家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2025/07/15
毎日通る玄関アプローチは、見た目の印象だけでなく、使いやすさや安全性にも配慮することが重要です。
せっかく新築で家を建てるなら、おしゃれで機能的なデザインを実現したいと考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロの視点から、玄関アプローチをおしゃれに仕上げるためのポイントをわかりやすく解説します。
また実際の施工例や素材の選び方、防犯性に配慮した工夫などもご紹介し、後悔しない外構づくりをご提案します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
玄関アプローチは、玄関へと続く道であり、家の第一印象を大きく左右します。
おしゃれなアプローチは、住む人のセンスを表し、訪れる人へのおもてなしの心を伝えます。
また、見た目だけでなく、毎日の使いやすさや防犯性も重要です。
機能性とデザインを兼ね備えた玄関アプローチは、日々の暮らしを豊かにし、ご家族にとって心地よい空間をつくり出せるのです。
デザインと機能を両立する理想の玄関アプローチをつくるための7つのポイントを解説します。
アプローチを計画する際は、まず動線を考えましょう。
ご家族やお客様が、どのようにアプローチを通って玄関まで行くのか、具体的に想像します。
例えば、ベビーカーや車椅子を使う場合、大きな荷物を運ぶ場合など、様々な状況を想定してください。
玄関アプローチは、家単体でなく、建物全体との調和を意識したデザインが重要です。
家の外壁の色や素材、デザインテイストに合わせて、アプローチの素材や色を選ぶことで統一感のあるおしゃれな景観が生まれます。
例えば和風の家には石や竹、シンプルモダンな家にはコンクリートやタイルなど、外観デザインに合わせたコーディネートで、家全体の魅力を高めます。
アプローチのデザインは、防犯性とプライバシーの確保にも深く関わります。
明るく開放的なオープン外構は、敷地内が見通しやすいため、不審者が侵入をしやすい危うさがあります。
一方、プライバシーを重視するクローズ外構では、適切な高さの塀や植栽、門扉を効果的に配置することがポイントです。
外部からの視線を遮りつつ、防犯カメラやセンサーライトなどと組み合わせることで安全性を高めます。
また適切な照明は、夜間の足元を照らすだけでなく、防犯効果も期待できます。
平坦なアプローチだけでなく、奥行きや立体感を加えると、よりおしゃれで魅力的な空間を演出できます。
例えば、動線に曲線を取り入れると、空間に柔らかさや広がりが生まれ、単調な印象を避けられます。
また、段差を設けて階段にしたり、スロープを組み合わせたりすることで、空間にリズムと高低差が生まれます。
おしゃれな玄関アプローチは、同時に機能性と安全性も備える必要があります。
特に、雨や雪の日でも安心して歩けるよう、アプローチ動線の雨対策は重要です。
水はけの良い素材を選んだり、適切な勾配をつけたりし、水たまりを防ぎましょう。
ほかにも滑りにくい表面加工のタイルやコンクリートを選んだり、必要に応じて手すりを設置したりすることも、ご家族が安全にアプローチを利用するための大切な配慮です。
玄関アプローチの幅は、使い勝手を大きく左右します。
人が一人通るための最低限の幅でつくるよりも、ゆったりと歩けるように、またお客様が来られる時や車椅子、ベビーカーの利用、大きな荷物の運搬などを考慮すると、ある程度のゆとりが必要です。
具体的なライフスタイルや将来を見据えた計画が、快適なアプローチにつながります。
夜間の玄関アプローチは、照明一つで表情が大きく変わります。
足元を照らすフットライトやポールライトは安全確保に役立ち、アプローチの雰囲気を演出するアップライトやスポットライトは、植栽や壁面を美しく照らすのにも効果的です。
照明計画を工夫することで、夜間のアプローチは幻想的な空間となり、防犯対策としても機能します。
玄関アプローチだけでなく、おしゃれと機能性を確保したデザインを、ご希望のテイストに合わせてご提案いたしますので、山梨県で新築をご検討中の方は、ぜひ北伸建設にご相談ください。
玄関アプローチの印象を大きく左右するのが、使う素材です。
様々な素材には異なる特徴があり、選び方一つでアプローチの雰囲気や機能性が変わります。
玄関アプローチに使われる代表的な素材の種類と、それぞれの特徴を紹介します。
自然な風合いが魅力の敷石は、アプローチに重厚感と高級感をもたらします。
和洋どちらのデザインにも馴染み、耐久性も優れているためおすすめです。
御影石や大理石など、石の種類によって色味や模様が異なり、多様な表情を演出します。
あたたかみのあるレトロな雰囲気を演出するレンガは、ナチュラルなアプローチに最適です。
経年変化によって風合いが増し、より深みのある表情に変わります。
敷き方によって様々な模様をつくり出すことができ、デザインの自由度が高い素材です。
素朴でナチュラルな印象を与える枕木は、ガーデンデザインにもよく使われます。
本物の木材ならではの質感や、アンティーク感をかもし出す古材と、耐久性の高い人工枕木があります。
自然と調和したアプローチづくりに適しています。
豊富な色や柄、サイズが豊富なタイルは、モダンからカントリーまで、幅広いデザインに対応できます。
メンテナンスがしやすく、汚れが落ちやすいメリットもあります。
滑りにくい加工が施された屋外用タイルを選びましょう。
シンプルでモダンなデザインに合うコンクリートは、コストパフォーマンスに優れ、広い面積のアプローチにも適しています。
表面に刷毛で模様をつけたり、小石を混ぜて洗い出しにしたり、型押しでレンガや石のような模様をつける「スタンプコンクリート」など、仕上げ方によって様々な表情をつくり出せる汎用性の高い素材です。
ブロック状のコンクリートを組み合わせるインターロッキングは、デザイン性が高く、透水性にも優れます。
水たまりができにくく、雨の日でも安心して歩けます。
様々な色や形状のブロックがあり、パターンを変えることでオリジナルのデザインを楽しめます。
敷き詰めるだけで手軽におしゃれな雰囲気を演出できる砂利は、防犯対策としても有効です。歩くと音が出るため、不審者の侵入を察知しやすくなるからです。
また水はけが良く、コストを抑えられる点も魅力です。
砂利と言っても、玉砂利や砕石など、種類によって色や形、大きさが異なり、アプローチの印象が変わります。
玄関アプローチの工事費用を抑えたい、または一部をDIYでつくっていきたいと考えている場合、砂利や洗い出しコンクリートなどは、費用を抑えつつおしゃれに仕上げやすくおすすめです。
またDIYで費用を安く抑えたいとご希望の場合には、基礎工事や下地を整えるのみといった対応も可能です。
まずはお気軽にご相談ください。
アプローチの一部に芝生を取り入れると、緑のアクセントとなり、ナチュラルで癒される雰囲気を作り出します。
手入れの手間を省きたい場合など、リアルな質感の人工芝が適している場合もあります。
アプローチの両脇やデザインのポイントとして植栽や花壇を配置すると、彩りや季節感を加え、アプローチに生命感を吹き込みます。
適切な樹種や花の選択で、空間に奥行きと立体感が生まれ、目隠し効果も期待できるためおすすめです。
木の香りが心地よいウッドチップは、ナチュラルであたたかみのある雰囲気を演出します。クッション性があり、足元にも優しい素材です。
具体的な施工例を見ることで、理想の玄関アプローチのイメージがより明確になります。
様々なデザインテイストのおしゃれな玄関アプローチの事例をご覧ください。
芝生や植栽をふんだんに取り入れ、アプローチと庭がゆるやかにつながるデザインは、開放感と自然な雰囲気を演出します。
季節の移ろいを感じられる、ナチュラルテイストの玄関アプローチです。
インナーガレージと玄関が直結するデザインは、雨の日や荷物の多い日に非常に便利です。
ガレージから玄関への動線をスムーズにしつつ、コンクリートや砂利、芝生などの素材でコントラストを演出することで、機能的でありながらおしゃれな雰囲気を保ちます。
オリジナリティとセンスのよさがあふれる玄関アプローチです。
玄関ドアが直接見えないように、アプローチの途中に壁を設けるデザインは、プライバシーの確保と防犯性を高めます。
壁の素材や色の組み合わせで、ほっこりとしたかわいらしさの中に、洗練された雰囲気が感じられます。
隠れ家のような特別感を演出するおしゃれな玄関アプローチです。
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最後に、玄関アプローチづくりに関して、よくある質問をまとめました。
玄関アプローチは、敷地の入口から玄関ドアまでの通路全体を指します。
一方、玄関ポーチは、玄関ドアの前にあり、通常は屋根があるスペースを指すことが一般的です。
外構工事は、玄関アプローチの他にも様々な種類があります。
門扉やフェンス、塀の設置、駐車場やカーポートの設置、庭の造園(庭づくり)、ウッドデッキやテラスの設置、物置の設置などが一般的な外構工事の種類です。
いわゆる家の外側の空間全体を整える工事を指します。
玄関アプローチは、単なる通路ではなく、家の顔であり、毎日の暮らしを豊かにする重要な空間です。
デザイン性はもちろん、機能性や安全性、防犯性といった多角的な視点から計画することが、後悔しないおしゃれな玄関アプローチづくりには不可欠です。
また最適な玄関アプローチのデザインは、敷地の形状、家の雰囲気、そして住む人のライフスタイルによって様々ですので、今回の情報がお役に立てれば幸いです。
ぜひ、理想の玄関アプローチを実現し、毎日がさらに豊かになる暮らしを手に入れてください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築事業を展開中です。
また薪ストーブのある、ウッドデッキのある家と自然が近くにある暮らしをご提案しています。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。