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家づくりの豆知識
2022/03/26
住宅を建てる場合、ほとんどが木造住宅です。どんな構造で家が建てられるのか、一度は気になることでしょう。いざ「構造」で調べてみると、鉄骨がヒットしたり、在来工法(木造軸組工法)があったり、ややこしくなりますね。
今回は、木造住宅の構造に関する各キーワードを明確にしましょう。せっかく木造住宅を建てるなら、「木の美しさ」が堪能できる家を建ててまませんか。
コラムのポイント
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家のつくりには、家の支え、骨組みである「構造」で考える部分と、骨組みをつくる「工法」で考える部分があります。
まずは、骨組みの部分「構造」についてご紹介します。
●木造
建物(家)の柱・梁など家を支える部分を「木」を用いてつくられた建物(家)のことを指します。一般的な住宅は木造であることが多いです。
材料費、建築費用が安いというメリットがあります。
ただし、一言で木造といっても、無垢の木(天然の木)でつくられる場合と、集合材・合板といって木を接着剤などでくっつけて、加工された建築材の場合があります。
自然素材である無垢の木は、調湿効果があり、人の体に害を与えないため、近年家を建てる際に使われることが増えています。
●鉄骨
建物(家)を支える部分を鉄骨が用いられます。頑丈なつくりで耐震性が木造より高いと言われています。
住宅より、ビルなど高さがある建物やプレハブを建てる際に使われることが多いです。
●RC造
鉄筋コーンクリート造で、コンクリートの中に鉄筋を入れてつくります。
耐用年数が長いため資産価値も高いと判断されるため、まれにRC造で住宅を建てる方がいます。
なおSRC造もありますが、鉄筋コンクリートに、さらに鉄骨を組み入れ、より強度を高くした構造があります。ただし、住宅ではほとんどない造りです。
さて、次は「工法」についてご紹介します。
なお、在来工法が全体の76%、2×4工法は22%、木質プレハブ工法は2%と日本国内では圧倒的に在来工法で住宅が建てられています。
(参考:林野庁 平成30年度木材の利用の動向)
柱と梁で構造が組み立てられていきます。家を支えるものが、柱や梁です。日本では古来から使用されている工法です。
壁や床という面で組み立てていきます。
2インチ×4インチの木材を組んで、枠組みをつくり、さらに枠組みに「構造用面材」をくっつけておおきな壁をつくります。
そして、できた壁を専用の金具などで一体化し、壁全体で家を支えます。
木材を使用した枠組みの片面もしくは両面に構造用面材などを予め工場で接着した木質接着パネルで、壁・床・屋根を構成します。
ツーバイフォーと同様で、壁で家を支える工法です。工場でつくられたものを現場では合わせていくだけですので、工期が短いメリットがあります。
在来工法と2×4工法の特徴を踏まえた上で、メリット・デメリットを知っておきましょう。
家の建て方(工法)で工務店を選ぶという新しい選び方で選ぶことができます。
1. 間取りが自由
2. 大きな窓を設置することができる
3. 手の届く価格で家を建てることができる
4. 通気性がいい
1. 間取りが自由
間取りが自由にできるということは、大きなリビングにして、寝室などを最小限の広さにしたり、リビングの位置など水回りの動線を近くに配置して家事動線を短くできます。
2. 大きな窓を設置することができる
壁となる部分をそのまま窓にすることも可能になります。
壁で家で支える2×4工法の場合、壁の一部分をくり抜き、窓を嵌め込むような形になるため、大きな窓が取り付けるのが難しいため、日光を多く取り入れて、明るい間取りにしたい方は、在来工法がおすすめです。
3. 手の届く価格で家を建てることができる
林野庁の資料にもあるように、在来工法で家が建てられています。
つまり、在来工法で家を建てる工務店が多いメリットがあり、品質・価格で競い合っています。
手作業で行われる部分が多いため、2×4工法に比べ費用が高いと言われますが、2,000万円台など手の届く価格で家を建てられる工務店があります。
4. 通気性がいい
日本の伝統の部屋である和室をイメージすると分かりやすいと思います。出入り口が「ふすま」ですね。開け閉めが非常にしやすく、換気がしやすいです。多湿な環境の日本に合わせた家づくりといえます。
1. 工期が長い
注文住宅で家を建てる場合、工期には6ヶ月程度が想定されます。
つまり、それだけ期間がかかってしまうのです。しかし、家が建てられる光景を目にしたり、完成する楽しみを存分に経験することができます。
2. 職人さんの技術力が必要
在来工法は現場でカットしたり手作業で行われるため、微調整が可能なメリットがありますが、職人さんの技術力違いが出てしまいます。
3. 断熱性が劣る
在来工法の場合、通気性がいい分、室内の温度を保つ機能である断熱性が劣ってしまいます。
現在の建築技術では隙間ができないように、隙間テープを用いて断熱性を上げる方法もありますし、断熱材を挟み込んだりして、昭和時代の家に比べてはるかに、断熱性が上がっています。
現在、高断熱・高気密の家が増えていますが、在来工法で建てられている家が多いです。
1. 工期が短い
大きな面を組み合わせていく工程ですので、在来工法に比べ工期が短いです。
また、技術力に左右されることがすくなく、品質に対し安心感があります。
2. 断熱性が高い
面と面が合わさっているため、隙間が少ないです。そのため、風を通しにくい、断熱性が高くなります。
家を支える部分を削って、窓を入れることになるため、家の強度を損なうことにつながるため、窓の大きさには限界があります。
一般的な住宅は、木造住宅ですが、木の美しさが感じられる家が少ないですよね。
天然の木でしか、木の美しさを感じられることができないため、当然のことと思います。
しかし、天然の木の美しさは新築のときだけではなく、時を経ても、奥深い味わいのある美しさに変化する魅力があります。
せっかく、木造で建てるなら、木の美しさを堪能できる家を建ててください。
本物の木を使うことを基準とし、なおかつその美しさが堪能できること、自然と共生し、生活を楽しむことを考えられています。
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HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
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