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家づくりの豆知識
2025/10/20
ご家族が毎日行き交い、お客様を迎え入れる玄関ホールは、「家の顔」とも呼ばれる重要な空間です。
ですが、「おしゃれにしたいけれど、靴や荷物で散らかってしまう」「暗い雰囲気になりがち」といったお悩みも少なくありません。
今回は、おしゃれで使いやすい玄関ホールを実現するために、新築設計時に検討したい具体的なアイデアと、失敗しないための4つのポイントをご紹介します。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
玄関ホールのおしゃれ度と使い勝手は、間取りや設備といったハード面で大きく決まります。
新築だからこそ検討したい具体的なアイデアを7つご紹介します。
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玄関に靴や外遊びの道具などが散乱しているだけで、おしゃれな雰囲気は損なわれてしまいます。
ですが、シューズインクローゼット(SIC)を設置することで、問題を解決できます。
シューズインクローゼット(SIC)は、単に靴を収めるだけでなく、ベビーカー、アウトドア用品、お子様の外遊び道具まで、外で使うものをすべて隠して収納できるのです。
必要な収納空間を確保することで、玄関ホールにゆとりが生まれます。
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近年人気の土間スペースは、単なる玄関ではなく、趣味の空間としても活躍します。
例えば、自転車や観葉植物を飾るなど、あえて見せることで個性的でおしゃれなデザインを演出できるのです。
またシューズインクローゼット(SIC)とつなげることで動線もスムーズになり、実用性も高まります。
玄関ホールに飾り棚やニッチ(壁の厚みを利用したくぼみ)をつくることで、鍵や印鑑を置く実用性だけでなく、花や季節の置き物を飾るディスプレイスペースとして、活用できます。
玄関ホールの空間に、おしゃれさをプラスできるのです。
暗くなりがちな玄関ホールに自然光を取り込むことは、おしゃれな空間づくりにおいて欠かせません。
• ドア本体を採光窓つきドアにする
• 玄関横に縦長窓を設置する
といった工夫で、奥の空間にまで光を届け、視覚的な広がりも演出できます。
衛生意識の高まりから、玄関に小さな洗面台を設置するアイデアも人気です。
実用的なだけでなく、デザイン性の高い洗面ボウルやタイルを選べば、玄関ホールのおしゃれな雰囲気づくりに貢献します。
玄関ホールを吹き抜けにすることで、上下方向に空間が広がり、開放感が生まれます。
また高い位置に窓を設置することで、一日を通して安定した自然光を取り込み、明るくおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。
玄関の床材や壁紙、ドアの素材を、リビングや外観と調和させることで、家全体のデザインに統一感が生まれます。
例えば、無垢材や石など上質な素材を選ぶことで、一歩足を踏み入れた瞬間に高級感のある雰囲気を演出できるためおすすめです。
無垢材など自然素材をたっぷりと使った新築をご検討中の方は、ぜひ北伸建設にご相談ください。
間取りのアイデアを活かしつつ、おしゃれな玄関ホールとして完成させるために、家づくりで検討したい4つのポイントをご紹介します。
おしゃれな空間に共通するのは、物が少なく、ゆとりが感じられることです。
収納計画で必要な物を隠した上で、ディスプレイスペースや家具の配置に余白を意識的につくることで、より洗練されたデザインになります。
玄関ホールの雰囲気を左右するのは「照明」です。
単に明るくするだけでなく、演出効果を意識して照明計画を立てることをおすすめします。
・間接照明:壁や天井を優しく照らし、陰影をつくり出すことで、高級感のある雰囲気を演出できます。
・飾り棚やアートを照らすスポットライト:お気に入りのインテリアを際立たせ、空間にメリハリを生みます。
おしゃれな玄関を維持するには、「収納」こそが鍵となります。
・収納内部の工夫:傘、宅配便用の印鑑、鍵、シューケア用品など、玄関で使う必要なものをすべて定位置に置けるようなデザインを検討しましょう。
・靴の数をコントロール:収納の容量に合わせて、所有する靴の数を調整する意識を持つことも重要です。
玄関ホールの印象は、視覚だけでなく嗅覚からも影響を受けます。
・匂い対策:換気機能のある窓や、アロマなどを活用し、心地よい雰囲気を演出するのもおすすめです。
・床材の素材:石やタイルなど、掃除がしやすく、耐久性の高い素材を選ぶことで、清潔感を保ちやすくなります。
新築で間取りを工夫した後は、インテリアで個性をプラスし、上質感を高めていきましょう。
玄関の置き物を含めたインテリアをおしゃれに仕上げるポイントは、飾るアイテムを厳選することです。
・靴箱の上や飾り棚には、季節の生花や、シンプルなデザインの抽象画など、高級感を損なわないアイテムを選びましょう。
・アイテムを飾る際の「高さ」や「個数」にリズムを持たせ、ゆとりのある配置を意識することが重要です。
玄関のインテリアに高級な雰囲気をご希望の場合、素材選びに妥協しないことが重要です。
・インテリア家具としてスツールやベンチを置くなら、素材の質感が伝わる無垢材やレザー素材のものを選びましょう。
・鏡であれば、フレームデザインが洗練されたものや、壁に埋め込むようなデザインにすると、空間が広く見えるだけでなく、上質な雰囲気を演出できます。
戸建ての家づくりにおいて、玄関の外側にある屋根のかかったスペースを「玄関ポーチ」と呼びます。
玄関ポーチは、お客様がドアを開ける直前に立ち止まり、ホールへと続くはじまりの空間です。
ポーチのデザインを玄関ホールの雰囲気と掛け合わせてトータルコーディネートすることで、家全体の印象が一層おしゃれになります。
以下のエクステリア要素を玄関ホールのデザインと統一することで、家全体のおしゃれな雰囲気をより高めることが可能です。
• 外壁素材と合わせたドアのデザイン
• 個性的でおしゃれな表札やポスト
• 足元や壁を照らすポーチ照明
おしゃれな玄関ホールの事例を写真とともに2つご紹介します。
玄関ホールに薪ストーブを設置するという大胆なアイデアを取り入れたデザインです。
玄関のドアを開けた瞬間に、炎がゆらめく高級感のある雰囲気がお出迎えします。
ホールを挟んで広がるリビングダイニング、キッチンへとスムーズにつながる間取りであり、暖かさもご家族の空間へ運ばれます。
さらに、玄関ホールのアクセントとして、構造上必要な柱を活かした造作の飾り棚を設置しました。
季節の置き物やアートをディスプレイでき、木のぬくもりを感じるおしゃれな雰囲気を演出できました。
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玄関ホールの奥に伸びる廊下を、ただの通路で終わらせないデザインの好例です。
玄関ホールから続く廊下の壁には、切り取られた風景を堪能できる大きな窓を配置しました。
四季折々の自然の景色を眺めながら奥へと進める、ゆとりある空間を演出しています。
さらに、廊下の突き当たりには、ご家族の趣味である読書に合わせて本棚を設置し、景色を楽しみながら本を読めるという、ライフスタイルに寄り添った間取りデザインが特徴です。
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玄関ホールは、お客様の印象だけでなく、ご家族が「ただいま」「いってきます」と毎日気持ちを切り替える、重要な空間です。
新築の家づくりにおいて、収納とデザインを両立させるアイデアを取り入れることで、おしゃれで使いやすい玄関ホールは実現できます。
ぜひ、モデルハウスで実際の照明や空間の雰囲気、収納の工夫を体感してみてください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、「居心地の良い住まい」を届けたいという想いで、子育て世代からセカンドライフを考える方まで、誰もが健康的に暮らせる家をご提案しています。
自然素材を使い、化学物質をできるだけ使わない家、現在は、2つのモデルホーム「自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家」「365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)」を軸に新築事業を展開中です。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。
【モデルホーム】
・365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)
パッシブデザインを取り入れ、全館空調で家じゅうどこにいても快適な温度を保てる家です。
平屋のような暮らしやすさを追求した半平屋など、新しいスタイルもご提案しています。
・自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家
勾配天井や薪ストーブを設けるなど、木のぬくもりを活かした家です。
長期優良住宅に対応しており、住まいの耐久性や省エネ性も高めています。