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施工事例
家づくりの豆知識
2022/08/07
新築で和室があるお家が増えていますね。
和室は、非常に馴染みがあり、落ち着きが感じられます。
昨今では、畳の色が、い草ならではのグリーンだけでなく、明るい色や縁なし畳とバリエーションが豊富で、おしゃれな畳があり人気が高まっています。
今回は、和室をつくるならリビングつづきの和室にするメリットや、立地を活かした間取りで考えられたリビングつづきの和室などの施工事例もご紹介します。
コラムのポイント
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そもそも和室は、雰囲気のよさや季節を問わず裸足で過ごせること、客間としておもてなしの場所にしたり、お子様のお昼寝の場所にしたり、家族の寝室にしたりすることができます。
まずは和室そのもののメリットについて考えてみましょう。
◆使い勝手がいい
◆落ち着いた空間を演出できる
◆裸足で過ごせる
和室、畳は日本の伝統の暮らし方であり、非常に馴染み深いですね。
モダンと上手に組み合わされた「和モダン」が浸透してきたことにより、従来の「和室」に洗練さが加わり、昨今の「和室」がシンプルかつおしゃれに感じられるようになりました。
リビングつづきの和室とは、リビングにつながるように設計・デザインされた和室です。
あえて段差をつける「小上がりの和室」と段差のない「フラットな和室」と2タイプあります。
仕切り・間仕切りの有無は関係ありません。
では、和室をリビングつづきの間取りにするメリットについて考えてみましょう。
◆リビングが広くなる
◆同時に別の使い方ができる
◆セカンドリビングになる
◆おしゃれに見える
◆リビングが広くなる
仕切りがなければ、和室部分がリビングと一体化するため、奥行きができ、広くすることができます。
例えばですが、リビングの適切な広さ、家族4人の場合、約20畳といわれています。
さらに和室が4畳から6畳程度とすると、合計で約25畳前後ですから、リビングが広々とすることができます。
◆同時に別の使い方ができる
和室がリビングにつながっているものの、和室部分との境界が明確なため、お子様の遊び場やお昼寝の場所として使いつつ、リビングでは、おしゃべりの場所・テレビ鑑賞など行うことができます。
他にも和室をワーキングスペースとして活用することができ、必要な場合には襖などで間仕切りすると個室化でき、作業に集中することができます。
◆セカンドリビングになる
プチ贅沢な間取り!?かもしれません。
メインリビングではフローリングのあたたかみとソファでくつろぎの空間をつくり、和室をセカンドリビングとして、異なるテイストの家具を置き、座椅子を設置すると、2つの顔があるくつろぎの空間が誕生します。
◆おしゃれに見える
同じひとつづきの部屋にも関わらず、別の空間が存在することになります。
まるで和室部分がインテリアのように見え、おしゃれに感じられます。
「和」と「洋」がうまく調和しているため、センスが感じられる空間演出ができるのです。
リビングつづきの和室にする場合、限られた延べ床面積でつくるとリビングが狭くなってしまう可能性があります。
だからこそ、狭くならないようにデザインで工夫する必要があります。
◆引き戸でフレキシブルな空間変化
◆畳と建具で空間にアクセント
◆素材を活かす
◆リビングとの統一感
和室では扉は主に引き戸が採用されます。
通常の引き戸では、片面に開き、どちらか一方に寄せることになります。
しかし、壁の一部に引き戸がすべて入り、空間が開けるようにすることで、圧迫感が感じにくくなりますし、和室とリビングとつなげやすく、区切りやすいフレキシブルな対応が可能になるでしょう。
引き戸など間仕切りがなく、和室とリビングがオープンな形でデザインされる場合もあります。
この場合、畳の色や和室部分の建具に少しカラーを加え、部屋のアクセントとなるようにすることで、リビングとの違いが明確になり、センスが感じられる空間が出来上がります。
和室部分の空間にアクセントをつけることにもなりますが、和室部分には「和」が感じられる畳・和紙を多く使い、家具を置かなくても「和」を感じられるようにしてみましょう。
リビングと和室と区別させることと反対と感じられるかもしれませんが、リビングつづきにする間取りならば、”つながり”があることで広い空間が演出されます。
だからこそ、区別させつつもあまりかけ離れていると扉を閉めたままにしたくなるかもしれません。
例えば、リビングの床と和室部分の建具やつなぎ目の部分で同じ色合いにすることで、”つながり”ができます。
家の立地や行動動線も考えられた間取りなど、様々な事例を集めました。
リビングの奥につづく和室です。
大きな窓から見える景色をリビングからのぞくことができる上に、和室からも景色が堪能できる間取りとなっています。
段差をなくし、リビングと和室がワンルームとなり、非常に広い空間ができています。
さらに和室部分からテラスがつながっており、裸足で移動しやすくなっていますね。
和室となる部分が小上がりの和室となっています。リビング・和室・キッチンとの行き来がしやすい動線になった間取りが完成しています。
さらに、テラスに出る一部分に畳が敷かれており、和室部分だけでなく「和」がミックスされており個性的な空間ができています。
リビングの壁の木目が印象的ですね。一方で和室の壁が真っ白で対照的です。自然素材が使われているからこそ、あたたかみが感じられる空間となっています。
バーのようなカウンタキッチンが際立つリビングですが、和室で使用されている濃淡のある畳と明るい黄緑の収納スペースのコントラストがあり、「和」でありながら「洋」の要素が強く感じられます。
和室は、使い勝手がよく、落ち着きが感じられる空間です。
リビングから離して完全個室として間取りを考えることもできますが、リビングつづきにすることで、リビングを広くなるなどメリットもあります。
しかし間取りを考えることは、後々の生活のしやすさに影響しますので、じっくりと考えることが大切です。
だからこそ打ち合わせをしっかり行ってくれる工務店に相談しましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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