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家づくりの豆知識
2019/09/30
たくさんの自然に囲まれた山梨県。そんな山梨での暮らしを豊かにするのは、自然素材を使った家での暮らしです。
自然素材と聞くと、木の温かみ溢れる家をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、自然素材にはそれ以外にもたくさんの種類があり、それぞれがたくさんの魅力を持っているのです。
今回は、自然素材とはどんな種類や特徴があるのか、自然の中で活かす方法など、『自然素材』についてたっぷりご紹介します。
コラムのポイント
・自然素材の家は、たくさんの自然素材を使い、暖かい雰囲気で化学物質にも悩まされない、心と体に優しい家です。
・自然素材には、漆喰、珪藻土、無垢材、畳などがあります。
・本物の木、本物の自然素材をふんだんに使い、職人が手仕事で建てている『雨楽な家』。コストを抑え、美しくバランスのとれた家はこれからの暮らしをもっと豊かにしてくれます。
自然素材とは、その名の通り自然の中にある素材を言います。
自然素材には、無垢の木だけでなく漆喰や珪藻土、畳など多くの種類があります。これらは人工的に作られたものではなく、昔から私たちの暮らしを支え、共存してきたものです。
伐採後の木を乾燥させて作った無垢材は、木によって全く違う表情を持ち、長年使い込むことによって、だんだんと色が飴色に変化し、さらに美しさを増すという楽しみがあります。
一般の住宅で使う集合材は、小さく切った木を乾燥させて、接着剤で組み合わせたものです。これは無垢材とは違い、強度や品質が安定しているため使いやすいのですが、だんだんと変化していく様を見ることはできません。集合材では、無垢材のような自然素材の味わいは出せないのです。
鉄筋コンクリートやアスファルトなどに比べると、耐久性や強度が劣っているように感じるかもしれません。しかし、月日を重ねて乾燥していくことで強さは増し、味わい深いものになるという大きな魅力があります。
天然の木肌や手触りであったり、やさしい落ち着いた色合いであったり、と自然素材には暖かな雰囲気があります。その雰囲気はストレスを和らげ、リラックス効果を高めてくれます。漆喰や珪藻土も、不揃いだからこその味わいがあります。これらの素材の特徴が、暖かい雰囲気を作り出します。
また、天然木は『フィトンチッド』という成分を発しています。この成分は、森林浴をした時などに感じる心地よさの元になっており、大きな癒し効果があります。
自然素材には、科学物質が含まれていません。珪藻土や漆喰、無垢材といった昔から自然の中に生息してきたものばかりです。
私たちの暮らしは、化学物質と隣り合わせです。身の回りにある製品や食品には、5万種を超える化学物質が含まれていますが、決して悪影響を及ぼすものばかりではなく、快適に保つ支えともなっています。しかし、中には環境汚染や、人体への被害、健康への悪影響を及ぼすものもあります。自然素材を使うことで、これらの影響を考えることなく、安心して暮らすことができるのです。
これら以外にも、湿気の吸収や放出を繰り返しているため調湿効果がある、防火性や防音性に優れている、といったような本物の素材だからこそ持っている力がたくさん備わっているのです。
自然素材には様々な種類があります。
漆喰は、壁や天井に利用される塗料で、消石灰を主原料としており、この消石灰に糊などを加えて水で練って作られます。二酸化炭素を吸収しながらだんだん石灰石戻るため、『呼吸する石』とも言われています。
調湿効果によって年間を通して快適な湿度を保ち、部屋が実現します。また、部屋の雰囲気を温かみのあるものにしてくれます。
珪藻土は、藻類の一種であるケイソウの死骸が蓄積されてできた土の事です。珪藻土だけでは固まらないため、他の固める素材を混ぜて使います。調湿効果が高く、消臭効果もあります。
無垢材は、木から丸ごと切り出した一枚板を加工したものです。サラサラとした優しい肌触りが特徴です。木自体が多く空気を含み、保湿性や断熱性がとても高いです。梅雨の時期は余分な湿気を吸いこみ、冬の時期は湿気を吐き出す調湿作用も備えています。
使い続けるとツヤが出て色も変化し、木の味わいが深まります。
い草でできたいい香りのする畳。二酸化炭素を吸いこみ、一酸化炭素に変えて吐き出すという特徴があり、この働きが空気をきれいに保ってくれます。畳も調湿効果があり、湿度の高い日本の風土によく合うため、重宝してきたものです。独特の香りに部屋全体が包み込まれることで、安らぐ空間が実現します。
自然素材の家は、本物の木、本物の自然素材をふんだんに使い、職人が手仕事で建てています。
本物の素材をこれから成長していく子どもたちに、もっと身近に感じてほしい。子育て世代でも本物の木の家に暮らしたい。
その為には、『雨楽な家』がぴったりでしょう。そんな雨楽な家の魅力をご紹介します。
工場で生産され、現場に据え付けるだけの家は沢山あります。しかし人が育ち心を休める家は、職人の手仕事だからこそ出来るのです。心とカラダの癒しの場である住まい。味気ない、工業製品ばかりでつくられるのは何か寂しいですよね。大工・瓦職人・建具職人・左官など、日本の伝統文化を担う職人の技が生かされた家は、エネルギーを秘めた本物の素材と職人の手仕事によって生み出されます。
“本物の木の家を若い人に手の届く価格で”というのが『雨楽な家』の基本理念です。
柱も梁も床板も本物の桧や杉といった材料を使います。また、手の込んだ高級な手仕事ではなく素材感を活かした職人の手仕事によって作られます。しかし様々な無駄を削ぎ落として作られるため、省コストに抑えることができるのです。
雨楽な家は国産の天然無垢のヒノキを使用します。また、壁には漆喰の塗り壁にこだわります。
天然の素材は呼吸するので、水分を吸い湿気を吐き出す効果があり、素材の良さを最大限活かすことが出来るのが雨楽な家です。
雨楽な家は木造軸組工法によって建てられます。構造の美しさは軸組工法ならでは。ずっと家づくりをしてきたからこそ出来る、美しさと合理性そしてバランス。ここにもコストを抑えて手の届く価格の秘密が隠されています。
雨楽な家は、柱や梁などの構造材を隠さず見せる『真壁造』という伝統的な建築様式を採用しています。見た目の美しさはもちろん魅力ですが、通常の大壁工法と比較した時に調湿効果が高いのが特徴です。
たくさんの種類、たくさんの魅力がある自然素材。暮らしていく中で、心と体に優しく、豊かな暮らしを実現してくれるでしょう。
これから家づくりは、山梨の大自然が実現する『雨楽な家』がおすすめです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、設立から40年地元山梨県北杜市を中心に韮崎市、南アルプス市、甲斐市、笛吹市などで、新築注文住宅やリフォーム・リノベーションを行っている会社です。国産の天然材や漆喰といった自然素材を使い、健康や安全そして価格にこだわった子育て世代にも高機能高性能な家をご提供できるよう努力しています。自然素材の家を手の届く価格でご提供可能にした『雨楽な家』、ZEHビルダーとしてゼロエネルギー住宅を推進しています。また、都心から山梨へと移住を希望される皆様に山梨の良さのご説明はもちろん、雪国山梨の冬を乗り切るための家づくりや暮らしのご提案をさせて頂きます。3種のモデルホームもご用意していますので、実際の暮らしを直接見て頂くことも可能です。
家づくりのことならHOKUSHIN(北伸建設株式会社)にご相談ください。