリー設計にしやすく、将来の加齢に備えた住まいづくりが可能です。
家族構成やライフステージの変化に柔軟に対応できる間取りは、長く住み続けられる住まいの条件として重要です。
平屋+ロフトの住まいは、階段などの共用部分が少ない分、実際の生活空間を広く確保でき、無駄のない効率的な間取りが実現します。
メンテナンスの面でも、高所作業が少なくなるため、長期的に見た維持管理のしやすさと経済性を両立させることが可能です。
これまでお伝えしたように、「平屋+ロフト」は、開放感と機能性を兼ね備えた住まいです。
ですが、「ライフスタイルに合った間取りなのか分からない…」「ロフト以外の間取りはどうしたらいい?」とお悩み方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「平屋+ロフト」は開放感や機能性を備えた魅力的な住まいですが、一方で間取りや暮らし方によってはデメリットがあり、対策しておくことがポイントです。
ロフトは天井に近いため、暖気がこもりやすく、特に夏場は室温が上昇しやすい傾向にあります。
そのため、空調計画を工夫しないと、快適に過ごすことが難しいのです。
シーリングファンや高性能な換気システムを導入し、空気を循環させるようにしましょう。
ロフトを上り下りするための、はしごや階段は、設置方法によってはスペースを取るため、他の間取りを圧迫しかねません。
例えば、はしごであれば、間取りを圧迫することなく、コンパクトに収められますが、安全性や使い勝手の面で注意が必要です。
一方、階段を設ける場合は面積を確保する必要があり、間取りのバランスを考えながら計画することが重要です。
ロフトの広さや高さによっては、建築基準法上の制限があるため、子ども部屋など居室として使用する場合には、注意が必要です。
例えば、天井高が一定以上あると「ロフト」ではなく、「2階部分」とみなされ、延床面積に含まれてしまいます。設計の際には建築基準を十分に確認しておく必要があります。
ロフトにかかる建築基準は以下の通りです。
・天井高1.4m以下
・ロフトの床面積は、下の階の1/2以下
・固定階段の設置は不可(自治体により異なる)
なお、山梨県では固定階段の設置が認められているため、他県と比べて『平屋+ロフト』の住まいが建てやすい地域です。
自然豊かな山梨県で、「平屋+ロフト」の新築住宅をご検討中の方は、ぜひ北伸建設にご相談ください。快適でおしゃれな住まいづくりをお手伝いします。
「平屋+ロフト」の住まいを、より快適でおしゃれにするためには、間取りの工夫が重要です。
デザイン性と暮らしやすさを両立するためのポイントをご紹介します。
ロフトをリビングとつなげることで、吹き抜けのような開放感を演出できます。
視線が抜けるデザインにすることで、平屋でありながら縦の広がりを感じられる空間になります。
また、リビング階段を取り入れると、自然な動線が生まれますし、ご家族の気配を感じやすい魅力的な住まいにすることが可能です。
ロフトを寝室や趣味のスペースとしても活用する場合、収納計画も重要です。
例えば、階段下を収納スペースにしたり、ロフトに備え付けの棚を設けたりすることで、使い勝手のよさを確保しながら、限られたスペースを有効活用できます。
また、ロフトにつながる階段やはしごを設置する位置は、部屋の端など日々の生活動線の妨げにならない場所が適しています。
平屋のコンパクトな間取りを損なわないように設計することがポイントです。
木のあたたかみを活かした自然素材の住まいにすることで、ロフトの開放感と調和した心地よい空間をつくることが可能です。
無垢材の床や漆喰の壁を取り入れることで、調湿効果が期待でき、ロフトの温度管理にも役立ちます。
また、経年変化による味わいも楽しめるため、長く愛着を持って住める家になります。
ロフトを取り入れた住宅では、ロフトの照明計画が重要なポイントとなります。
特にロフトは、天井が低いため、明るさが不足しがちという課題があるため、必要な光を効率よく確保することが、快適な空間作りには欠かせません。
天井の高さや構造を活かした適切な照明を配置することで、ロフト空間を明るく快適に保てます。
例えば、間接照明を取り入れると、ロフトの開放感を損なわずにやわらかな光で空間を演出できます。
また、ペンダントライトやスポットライトを効果的に配置することで、おしゃれでメリハリのある空間をつくることが可能です。
昼間の採光も考慮し、高窓や天窓を取り入れることで、自然光を活かした明るい住まいを実現できます。
「平屋+ロフト」は、限られたスペースを最大限に活かし、快適で機能的な生活空間をつくり出すスタイルの住まいです。
「平屋+ロフト」の家づくりをお考えの方は、ぜひプロの意見を参考にしながら、理想の住まいを形にしていきましょう。
お住まいの設計や照明計画、動線、収納などのポイントを押さえた上で、おしゃれで快適な空間・住まいになるようサポートいたします。
理想の「平屋+ロフト」の住まいを実現するために、まずはお気軽にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
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