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2019/12/22
山梨県北杜市、雑誌のランキングでNo.1を獲得し、『移住先』として注目を集めています。
自然の中で暮らしたいと考えたとき、便利な都市部での生活とは大きく異なりますから、ただ漠然と希望を抱き、「移住」した後に『こんなはずじゃなかった…』と後悔してしまいます。
『移住先』をリサーチし、どんな生活になるのか考え、準備しましょう。
山梨県北杜市は、移住支援も行い、受け入れ制度が整っています。
コラムのポイント
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東京の南西に位置する山梨県は、リゾート地が多くあり、甲府市が有名ですが、北杜市は、山梨県北西部の国中地方に位置し、八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳といった山があります。
特産品には、大根・トマト・りんご・ブルーベリー・そば・干し柿・お米があります。何より日本名水百選にも選ばれる湧き水があります。
おいしい食べ物は、移住する楽しみの一つではないでしょうか。
2018年に宝島社から発刊された『月刊 田舎暮らしの本 2月号』の特集、『住みたい田舎ランキング』にて人気No.1を獲得しました。
また、暮らしたい街ランキングでも毎年5位以内には入っています。
シニア世代からの熱い支持だけでなく、なんと30代の子育て世代からも支持をえた結果でした。
ズバリ、自然の豊かさです。先にご紹介したように、山梨県北杜市は、周りは山々に囲まれています。
自然の中で暮らすと、成長期の子どもにとって大切な身体の健康にもよいですし、脳へのストレス緩和にも有効とされています。
事実、自然に触れることの大切さは、スペインやアメリカ、イギリスでの研究でも証明されています。
子育て世代と同じように、自然の中で暮らしたいからという理由ですが、子育て世代と異なり、「四季折々の風景を楽しむ」ことが主な理由です。
春夏秋冬の雰囲気は、都会では味わうものとは格段に異なります。春は桜から始まり新緑を迎え、せみの鳴き声からコオロギの鳴き声へと移り変わり、冬は辺り一面の雪景色へと変化します。
ゆっくりと季節の情緒を楽しめるシニア世代ならではかと思います。
移住したいと思う理由のように、自然の移り変わりを一日一日と体験し肌で感じることができます。
農作物も、きれいな水ときれいな土で、人の手をあまり介さず育ち、収穫できますので、旬を味わえ、農作物自体のおいしさも、格別です。スーパーでは手に入らないような新鮮で、知らない品種も出会えるかもしれません。
都会であれば、スーパーやコンビニが住まいの近くにありますが、田舎では場所が限られます。病院も近くにあるとは限りません。
生活には「車は必須」です。徒歩○分で駅に到着する地域ではありせんから、移動手段は当然のごとく「車」です。都会では、車を持っていなくても生活できていても、田舎暮らしでは、車のない生活は厳しいのが現状です。
人生の幕を閉じるギリギリまで運転しなければいけない環境ですが、昨今の高齢者による交通事故が多発していることも踏まえ、どうしていくのか考えるべきかと思います。バス停が近くあることもチェックポイントに加えてみてもいいかと思います。
都心部での生活とは一変しますから、『移住』の前には様々な準備が必要です。行うべき準備をいくつかご紹介します。
観光は長くても1週間足らずで終わりますが、いざ『移住」すると、想像していた自然との生活の難しさに圧倒されることでしょう。
特に冬はスキーを楽しむだけではなく、「雪かき」「雪下ろし」は毎日しなければなりません。
季節ごとに「どんな自然環境になるのか」を体験しましょう。
北杜市がどんな地域なのか、どういう暮らしぶりになるのか、北杜市のホームページから調べることも可能ですし、実際に北杜市で、暮らしている人のブログも参考にすることができます。
後ほど詳しく紹介しますが、北杜市は、『移住』する方の支援制度が充実しています。「どんな支援制度があるのか」チェックしましょう。
最初は賃貸から始めますか。それとも戸建を購入し、生活を始めようと考えていますか。
賃貸にせよ、戸建にせよ、不動産を探す必要があります。ネットでも探せますが、最終的には現地視察をし、周辺環境を自らの「足」で調べましょう。
戸建の場合、新築や中古の購入となりますが、せっかくですから、「木のぬくもりを感じる家」「南アルプスの絶景が見える家」「薪ストーブで冬を越す家」などこだわりを持って考えましょう。
中古物件の場合、リノベーションする方法もあります。ただし、リノベーションより新築で建てる方が、機能性の高い家で快適に過ごすことができます。
生活するためには、仕事に就く必要があります。自給自足で生活できればとお思いかもしれませんが、収入の手立ては考えておくべきです。『移住』して、生活が落ち着いてから、職を探すよりも、予め考え、行動するとよいでしょう。
移住支援が充実している北杜市の行政の支援を紹介します。
電話 0551-45-8282 でも受付けています。住まい・仕事探しを中心に、『移住』での心構えや流れに関して情報を教えてもらうことが可能です。
市内にある空き家すべてを網羅しているわけではありませんが、売却物件も賃貸物件も探すことができます。
制度を利用するには、『空き家バンク利用者登録』をする必要があります。
市のホームページの「空き家をお探しの方へ」をご覧ください。
出張相談会を実施しています。定期的に開催されるわけではありませんが、都内で開催していることが多いので、北杜市のホームページをチェックしてみましょう。
北杜市主催ではありませんが、山梨県主催の移住相談会も開催されています。県主催の相談会は、都内に限らず、大阪でも開催されています。
開催日は、県のホームページにてチェックしてみてください。
ブログで見聞きすることができますが、北杜市のホームページでも紹介されています。移住してよかったことや、移住を検討している人へのアドバイスが掲載されています。
北杜市の管轄ではありませんが、全国移住ナビのYou Tubeでも紹介されていますので、いろいろな方の体験談を聞いてみましょう。
宿泊期間は、2泊3日以上で7泊8日以内(入居日及び退去日は平日限定)です。利用申請の受付は郵送のみですが、空き状況は『お試し住宅のご案内』で確認することができます。
提供される住居内は、Wi-Fiも設置され、必要最低限のものは準備されていますが、寝具はありませんし、ごみはすべて持ち帰りとなっています。
利用料金は無料ですし、回数制限もありませんので、ぜひ季節ごとに利用してみましょう。
ご紹介したように、『移住』には様々な準備が必要です。都会暮らしとは違う生活を楽しみにしている点もあれば、不安に思うこともあるかもしれません。
ですが、あれこれ考えているだけでは夢物語で終わってしまいます。夢で終わらせないために、『一歩』踏み出しましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開し、薪ストープ設置によるリフォームも行っております。