家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2025/07/10
「狭くはないはずなのに、なぜかリビングが窮屈に感じる…」
そんな悩みを抱える人は少なくありません。
実は、ちょっとした設計やインテリアの工夫で、リビングは実際以上に広く、そして明るく感じさせられます。
今回は、新築だからこそ叶う、リビングを広く見せる間取りのコツ、家具の選び方、色や照明の使い方まで、誰でも実践できる方法をわかりやすくご紹介します。
理想の広々リビングで、快適な毎日を送れるようにぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
リビングを広く見せる間取りを検討する際、新築であれば設計段階からさまざまな工夫を凝らせます。
物理的な広さ以上の開放感をもたらす、視覚的な広がりを生み出す間取りのコツをご紹介します。
リビングを広く見せるためには、単に広さを確保するだけでなく、空間同士のつながりを意識することがポイントです。
壁を減らし、キッチン・ダイニング・リビングを一つの大きな空間としてつなげることで、視覚的な広がりが生まれます。
家族がそれぞれの場所で過ごしながらも一体感を感じられるだけでなく、家事動線もスムーズにすることが可能です。
大きな窓や掃き出し窓を設け、庭やバルコニーをリビングの延長として取り込むことで、視線が外に抜け、より開放的な空間にできるのです。
ウッドデッキやテラスを設ければ、「もう一つのリビング」として活用でき、自然光もたっぷり取り込めて広く感じられます。
天井が高くなる、吹き抜けや勾配天井を設計することで、縦方向の空間が広がり、圧倒的な開放感を演出できます。
光が上から降り注ぎ、明るく風通しのよいリビングにすることが可能です。
空間に段差を設けることで、視覚的にゾーニングしながらも広がりを感じさせます。
ダウンフロアはリビングに落ち着きと特別感を、小上がりは収納スペースやお子様の遊び場としても活用でき、空間にメリハリを加えられます。
窓の大きさや配置も、リビングを広く見せる間取りには欠かせない要素です。
縦に長い窓は天井を高く見せ、横に長い窓は奥行きを感じさせます。
視線を効果的に誘導することで、空間に広がりと変化を与えることが可能です。
特に高窓は、外部からの視線を気にせず光を取り入れたい場合に効果的です。
入口からの視線や、外の景色とのつながりを考慮した窓の配置は、リビングの開放感を高めます。
隣家との距離やプライバシーも考慮し、最適な位置を検討することが重要です。
リビングを広く見せる間取りにおいて、天井の高さは非常に重要です。
一般的な天井高よりも少し高くするだけでも、空間の印象は劇的に変わります。
ダウンライトや間接照明などを組み合わせ、さらに天井が高く感じられ、開放感を高めることがおすすめです。
快適な間取りは、理想の家づくりの第一歩です。 ご家族にぴったりのリビング空間について、ぜひお気軽ににご相談ください。
リビングを広く見せる方法として、間取りだけではなく、家具やインテリアの選び方も重要です。
家具は、リビングの印象を大きく左右します。選ぶ家具によって、空間の広がり方が大きく変わるのです。
ズバリ、リビングを広く見せるには、余白や抜け感を意識しましょう。
背の低いソファやテレビボード、ローテーブルを選ぶことで、目線が低くなり、天井が高く感じられます。
空間に抜け感が生まれ、圧迫感を軽減できるのです。
床面が見えることで、空間に広がりを感じさせます。
細い脚のテーブルやチェア、オープンシェルフなどは、圧迫感が少なくおすすめです。
収納付きベンチやダイニングソファなど、複数の役割を持つ家具は、家具の数を減らし、空間を有効活用するのに役立ちます。
壁面収納や造作家具も、空間に一体感を与え、すっきりと見せる効果がありおすすめです。
光を反射するガラス製のテーブルや、大きな鏡を置くことで、空間に奥行きと明るさをプラスすることが可能です。
鏡は、窓の向かい側に置くと、外の景色を取り込み、より広がりを感じられます。
白やベージュなどの膨張色を基調とすることで、空間全体が明るく、広く見えます。
かっこよさを演出する収縮色(ダークカラー)はアクセントとして控えめに使いましょう。
またカーテンやラグも、明るい色を選ぶのがおすすめです。
リビングを広く見せるためには、家具の配置も気をつけなければいけません。
レイアウトのコツを掴み、リビングを広く見せましょう。
部屋の入口から見て、視線を奥に誘導するように家具を配置すると、奥行きが感じられます。
例えば、ソファは窓際や壁際に寄せ、フォーカルポイント(視線を集める場所)を部屋の奥に設定すると効果的です。
また家具と家具の間、壁と家具の間に適度な余白を持たせることで、空間にゆとりが生まれます。
通路や導線を意識し、スムーズな移動ができるように配置しましょう。
家具を詰め込みすぎると、圧迫感が出てしまいますので注意が必要です。
本棚や収納家具など、背の高いものは、部屋の隅や壁際、デッドスペースに配置しましょう。
視界を遮らないように工夫することで、圧迫感を軽減できます。
またテレビを壁掛けにすることで、テレビボードを置くスペースが不要になり、床面が広く見えます。空間がすっきりとし、より開放的な印象を与えることが可能です。
雑多なものがリビングに散らからないよう、収納はできるだけい一ヶ所にまとめるのがおすすめです。
壁面収納やクローゼットを活用し、生活感を隠すことで、広々とした空間をキープできます。
さらに窓からの光や景色も活用し、広がりを演出しましょう。
家具で窓を塞がないように配置し、自然光を最大限に取り込むことがポイントです。
空間を広く見せる工夫は、間取りや家具の配置だけではありません。
壁の色、床の素材、そして照明の選び方一つで、リビングの印象は大きく変わります。
リビングをより広く、明るく見せるための内装と照明のコツをご紹介します。
内装の色は、空間の印象を大きく左右します。
壁、天井、床は、白やオフホワイト、明るいベージュなど、明るいトーンで統一することで、空間全体に広がりと明るさが生まれます。
一面のみに柄物や色物を使い、空間に奥行きや変化を与えることができます。
ただし、リビングの広さを重視する場合は、派手すぎない色柄を選ぶのがポイントです。
窓からの光を遮らず、開放感を損ないように、透け感のあるカラーも適しています。
特にカーテンは、遮光性も重要ですが、暗くなりすぎないように注意しましょう。
床材や壁材の質感も、リビングの広さに影響を与えます。
明るい色のフローリングは空間を広く見せ、木目の方向も部屋の奥行きと揃えることで、視覚的な広がりが生まれます。
塗り壁やエコカラットなど、自然な素材感のある壁は、光の当たり方で陰影が生まれ、奥行きを感じさせます。
明るい色で毛足の短いものを選ぶと、床面がすっきり見え、空間に広がりを感じさせることが可能です。
照明は、リビングの雰囲気を変えるだけでなく、空間の広がりにも大きく影響します。
ダウンライトは、天井をすっきりと見せ、空間に広がりと奥行きを与える効果があります。
また壁を照らす間接照明であれば、視覚的に壁面を高く見せる効果も期待できます。
スタンドライトやフロアライトは、部屋の隅や奥に配置することで、視線を分散させ、空間にリズムを生み出せます。
シーンに合わせて明るさを調整できる調光機能は、壁の質感や凹凸を強調し、奥行きを出せる効果が期待できるため、空間に奥行きを与え、さまざまな表情を演出できます。
リビングを広く見せようとするあまり、かえって使いにくくなったり、単調な空間になったりするケースもブログなどで見受けられます。
後悔しないように、あらかじめチェックしておきましょう。
部屋の広さに合わない大型家具を無理に配置すると、通路が狭くなり、動線を妨げるだけでなく、圧迫感が増してしまいます。
特に、ソファやダイニングテーブルのサイズは慎重に検討しましょう。
全てを膨張色で統一しすぎると、空間にメリハリがなく、のっぺりとした印象になることがあります。
アクセントカラーや異なる素材感を少量取り入れることで、空間に奥行きとリズムが生まれます。
ダウンフロアは空間に変化をもたらしますが、段差が大きすぎるとバリアフリー性が損なわれ、高齢者や小さなお子様がいるご家庭では転倒のリスクが高まる場合があります。
安全性を考慮した設計が不可欠です。
広く見せるために収納を減らしすぎると、結果的にリビングに物が散らかり、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。
十分な収納スペースを確保し、生活感を隠す工夫が重要です。
理想の広々リビングで、ご家族の笑顔あふれる毎日を送れるように、家づくりのご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
新築でリビングを広く見せるための間取り、家具の選び方、配置、そして内装の工夫について紹介してきました。
これらの情報を取り入れることで、物理的な広さ以上の開放感と快適さを手に入れられますので、ぜひご活用ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築事業を展開中です。
また薪ストーブのある、ウッドデッキのある家と自然が近くにある暮らしをご提案しています。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。