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家づくりの豆知識
2023/04/20
家を建てるなら、心地よく、快適に暮らし、家族の健康を守れる家がいいですよね。まさに『自然の家』は、心地よさ・快適さを兼ね備えた家づくりです。しかし、家づくりとなると一生に1回ですし、後悔するわけにはいきません。
今回は、心地よい家づくりの代表である『自然素材の家』について、後悔しないためのポイントをまとめました。施工事例もお見逃しなく。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
自然素材の家には、明確な定義はありませんが、建築資材に天然の木や竹、漆喰、和紙などが使われる家です。極力化学物質を使わないように建てられます。
内装では、自然素材のよさをいかしたテイストであることが多く、ナチュラルテイストやシンプルテイストでデザインされ、自然のあたたかみが溢れています。
自然素材で家を建てた方は、もともと自然素材を使って家を建てたいと考え、注文受託で家を建てています。こだわりの内装を含め、満足している方がほとんどです。
自然素材の家は、経年変化といって、年数を経て古くなるのではなく、味わい深い雰囲気に変化していきます。
例えば、アンティークのものが、その場にあるだけで圧倒的な佇まい、雰囲気が感じられるのと似ているイメージかと思います。
家を建てて「こんなはずはじゃかった」という声は少なからずあります。一般的に多い声は、
■間取り
■設備
に関することです。
さて、『自然の家』に特化して「こんなはずじゃなかった」という声を集めてみると、以下2つのことが主だっています。
■水分に神経質になる
■ひび割れ現象
■価格
つまり、「こんなはずじゃなかった」を感じないようにするためには、2つを対策すればよいのです。
自然素材の床は、水分を吸収しやすく、シミになりやすいという特性があります。
さて小さなお子様がいると、食事中に食べ物、飲み物をこぼしてしまうことが多いですよね。
小さいお子様に限らず、小学生〜大人まで、誰もがふとした時に、こぼしてしまうこともありますので、まずは大らかな心を持ってください。
【対策1:とにかくすぐに拭く】
水分をよく吸収するタオルを近くに準備しておくことで、床にこぼれてしまった水分をすばやく拭き、シミになるリスクを抑えることができるでしょう。
【対策2:飲食の場所を限定する】
せっかくの自然素材の床の雰囲気を損ねることも考えられますが、水分が染み込ませない環境を優先させるなら、マットなどを敷き、飲食の場所を決めてしまうことです。
ただし、予想外の広さ、マットの外にこぼれてしまうことがよくあります。不思議と、マット外に飛び散っていることの方が多いということも。
【対策3:発想の転換】
床を拭かなければなければならない=メンテナンスのタイミングと考えてみてもいいでしょう。
自然素材のものは、磨けば磨くほど光る、味わい深くなっていくものですので、家を長く快適に暮らしていくために必要なことだと認識すれば、心持ちは変わるかと思います。
【対策4:防水シートや防水塗料】
水回りの場所では、家を建てる段階で処理がされているとは思いますが、リビングやダイニングなど飲食をしやすい場所が、防水塗料が塗られているのか、確認しておくといいでしょう。
住み始めたときに、こぼしてしまったときに過剰に反応せずにすむかもしれません。
自然素材のものは、「呼吸」をします。自然素材のものに調湿効果がある理由です。
水分を吸収すると膨張し、放出すると収縮します。
つまりひび割れが起きた場合、水分を放出したことによって起こっています。自然現象のため、止める手立てはありません。
【対策1:実績の多い工務店で建てる】
ひび割れは自然現象のため、止める手立てはありませんが、膨張・収縮を計算して、家が建てられていれば、大きなひび割れ・隙間が生じるリスクを抑えることができるでしょう。
それゆけ、職人の技術が左右されるといわれる理由であり、実績が多い工務店に依頼することが重要です。
例えば、「自然素材の家」を主軸としている工務店であれば、実績=自然素材の家ですので、信頼できますよね。
一方で、一般的な注文住宅が主軸であり、リクエストに応じて「自然素材の家」を提供している場合、圧倒的に経験値が異なります。
【対策2:アフターケア保証】
すぐに相談・対応してくれる、適切なアトバイスをしてくれることも大きなポイントです。
最初から、自然現象のため、どうにもなりませんと対応する会社は、信用を失ってしまいますよね。
気軽に相談にのってくれそうかどうか、親身になってくれそうか、アフターケア保証がきちんとあるか、など工務店選びの判断基準にしておくと、ひび割れが起きても、ご自身も冷静に対応できるかと思います。
自然素材の家は、一般的な注文住宅よりも建築資材が高く、総費用が高いと言われています。ある程度覚悟していたものの、予想外に高額で、「こんなはずじゃなかった」と。また別の工務店の方が価格を抑えられて建てられたかもしれないと後から思ってしまうこともあります。
だからこそ、どの工務店に依頼するかが重要なポイントですよね。
色々と調べた後に決めたはずなのに「こんなはずじゃなかった」とならないためにすべきことは、工務店の内容を精査することです。
今やネット検索の時代ですから、「自然素材の家 × 工務店 × 地域名」で検索すると色々な工務店がヒットすると思います。SNSに投稿している工務店も増えていますので、検索してみるといいでしょう。
ただし、価格を含めて、「こうなはずじゃなかった」と思わないために、以下のポイントで工務店を精査してください。
工務店選びにおいて、実績のチェックがポイントとお伝えしましたね。実績にプラスして、どんな家が建てられているのか、事例をチェックしないといけませんね。
内装や外観によっては、自分の好みのテイストじゃない場合も考えられます。事例をチェックする際は、2つのポイントで比べてみてください。
◆テイストがほぼ同じ=そのテイストが得意(好きなテイストなら任せて安心)
◆テイストが様々=希望に合わせてデザインが可能
では、『自然素材の家』でどんな感じの家が建てられているのか、ご紹介しましょう。
床だかけでなく、天井・柱と自然素材が使用され、色の濃淡が印象的です。
自然素材一つ一つが唯一無二であり、あたたかみが感じられます。
住んでいる方の趣味が、いたるところに散りばめられています。壁にも木が使われていることで、ログハウスのように空間が演出されています。
青々とした空に映える色使いですね。テラス部分に使われた自然素材の木の壁が、自然の中のカフェの雰囲気を盛り上げています。
奥に設けられた薪ストーブと、リビング続きの和室、柔らかな色合いの壁で、おしゃれな和モダンのリビングです。
こちらは別荘として建てられたお家です。大きく設けられた窓から見える森林のおかけで、景観をたっぷりと堪能することができ、非日常的な雰囲気による贅沢感がたまりません。
自然素材を使用した家を建てる場合、自然素材ならではの現象を理解して対策することが重要です。これにより、「こんなはずじゃなかった」といったトラブルを回避することができます。しかし、それには適切な工務店を選ぶことが不可欠です。
工務店選びのポイントをしっかりと押さえ、調べることで、理想的な工務店に出会うことができます。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!