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家づくりの豆知識
2025/08/08
「開放感があって明るいリビング」に憧れ、横長リビングを希望される方は多くいらっしゃいます。
大きな窓から光がたっぷりと差し込む横長リビングは、家族の笑顔が自然と集まる、理想的な空間にピッタリです。
ですが、一方で「レイアウトが難しそう」「家具をどう配置したらいいか分からない」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、後悔しない家づくり、横長リビングを「おしゃれ×快適」な空間にするためのレイアウトのポイントをまとめました。
横長リビングのメリットを最大限に活かし、ご家族が心からくつろげる空間づくりのヒントをお伝えします。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
まずは、横長リビングが持つ特徴を理解し、後悔のないようにしましょう。
横長リビングのメリットは以下の通りです。
・窓が大きく、明るく開放感のある空間にできる
大きな窓から光がたっぷり入るので、日中は照明がいらないほど明るく、部屋全体が広く感じられます。
・ゾーニング(空間の使い分け)がしやすい
リビングとダイニングを自然に区切ることができ、それぞれの空間にメリハリが生まれ、過ごしやすい環境を整えることが可能です。
・家族の気配を感じながら過ごせる
横長のレイアウトのため、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)が一つの空間につながっていることが一般的です。キッチンにいても、リビングで遊ぶお子様の様子を見守りやすいです。
・ダイニングやキッチンまで明るい
奥にあるキッチンやダイニングにも光が届くので、部屋全体が明るい雰囲気になります。
横長リビングは、心地よい環境をつくれる一方で、デメリットも少なからずあります。
・壁が少なく、家具配置や収納計画に工夫が必要
窓が大きい分、家具を配置できる壁が少なくなります。壁面収納など収納スペースを確保するのに工夫が欠かせません。
・テレビとソファの配置がワンパターンになりがち
ソファとテレビの配置において、設置箇所や向きに選択肢が限られ、模様替えなど難しい場合があります。
・ダイニングからキッチンが見えにくい場合がある
横長リビングでは、キッチンの位置や間取りによっては、ダイニングからキッチン、リビングからキッチンなど死角が生まれやすく、全体が見えないこともあります。
ですが、お伝えしたデメリットは、対策が可能です。工夫次第で横長リビングのメリットを最大限に活かした空間にできますので、山梨県で新築をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
おしゃれで快適な横長リビングをつくるために、家づくりのプロが重視にしている4つのレイアウトのコツをご紹介します。
生活動線とは、家の中を人が移動する道筋のことを指します。
リビング、ダイニング、キッチンを移動する際に、家具が邪魔にならないように通路を確保することが重要です。
例えば、ソファとテレビ台の間に十分なスペースがないと、歩きにくくて不便です。
大人がスムーズに通れる、幅60〜80cm程度の通路を確保するようにします。
横長リビングは、リビングとダイニングが同じ空間にある間取りがほとんどです。
リビングとダイニング、2つの空間を上手に区別し、それぞれの役割を明確にすることで、メリハリのある使いやすい部屋になります。
ゾーニング効果が生まれるため、家具の向きを変えたり、リビングスペースにだけラグを敷いたりすることが、実践しやすいおすすめの方法です。
部屋の広さに合わない大きな家具を置いてしまうと、圧迫感が出てしまい、せっかくの開放感が台無しになってしまいます。
また、テレビボードや収納棚の高さがバラバラだと、ごちゃごちゃした印象になりがちです。
リビングの大きさにあった「家具のサイズと高さ」をそろえることで、統一感とすっきりした印象が生まれ、おしゃれなリビングに見えます。
「家具を置いたらコンセントが隠れてしまった」
「延長コードが邪魔になる」という失敗は意外と多いものです。
あらかじめ家具の配置を決めておくことで、コンセントやテレビの配線の位置を、使う場所に最適な形で計画できます。
家づくりの早い段階からレイアウトを検討することで、より快適でおしゃれな空間が実現できるのです。
8畳〜20畳以上のレイアウトのポイントと実例を、理想の横長リビングをイメージするのに、お役立てください。
8畳・10畳は、リビングとしてはコンパクトな広さです。快適に過ごすためには、余白スペースをできるだけつくることが重要です。
**レイアウトのポイント**
・ダイニングテーブルは壁付けorコンパクトな丸型に
スペースが限られるため、ダイニングテーブルを壁にぴったりつけてレイアウトすると通路を広く確保できます。
また丸いテーブルであれば、角がないため、移動がスムーズになりますし、部屋が広く見える効果もあります。
・ソファはアームレスやロータイプを選ぶ
肘掛けのない「アームレスソファ」や、背の低い「ロータイプソファ」を選ぶと圧迫感が少なく、部屋全体がすっきり見えるためおすすめです。
12畳・14畳の横長リビングは、8畳・10畳に比べ少し余裕がありますが、家具を置くと「広さ」を実感しにくいため、家具のサイズや高さだけでなくレイアウトも重要です。
**レイアウトのポイント**
・ソファとダイニングテーブルでゾーニングする
ダイニングとリビングを区切るようにソファを配置すると、自然なゾーニングができ、スッキリとした印象を与えられます。
・L字型ソファやリビングテーブルで空間を彩る
L字型ソファを置くことで、ご家族でゆったりとくつろげます。クッションやラグでアクセントをつけるとおしゃれなリビングになります。
16畳・18畳の横長リビングは、ゆとりスペースが確保できますので、レイアウトの自由度が高まり、ホテル・モデルルームのような、おしゃれで洗練された空間を演出しやすいのがポイントです。
**レイアウトのポイント**
・ソファをアイランド(部屋の中央)に配置
ソファの背中をダイニング側に向けることで、リビングとダイニングをしっかりと区切れます。
・大型の収納家具や飾り棚を置く余裕が生まれる
壁面収納や飾り棚を置くことで、収納力を確保できるため、ものであふれるような環境になりにくく、おしゃれな空間づくりも可能です。
横長リビングで20畳以上もあると、学習スペースやワークスペース、畳スペースなどもつくりやすいです。
**レイアウトのポイント**
・カフェのようなカウンターを設置するのもおすすめ
キッチンにカウンターを設置して、朝食を済ませたり、バーカウンターとして使ったり、ぜいたくな時間を過ごせます。
横長リビングは、家具のレイアウトが重要です。
「憧れのおしゃれな空間」と「家族で過ごしやすい快適な空間」を両立するために、主要な家具ごとのレイアウトのコツをご紹介します。
・壁に付ける場合:部屋の奥にソファを置く定番の配置です。部屋がすっきり広く見えます。
・アイランド配置:ソファを壁から離して部屋の中央に配置する方法です。部屋が広く見えるうえに、リビングとダイニングを自然に区切れます。
・壁に付ける場合:テーブルの片面を壁につけて置く配置です。通路を広く確保できます。
・キッチンに垂直に置く場合:キッチンと垂直に置く配置です。配膳や片付けがしやすいです。
・壁付けの場合:壁に直接テレビを取り付ける方法です。テレビボードが不要なため、部屋を広く使えます。
・コーナー置き:部屋の角にテレビを置く方法です。テレビを多方面から見やすいです。
・壁面収納:壁一面を収納にすることで、収納力を最大限に確保できます。
・カウンター収納:ダイニングとリビングの間にカウンターを設けて、収納と空間の仕切りの二刀流の使い方が可能です。
レイアウトが決まったら、次はインテリアで部屋を彩りましょう。少しの工夫で、よりおしゃれで居心地の良い空間にできます。
フローリングや壁の色に合わせた家具を選ぶと、統一感が出てまとまった印象になります。
ダウンライトや間接照明などを使うと、部屋の奥行きが演出でき、おしゃれな雰囲気が増します。
窓を開け放して、リビングと外の空間をつなげるウッドデッキ、室内では続き間として和室を設けると、より開放感のある空間にできます。
今回は、横長リビングのレイアウトについてご紹介しました。
広さや家具、インテリアと細かく考えていくことが、理想とするリビングを完成させるコツです。ぜひプロにご相談ください。
家づくりの段階から、家具、インテリアのレイアウトまで考えていくことでコンセントの位置まで決められ、「おしゃれ×快適」なリビングにできます。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築事業を展開中です。
また薪ストーブのある、ウッドデッキのある家と自然が近くにある暮らしをご提案しています。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。