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家づくりの豆知識
2023/05/31
使い勝手がよく、おしゃれに進化した『土間』は、ぜひお家に取り入れたいですよね。
しかし、土間をつくる場所は、使い方やメリット・デメリットをきちんと考えておかないと快適に生活することができない場合があります。
せっかく家を建てるなら、ライフスタイルに合った快適な家にすることがとても大切です。
今回は、土間をつくる場合に、どこに土間をつくるとどんな使い方ができるか、間取りから考える適切な土間の場所はどこか、ポイントをお伝えします。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
リビングつづきに土間をつくる場合、どんな使い方をする場合が適しているのか、またリビングつづきにつくるメリット・デメリットをみていきましょう。
使い勝手がいい土間ですが、あえてリビングつづきにつくるのですから、生活の一部となる使い方が合っているかと思います。
●趣味を楽しむ
とくにバイクいじりやガーデニングなど、従来は外で楽しむことが望ましいのですが、お手入れしたい、道具を濡らしたくない、リビングでくつろいでいるときに、眺めたい方におすすめする使い方です。
●薪ストーブを取り入れる
薪ストーブは、インテリアの一つとしてもおしゃれですし、冬の暖房器具として、体を芯から温め、ゆらめく炎を眺めながら、安らぐひとときを過ごすことができます。
●雨の際の洗濯物干し場として
洗濯物は、毎日しないとたまる一方ですから、雨の場合は、何とかして干したいですよね。
リビングつづきのため、パッと干すことができます。しかも万が一ビショビショのものがあり、水が滴る状態でも、土間であれば、水に強いため、安心して干すことができるでしょう。
●お子様の遊び場
雨の時や花粉・暑さ・寒さが気になって、外で遊ばせたいけれど、遊ばせることができないときに、遊び場として使わせてあげます。
外にいるような気分で遊ばせることができる、室内の遊びだけというよりも、遊ぶバリエーションも増えるため、楽しく過ごしてくれそうです。
●やりたいことがすぐできる
洗濯物にしても、趣味を楽しむにしても、どちらも本来なら、キッチンから離れた場所で行うことが多いでしょう。
しかし、リビングつづきになることで、リビングで休みながらパッと行動でき、より趣味を楽しむ時間が増えるかと思います。
●開放的
リビングの広さだけでなく、土間の広さも加わるので、リビングがとても奥行きがあり、広く開放的な空間にしてくれます。
●テラスやウッドデッキとの相性がいい
テラスやウッドデッキは、多くの場合、リビングからつづきようにつくられます。
しかし、土間があると、リビング→土間→テラス・ウッドデッキとなり、外をたっぷりと感じられる、開放的な空間になるでしょう。
●薪ストーブが設置しやすい。
薪ストーブは煙突が必要なため、一度設置すると移動させることができません。
土間上に薪ストーブを設置することで、土間が寒いといわれているデメリットを解消し、なおかつ薪ストーブのそばに置きたい薪も汚れの心配がないため、相性がよく設置しやすいのです。
■広すぎる
リビングから土間となると、開放的である分、広すぎると感じる場合がかるかもしれません。
またエアコンなどの空調が一番大きいサイズになる可能性がありますし、リビング全体が適温になるまで時間がかかるかもしれません。
→解決策:土間を玄関横に設置する方が向いているかもしれません。
■生活感があふれてしまう
土間をおしゃれにつくったはずなのに、洗濯物が干されていると、使い勝手はいいものの、生活感があふれた空間になります。
また他にも生活に関わるものを置いておいてしまいがちになりますので、注意しましょう。
→解決策:趣味のものを出しっぱなしにしない、またものを極力置かないようにしましょう。
■靴を履き替える
土間は土足で移動する場所です。そのため、土間で何かしたいときなど、1回1回靴を履かなければいけません。
→解決策:土間を玄関横に設置する方が向いているかもしれません。
■寒い
土間の床はコンクリートでつくられることが多いため、ひんやりします。
夏ならひんやりとして気持ちが良いかもしれませんが、冬は、なかなか暖房が温まらないなど支障が出てくるかもしれません。
→解決策:薪ストーブを設置して暖かく!
では次に、玄関に土間をつくり収納スペースとして活用する土間収納について考えていきましょう。
●収納ペース(アウトドアギア・防災グッズなど)
玄関に土間は、基本的に収納を踏まえてつくられることが多いため、必然的に物置スペースになるでしょう。
例えばテントをはじめアウトドアギアは、汚れても気にならない場所においておくことが一番ですので、キャンプやトレッキングから帰ってきたら、土足のままで決めておいた場所に戻すだけで、非常に楽でしょう。
■収納スペースが確保されている
収納がしっかりと確保できていたら、室内にそのまま置いておくことが減ります。
いつでもリビングなどが清潔で、広さを保持することができるでしょう。
ただし、土間収納の適切な大きさは、置きたいものに合わせて考えることがベストです。
■リビングなど他のスペースが狭くまる
例えば、土間をつくることで、リビングやキッチンなどの面積がせまくなる可能性があります。
おしゃれな土間を取り入れたいと思ったら、ライフスタイルに合っているか考えましょう。その上で、土間で何をしたいのかいくつかのパターンを考えてみましょう。
土間の使い方が1つしかない場合、使い方が限定されてしまうため、使わなくなったときに土間が無駄になってしまうこともあるからです。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!