家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2021/05/30
車好きの男性なら、『ビルトインガレージ』は、憧れです。女性目線から考えると、本当にいるの?と理解してもらいにくいです。
女性目線でも、確かに『ビルトインガレージ』が必要!いる!と思ってもらえれば、家をつくる段階で、争いになることが少なくなります。
山梨県で、家を建てようと思ったとき、『ビルトインガレージ』の家を建てられるように、考えていきましょう。
コラムのポイント
●ビルトインガレージとは、3方向が壁に囲まれた、車を置くスペースのことです。
●山梨県内の気候は、日照時間が長いですが、雪の降る地域のため、特に冬場に『ビルトインガレージ』のよさを実感できます。
●ビルトインガレージは、生活上、利便性を考えるとあるにこしたことはありません。
●ビルトインガレージは、利便性だけでなく、家全体の外観をすっきりさせ、より「おしゃれな家」「センスのある家」を建てることができます。
3方向が壁に囲まれた、車を置くスペースのことを指します。
『ビルトインガレージ』は、「インナーガレージ」とも言われることがありますので、頭の隅にでも入れておくといいでしょう。
なお、青空天井のようなタイプが駐車場、柱と屋根のみがあるタイプは、カーポートと分けられます。
『ビルトインガレージ』のメリットとデメリットを考えてみましょう。
(詳しく知りたい方は、別記事コチラをお読みください)
<メリット>
●車を守れる(天候・防犯)
●車から家の中の移動が楽
●趣味を楽しめたり、収納場所が確保できる
●家がおしゃれになる
<デメリット>
●家の耐震
●車の出し入れの際の音が室内響きやすい
●臭い
●ガレージの幅が固定される
●建築費用がかかる
デメリットとして列挙しましたが、実は、つくり方、工夫次第で改善することができます。
『ビルトインガレージ』は、”必要性”をしっかりと見極めることが大切です。
車好きの方であれば、傷つきやすい、汚れやすい状況から守りたいわけですから、当然有効であり、お金をかける価値があります。
しかし、趣味が「車」ではない方なら、やはり生活上”必要”と判断しなければ、『インナーガレージ』をつくる気にはなりません。
山梨県は、日本国内でも日照時間が長い、つまり「晴れ」の日が多いです。
となれば、「雨」の日対策として、『ビルトインガレージ,』の必要性は低くなります。
しかし、「雪」が多い地域であることも忘れてはいけません。
雪の中、小さなお子様を抱えたり、荷物を運び入れたり、さらには車椅子を利用する方がいれば、屋根がない場合の大変さは、尋常ではありません。
ほんの数メートルの距離の移動にも関わらず、必要以上の手間・時間がかかります。
となれば、山梨県内での生活では”必要性”が高いかと思います。
『ビルトインガレージ』があるだけで、車の防犯対策として有効ですが、他にも使い方がいくつかあります。
DIYを行う際は、広いスペースが必要です。木材などをカットしたり、色を塗ったりと、極力室内では行いたくありません。
片付けも大変ですし、室内を傷つけたりする可能性も高く、集中して作業に取り組むことができません。
ですが、『ビルトインガレージ』内であれば、傷やペンキの臭いに対する配慮も少なくてすみます。
アウトドア系の趣味の方はギアなど多くあります。お手入れもしなければなりませんし、収納場所も必要です。
アウトドア系の道具は、汚れが酷いことが多かったり、濡れている状態で、乾かさなければなりません。極力室内には、持ち込みたくありません。
家に帰ってきたら、すぐに、どんと片付けられる良さもあります。
外で遊びたいお子様にとって、室内で遊び続けることが苦痛になってきます。
意外と、公園などで遊ばなくても、庭などで満足することもあります。
だからこそ、インナーガレージも遊び場として有効です。
少し水遊びをさせたいときも、見守っている親は屋根がなければ、暑さと日差しで倒れかねません。見守る側からしても、「遊ばせてあげようかな」と気軽に行動に移すことがきます。
お子様であれば、遊び場になりますし、大きくなってもクラブの練習場所にも使えるかもしれません。
世帯主となる方の年代も、趣味のスペースとして使えますし、もし、二世帯や親世帯を招き、足腰の弱っている方でも、家に入るまでの距離が短ければ、負担は少ないです。
車椅子でも、ベビーカーでも、移動を楽にすることもできるため、一時期のために『ビルトインガレージ』が”必要”ではなく、ずっと”使える”のです。
家の外の掃除道具は必要ですね。趣味の道具だけではなく、生活上使うものを置くために、「倉庫」を購入するが多くなります。
しかし、『ビルトインガレージ』であれば、家を建てる際につくることになりますから、収納と一体化させて設計できますし、倉庫を別途購しなくてすみます。
自然豊かな環境を求めて、家を建てられる場合、薪ストーブも検討していることもあるでしょう。
薪ストーブの場合、薪の保管場所が必要になりますが、『ビルトインガレージ』に置くこともできるでしょう。
『ビルトインガレージ』では、建設費用がかかると言われていますが、完成後にプラスして購入しなければならないものの費用を考えると、差異は少ないのではないでしょうか。
男性目線が強い、『ビルトインガレージ』ですが、女性目線から実用性を考えてみても、「あってもいいな」と思ってもらえたのではないでしょうか。
さらに後一押しするなら、『おしゃれさ』をアピールしましょう。
多くの建売物件では、駐車スペースは、青空天井、もしくはカーポートです。
『ビルトインガレージ』にすることで、人とは違う素敵な家、「おしゃれな家」に感れられます。
さらにはエクステリア(家の玄関先の部分)のことを考えると、『ビルトインガレージ』にすることで、建物との一体感により、スッキリして見えますし、統一感があるため、「おしゃれ」「センスがある」印象を持つことができるのです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、家づくりに携わっています。近年では、ZEHビルダーとして認定されており、3つのモデルホーム「雨楽(うらく)な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
また弊社は、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにし、木のぬくもりを感じる家へとなる建築・リノベーションを行っています。
モデルホームを軸に注文住宅として、設計時には、ご希望の間取りに合わせてカスタイズしていきます。
打ち合わせの際は、ヒアリングを大切にし、家づくりのご相談を承りますので、お気軽にお話ください。
参考までに実例もご覧ください。