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家づくりの豆知識
2025/05/15
住まいのかたちは、多様なライフスタイルや価値観にあわせて変化し、今特に注目されているのが、「二階が小さい家」です。
総二階ではなく、1階の面積を広く取り、2階を必要な分だけ確保する設計が特徴です。
コンパクトな二階部分は、外観に個性を生み、周囲の自然や街並みにやさしく溶け込みます。加えて、家事動線の効率化や趣味・収納スペースの確保といったメリットもあります。
今回は、無駄を省きながらも心地よい住空間、「二階が小さい家」の外観や間取りのポイントなどをご紹介します。
コラムのポイント
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「二階が小さい家」という新しい選択肢に注目が集まっています。
というのも、暮らしの価値観が多様化し、特に、自然の多い郊外に目を向ける人が増え、静かな環境や広々とした敷地を活かした家づくりへの関心が高まっているからです。
「二階が小さい家」は、従来の総二階とは異なり、1階の床面積をしっかり確保しつつ、2階は必要最低限のスペースに抑えるという設計です。
1階に必要な空間・間取りの確保ができバランスが取れるため、無理のないボリューム感で、平屋のような開放感と、暮らしやすさを実現できます。
また、外観においても「二階が小さい家」はやさしい印象を持ちやすく、街並みに自然に溶け込みます。
大きすぎない屋根の高さや、自然素材を活かした外壁などを組み合わせることで、周囲との調和を保ちつつも個性を演出できる点が魅力です。
山梨県で、新築・二階が小さい家をご検討中の方は、北伸建設にお気軽にご相談ください。ご予算・ご希望に合わせて詳細なプランをご提案いたします。
「二階が小さい家」は、外観においても個性が際立つ住宅形式です。
コンパクトな二階部分と伸びやかな一階の組み合わせにより、周囲の景観と調和しながらも、印象に残る美しいシルエットがつくれます。
こだわりの外観を活かし、さらにおしゃれに仕上げるための工夫や、街並みに溶け込むデザインのポイントについてご紹介します。
無垢材の板張りや、漆喰など、自然素材を取り入れた外壁は、周囲の風景と調和しやすくい外観をつくり出します。
経年変化によって色味や質感が深まる素材を選ぶことで、住まいの表情が時間とともに豊かになります。
片流れ屋根や切妻屋根などは、馴染みのある屋根を組み合わせることで、外観全体に柔らかな印象が生まれるためおすすめです。
周囲の建物と高さを揃えることで、圧迫感を与えず落ち着いた印象を保てる点も「二階が小さい家」の特徴です。
特に住宅街や自然に囲まれたエリアでは、高さを抑えた外観デザインが好まれます。
色彩計画においても、白やグレー、ベージュ、木目といった自然に近いトーンを基調とすることで、過度に上品さを加えることが可能です。
さらに植栽や外構と一体で考えることで、より統一感のあるおしゃれな外観が演出できます。
「二階が小さい家」は、見た目の美しさと同時に、機能性のバランスも欠かせません。
庇などの設置によって日差しや雨風をやわらげる住宅構造は、外観にリズムを与えると同時に、建物の耐久性や省エネ性の向上にも効果的です。
また、窓の配置やサイズにも工夫を凝らすことで、外からの視線をコントロールしながら、室内の採光や通風が確保できます。
外観は単に見た目の問題だけでなく、暮らしの快適性にも直結するため、機能性にも重視しましょう。
実例写真や外観イメージをご希望の場合は、資料請求や見学会のご案内が可能です。お気軽にお問い合わせください。
実際の事例をもとに、「二階が小さい家」のメリットを活かした間取りのアイデアをご紹介します。
二階を最小限に抑えることで、一階の空間にどのようなゆとりが生まれ、どのような用途に活かされているのかが具体的に見えてきます。
<1階LDK>
横に広がるリビングダイニングが、ウッドデッキへ自然につながる住まいです。
食事やくつろぎの時間を屋外と一体に楽しめる空間構成が特徴です。
<二階部分>
二階部分にはワークスペースを設け、集中できる環境を確保しながら、一階の広がりを最大限に活かしています。
<外観>
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<1階部分>
玄関から奥へと導く渡り廊下が印象的な間取りです。廊下の横に設けたウッドデッキが、内と外をやわらかくつなぎます。
その先には、心を落ち着ける小さなヌックがあり、読書や趣味にぴったりな場所となっています。二階をコンパクトに抑えることで、一階に多彩な空間の広がりを実現できているのです。
<外観>
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<1階部分>
幹線道路に面した北側には閉じた外観を採用し、南側にはプライベートなウッドデッキを配置した住まいです。
キッチンを中心としたLDKが日常の動線をスムーズにし、ダイニングからつながるウッドデッキが暮らしに開放感をもたらします。
<外観正面>
正面から見ると総二階のようにも感じられますが、実際には二階を小さく抑えた設計です。
<外観庭側>
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<1階サンルーム>
洗濯や室内干しに便利なサンルームを備えた住まいです。天候を気にせず洗濯ができるだけでなく、子どもの遊び場や趣味の空間としても活用可能です。
コンパクトな二階構成により、一階にサンルームを含めたゆとりある間取りが実現しています。外観も総二階に見えないよう配慮されています。
<外観>
<2階部分>
二階の限られたスペースに、一体感のある大空間を設けた住まいです。ベッド、テーブル、ソファなどがゆるやかにつながり、生活の中で自由な時間の過ごし方が生まれます。
<1階部分>
一階には生活の中心となるLDKを広く確保し、日常をすっきりと快適に保てる構成です。
<外観>
新築住宅のカタチは、「二階が小さい家」だけではありません。平屋・総二階など、これからの暮らし方を大きく左右します。
「二階が小さい家」のよさをより深く理解する、後悔のない住まいを選ぶため、平屋・総二階との違いを知っておくことは重要です。
平屋はワンフロアで生活が完結するため、移動がしやすく、将来的にも安心して暮らせる住宅として人気です。段差が少ないことや、家族の気配を感じやすいことも大きな魅力です。
ただし、広い敷地が必要になる場合が多く、敷地条件によっては建築が難しいこともあります。また、採光や通風の確保には屋根形状や窓の工夫が欠かせません。
自然とのつながりを重視した設計を取り入れやすいため、庭やテラスとの一体感を重視したい方におすすめです。
総二階住宅は、一階と二階が同じ面積で構成されており、効率的な設計とコストパフォーマンスのよさが特長です。
生活の中心が上下に分かれるため、動線が長くなることや、将来的に階段の上り下りが負担になる可能性も考慮する必要があります。
外観は、バランスよく、住宅街でも馴染みやすいデザインが可能です。
ただし、のっぺりな印象で、ダサいと感じられる場合も少なくありませんので、凹凸のあるデザインにするなどの工夫が必要です。
また建物全体のボリューム感があるため、周囲の環境によっては圧迫感を与える場合もあるため注意しましょう。
「二階が小さい家」は、平屋と総二階の中間的な存在として、バランスが取れた住まいです。
一階を中心に生活を組み立てつつ、必要なスペースだけを二階に設けることで、効率と快適さを両立できます。
敷地に限りがある場合でも、一階を広めに確保しつつ建ぺい率や容積率の条件をクリアしやすい点も魅力です。さらに、外観に凹凸や変化が出るため、街並みに柔らかく溶け込みやすくなります。
ライフスタイルに合った住まい選びのサポートも行っています。 敷地条件やご希望に応じたプランニングをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築事業を展開中です。
また薪ストーブのある、ウッドデッキのある家と自然が近くにある暮らしをご提案しています。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。