家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2020/08/28
山梨県は、かつて避暑地として別荘が多くあり、今はその別荘が空き家となり売られれていることが多いです。
空き家をリフォームして使えば、工事費を抑え、夢のマイホームを安く手に入れられると思っていませんか。
実際に新築よりも安く手に入れられることもありますが、思ったよりも費用がかかってしまったなんてこともあります。
快適に暮らすため、必要なリフォームは必ずあります。あとはどう費用を抑えられるかがポイントです。
コラムのポイント
・山梨県は空き家が多く、自治体が積極的に空き家情報を開示していますので、地元でなくても探しやすい
・費用を考えるならリノベーションよりリフォームです。
・リフォーム前にホームインスペクター(住宅診断士)や一級建築士など専門家に依頼は必ずしよう。
・後悔しないリフォームのためには、間取りと暮らし方を考えることです。
山梨県の空き家率は、全国でもⅠ位・2位を争っているほど高いです。
原因は、若い世代が都内などへ離れてしまう人口流出であったり、過去に別荘として使用されていた住宅が、時代の流れとともに売り物件になったり、誰も住んでいなくても所有者が手放したくないという理由で空き家のままといったことがいくつも重なってしまったからです。
人口流出は働き口がない、都市圏に住んでいる方が利便性がいいといった理由もあります。
しかし、山梨県で暮らす魅力はあります。
かつて別荘地として人気があったように、自然の豊かさ・めぐみは今も変わりません。
のどかな環境の中で暮らすことは、心身ともにいい影響を与えてくれます。
やはりぶどうやももに代表されるように、いい水で作られるおいしい農作物は、元気な身体をつくってくれます。
また大人にとっては、リラックスやリフレッシュ効果を感じられますし、登山やキャンプといったアウトドアが趣味を満喫できる環境です。
お子様にとっては、のびのびと生活でき、五感を刺激し成長を促してくれる環境の中で過ごすことができます。
山梨県の各自治体では、かねてから空き家は問題に対し、なんらかの対策を講じています。
例えば、移住・定住者の受け入れを積極的に行うための制度を構築し、セミナーを実施したり、空き部屋や空き住宅を貸し出し、山梨県での生活を体験できるようになっています。
他にも、空き家情報を自治体が開示しています。各不動産会社が空き物件の情報を提示していることが一般的ですが、山梨県では、各自治体が空き家バンク制度として情報公開しています。
だからこそ山梨県をよく知らない方にとっては、空き家を探しやすい環境が整っています。
さて、空き家を見つけたとしても、そのままの状態で住むことは非常に稀です。今人気がある古民家リノベーションをはじめ、何かしらリフォームなりリノベーションなり工事を行ってからでないと快適に暮らすことは難しいでしょう。
『リフォーム』について調べていると「リノベーション」という言葉にもヒットしますよね。何となく「リノベーション」の方が先進的でおしゃれな家になるのではと思う方がいらっしゃるとは、思います。
ますは『リフォーム』と「リノベーション」の違いを明確にしましょう。
住宅などの工事で、「現状回帰」または「新築時と同等のきれいさ/機能がある」状態に『戻す』こと意味します。
リノベーションに比べると、小さめの工事に該当します。
住宅などの工事で、住宅や設備に「新しいいのち/機能」を加える改修工事のことを指します。間取りから変更するような大掛かりな工事が主体です。
費用は?
『リフォーム』にせよ、「リノベーション」にせよ、当該物件によるとしか言えません。大掛かりな工事である「リノベーション」の方が費用はかかるでしょう。
リフォームの相場・・・約20万円〜(トイレのⅠ箇所リフォームから)約200万円程度まで
リノベーションの相場・・・約400万円から約2,000万円程度
もともとある設備などを使う場合と、ほぼ一からつくるのとでは金額に差がでて当然です。
今新型コロナの影響で、新築購入よりもリフォームやリノベーションによる家の取得を希望される方が多いです。
一方でリフォームやリノベーションで失敗したエピソードも散見されます。
後悔しないリフォームにするため、可能な限り、これからご紹介する注意点を行っていただきたいと思います。
空き家ならではの問題で、建築基準法という住宅を建てる際の法令に遵守されているかどうか、調査する必要があります。
リフォーム前に、どこがリフォームが必要なのか、素人では見えない場所があるように、プロに調べてもらうことで、工事中にも関わらず追加工事の必要性がわかるなどトラブルを防ぐことが可能です。
昔ながらの住宅と今の住宅では、行動動線が違うことがあり、昔の間取りのままにしてしまったため、使い勝手が悪すぎたために後悔したという例もあります。
今小さいお子様がいらっしゃるとします。今の現状に合わせた間取りを考えませんでしたか。
お子様はどんどん成長し、いずれは家から離れてしまうことがほとんどです。
壁や家具などお子様用にデザインしてしまうと、大きくなった時には相応しい状態でない(例:小さなお子様ように壁紙を選んでしまった)件も実際に起きています。
もしかしたら、二世帯に変化することも考えられます。そんなときにはバリアフリー設計も依頼しておくことで、不便さは小さくなります。
リフォームの醍醐味は、自分の好みの状態にすることです。好きなものに囲まれた生活は、毎日幸せを感じることができるでしょう。
しかし、好みばかりを優先させてしまったために、撥水効果が必要な場所なのに効果がなくカビを発生させてしまったとか、転んだときのことを考え、床の材質をクッションフロアにするなど建築素材にも適材適所が存在します。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
また、子育て世代でも手の届く家づくりをコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
地元ならではの気候、暮らしを熟知していますので、気候に合わせた家づくりのリフォームをお任せください。。
弊社は、打ち合わせではヒアリングに十分な時間をかけます。
行動動線を考えたり、将来考えられる生活様式の変化を考えた設計にしてみたり、ご希望に添えるように最大限努力をします。
リフォームだけでなく、空き家から探すこともお手伝いできるかもしれません。
リフォームの始めの一歩を、ぜひ相談してください。
参考までに実例もご覧ください。