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2019/11/22
そろそろ本気で山梨県に移住したい!そう決めたものの、何から準備をしてどんな段取りで進めたらいいのかわからない、実際にどんな暮らしになるのかわからない…となると、なかなか準備も進みませんよね。実際に移住している人の声や暮らしぶりがわかれば、参考にすることができます。
そこで今回は、実際に山梨県に移住した人の声や、移住に向けてしておきたい準備をまとめました。
コラムのポイント
・移住した先での暮らしは、たくさんの移住ブログが参考になります。
・移住に必要な準備は、情報収集、現地での下見、家探し、仕事探し、生活が変わる準備の5つです。
・生活費もどのくらいかかるのかを考えながら、移住に向けて準備を進めていきましょう。
山梨県は、移住先人気ランキングでいつも上位に君臨しています。自然が多く、野菜や果物も美味しく、なのに都心から程近い場所なので、人気なのも頷けますよね。そして、その山梨県内にある北杜市は、某月刊誌の住みたい田舎ランキングで全国1位になるほど魅力的な場所なのです。
そんな憧れの田舎に移住したい…。とはいえ、すぐに理想が実現するわけではありません。今の暮らしを大きく変える『移住』という選択をするのであれば、なぜするのか、その気持ちは確かなものなのか、を確認しましょう。
一人で移住するならまだしも、家族やパートナーがいるのであれば、理解や合意をしてもらう必要があります。生活環境が変わることへの不安、人間関係の不安、本当に生活していけるのか、協力しあっていけるのか、などじっくりと話し合うことが大切です。
実際にその土地に足を運ぶのも大切ですが、もっと深く暮らしを知りたい、という場合はブログや移住の記事を参考にするのがお勧めです。
実際に移住した人の声を参考に、さらに夢を膨らませることもできますし、現実を知って移住自体を考え直す、ということもあるかもしれません。いずれにしろ、多くの意見を参考にするのが良いでしょう。
実際に移住をするとなると、あらかじめ準備が必要です。
移住を意識し始めたら、まずは情報収集です。
インターネット上には、多くの情報があります。移住ブログを参考にするだけでなく、各自治体も多くの移住に関する情報を提供してくれているので、参考にすると良いでしょう。
また、移住相談窓口も、東京、大阪に設置されています。移住に関する話をしっかりと聞くことができるので、休日に足を運んでみるのもお勧めです。
ふるさと回帰支援センターへの相談は、年間4万件を超えるそうです。その年齢層も20〜40歳代が7割を占めており、幅広い年齢層の方が移住を意識していることが伺えます。
情報を集めるだけでなく、実際に現地に足を運んでみましょう。理想と現実は、大きく違うかもしれません。何度も行ったことがあるから大丈夫、と思っていても、観光目的で足を運ぶのと、今後住むかもしれないという理由で足を運ぶのでは、見えるものが大きく異なります。
また、試しに何泊かしてみる、短期間でもいいので暮らしてみる、というのもお勧めです。お試し住宅のように、実際に暮らしを体験出来るシステムも整っているので、利用してみると良いでしょう。
生活必需品はどこで購入できるのか、公共交通機関はどうなっているのか、地域の風習やしきたりはどうなっているのか、など確認しておきましょう。
気候のいい時期だけでなく、暑い時期、冬の雪が積もる時期など、季節ごとに訪れることも大切です。山梨の山間部の冬は寒く、思った以上に厳しい環境下になるかもしれません。全てを受け入れて、移住の心構えをしていきましょう。
長く住む家は、ゆとりを持ってじっくりと探しましょう。空き家とはいえ、所有者がわからず話し合いが難航したり、元々の家数が少なく理想の場所に住めなかったりする場合があります。
希望の物件が見付かれば、リノベーションをして理想の住まいにするのも良いですね。木をふんだんに使った家にしたり、薪ストーブを設置したりと、山梨の田舎暮らしだからこそできる暮らしが実現します。
田舎に移住した場合、仕事を見つけるのが難しい、なかなか仕事がない…といった意見を聞く方も多いでしょう。確かに、仕事が豊富にある都市部から見ると、仕事がないように見えるかもしれません。
しかし、実際にはそこまで仕事が見つからないということはなく、就職支援も行われています。
山梨県内への求職者に対する相談や、山梨県内の企業情報や生活関連情報の提供、求職者を県内求人企業にあっせんする無料職業紹介の実施など、手厚い支援が行われているので利用してみるのも良いでしょう。移住前は集めにくい現地の就職情報も、積極的に開示されています。
また、今やリモートワークのように、働く場所を選ばない働き方も選択できるようになっています。大きく仕事を変える必要がないという場合、移住に対するハードルはさらに下がっているのではないでしょうか。
移住するとなると、今まで住み慣れた土地を離れることになります。暮らしていたマンションや車をどうするか、ガラッと変わる生活環境にどのように対応していくかなど、考えておきましょう。
新しい環境や人間関係に、不安を覚える人も多いかもしれません。大人だけでなく、小さい子どももいるのであればなおさらでしょう。そんな時でも、移住するという決断をしたことを大切にし、移住に向けて気持ちを整えていきましょう。
移住した場合、生活費は大きく変わるのでしょうか?地方は物価が安い、意外と高いものもある、と様々な情報に触れていると、わからなくなってしまうかもしれません。
実際に、野菜や果物のように、その土地で採れるものは安く手にいれることができます。新鮮で量も多く、いつでもたくさん食べることができます。都会にいた頃との価格差を考えると驚くかもしれません。
反対に、洗剤や石鹸、日用品のようなものは高いかもしれません。近隣に競合店舗がないため、安くしなくても売れるからです。
また、賃貸で暮らす場合、安くて2万円〜暮らすことができます。古民家をリノベーションしたとしても、都会で行うよりもぐっと価格を抑えることができます。
移住することで、収入は今までに比べると少なくなるかもしれません。しかし、使うことや場所が減り、飲み歩くことも遊びまわる場所もないため、支出は抑えることができます。
急な出費に備えておくことは大切ですが、ものすごく生活費がかかることはほとんどありません。暮らし方が大きく変わることに、最初は慣れないかもしれませんが、穏やかな時間が流れる中でゆっくりと過ごすことができるようになります。今まで感じていたストレスもなく、心地よく過ごせる日常が手に入ることを思えば、多少の生活費の増減は受け入れることができるのではないでしょうか。
移住した先が心地よくなるか、快適に過ごせるかは、どれだけその土地を知り、受け入れ大切にできるかが重要です。移住する覚悟とともに、新たな住処となる土地に愛情を注ぐ覚悟でこれからの移住準備を進めていきましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、設立から40年地元山梨県北杜市を中心に韮崎市、南アルプス市、甲斐市、笛吹市などで、新築注文住宅やリフォーム・リノベーションを行っている会社です。
都心から山梨へと移住を希望される皆様に山梨の良さのご説明はもちろん、雪国山梨の冬を乗り切るための家づくりや暮らしのご提案をさせて頂きます。3種のモデルホームもご用意していますので、実際の暮らしを直接見て頂くことも可能です。
家づくりのことならHOKUSHIN(北伸建設株式会社)にご相談ください。