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家づくりの豆知識
2024/04/13
犬や猫などのペットは、飼っている方にとって家族の一員ですよね。
だからこそ、人だけではなく、犬も猫も一緒に、快適にかつ安心できる暮らしを形にしていく必要があります。 注文住宅であれば、願いを反映させた家づくり、住まいを実現できます。
そこで今回は、犬・猫(ペット)との快適な暮らしを実現するためのコツや、家にほしい間取りや設備、ちょっとした工夫・アイデアをご紹介します!
家族みんなが快適で、安心して暮らせる住まいを実現しましょう。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
ペット(犬・猫)との快適な暮らしを実現するためには、まずは一緒に暮らすペットの特性を理解することが不可欠です。
その特性を踏まえた間取りや設備を取り入れることで、快適で安心できる住まいを実現できます。
家で一緒に暮らすペットといえば、犬や猫が多いですが、鳥、うさぎやハムスター、熱帯魚と色々と考えられますよね。
それぞれの特性や性格をしっかりと把握し、間取りや設備など準備を整えられます。
ペットとどんな時間を過ごすのか、過ごし方をイメージしましょう。
例えば、犬であれば散歩に出かけることもあれば、リビングでゆっくり過ごすこともあります。
お散歩であれば、リールや散歩中のトイレ処理の道具が必要ですし、家に入る前には足を拭いたり、洗ったりします。
これらをイメージしておくと、おのずと必要なものが見えてきませんか。
その必要なものを間取りや設備に取り入れることができます。
では、今回は一般的に多いペット、犬・猫に焦点をあてて、考えていきましょう。
犬と一緒に暮らす家づくりを考えていきます。
犬の特性をきちんと知っておきましょう。
<好きなこと>
<苦手なこと>
上記でお伝えしたことはあくまで一般的に多いことです。
飼っている犬の行動や性格をよく見て判断してください。
お伝えした犬の特性に合わせ、家づくりや間取りに反映させましょう。
特性にあった間取り・設備・アイテム一例です。
ざっと例を挙げただけでも色々ありますね。
取り入れたい理由とともに詳しくお伝えします。
身体を動かせるスペースであることが大きな理由です。
端の方に穴を掘れるスペースを設けてあげることができますし、フリスビーなど動くものを追いかける本能も満たす場所として活用できます。
回遊動線であれば、行き止まりがありませんので、飽きるまでぐるぐると動き回ることができます。
雨でドッグランが使えないときに活躍します。
同時に、家事の回遊動線も考えておくと、犬だけでなく人も快適に過ごせます。
ただし、キッチンなど犬が入ると危険な場所もありますので、必要に応じてゲートを設けるなどの配慮をわすれないようにしましょう。
インナーテラスは、室内版ドッグランとして天候にかかわらず身体を動かせる場になります。
またテラスから外に出られない対策をしっかりとしておけば、お留守番中でも遊ばせてあげられる場所として活用できます。
風通しを確保し換気設備も整えておけば、時には、洗濯物も干せますし、多用途に使えるためおすすめです。
土間は玄関や勝手口、庭やドッグランに繋がっていると理想的です。
外から室内に入ってきた際に、足を拭いてあげる場として適しています。
あわせて、土間に収納スペースや足洗い場(水栓)を設けていると、一層快適に過ごせます。
また土間がコンクリートの床であるであることが多く、暑さに弱い犬にとって、コンクリートの冷たさが心地よい場合があり、休む場所にもなります。
土間に収納スペースを設けておけば、お散歩セットや遊び道具、タオルを置いておけますし、足洗い場は、タオルだけでは落ちない汚れもすぐにキレイにできますね。
土間を掃除する際は、水を流せるので、汚れを落としやすく、清潔さを保ちやすいです。
室内で動き回ることを考えると、一般的な床材のフローリングでは滑りやすいため向いていません。
多くの場合タイルカーペットが推奨されていますが、自然素材の床も意外と適しています。
自然素材の床は、クッション性が高い上に、傷つきやすいですが、その分爪をひっかけて動けるため、犬にとっては動きやすい床材です。
自然素材の特性を逆手にとった考え方、使い方ですので、床が傷が多くなってしまうのが好ましくない方には、タイルカーペットの方がおすすめです。
室内で狭い場所を見つけてトイレやプライベート空間(寝る場所)を設けるなら、リビングなどの部屋の隅やリビングとつながった階段下が適しています。
例えば、リビングであれば収納棚を吊り戸棚にして下に空いた空間を使うとスペースを無駄なく活用できます。
他にも階段下も犬にとって高くない天井がほどよい狭いスペースになり、で落ち着く場所になります。
リビングであれば、寂しがり屋な犬にとって、家族が近くに感じられる場所ですので、安心し、ゆっくりと休めるでしょう。
犬はお留守番が苦手で、家族が出かける際に寂しさを埋め合わせるために、窓から外を見てお見送りしてくれます。
そのため、犬目線の場所に小さな窓でも設けてあげましょう。
画像のような大きな窓でもいいですが、シャッターを閉じることもありますし、防犯の観点から小さな窓の方が安心です。
聴覚が優れていますので、帰宅時もすぐに窓から状況を確認でき安心感を与えてあげられます。
全館空調とは、空調機器の一つで、1台で家全体の温度が調整できる機器です。
家全体となると電気代を気にされる場合が多いのですが、部屋同士の温度差をなくし、身体の不調を起こしにくくなるため、温度に敏感な犬なら特に健康のためにも取り入れることをおすすめします。
もちろん、全館空調は人の健康にも有益で快適な室内空間を提供してくれますよ。
自然素材は、天井、床、壁など様々なところに取り入れられます。
自然素材は、クッション性が高いだけでなく、調湿効果もあり、木の香りでリラックス効果も期待できますので、家族みんな快適で安心して暮らす家づくりには、まさにピッタリです。
詳しい間取りや設備についてはぜひご相談ください。
猫との暮らしに焦点を当てましょう。
猫の特性は以下の通りです。
<好きなこと>
<苦手なこと>
一般的な特性をご紹介していますので、飼っている猫の性格もよく見てくださいね。
上記でご紹介した特性に合わせて、取り入れたい間取りや設備のアイデアをご紹介します。
犬に比べてマイペースな猫です。
好き勝手に動けるスペースを中心に設備を設けてあげましょう。
それぞれの特性に合わせてお話ししてきましたが、ペットを飼う上でどんな動物にも共通する間取り・設備もあります。
すぐに取り替えられるように掃除がしやすいことはもちろん、匂い対策として換気設備も設けましょう。
不衛生な環境は避けたいですし、嗅覚が優れているため、嫌な匂いを軽減させることで、ストレスを減らします。
室内ではある程度動き回れるように、放し飼いをすることもあるでしょう。
だからこそ、行ってはいけない場所に行けない工夫が必要です。
浴室は折り戸の場合、手や頭ですぐに開けられます。そのためふいに入ってしまい、溜めていた水に溺れてしまう懸念があります。
浴槽の水はすぐに抜いておくようにする、開戸など開けにくい扉にするといった配慮が必要です。
他にもフェンスやゲートを設けることも考えることがおすすめです。
ペットとの暮らしには、ペットの快適性・安全性を確保することも大切ですが、人の生活の快適性・安全性も大切にした家づくりを考えることも忘れないようにしましょう。
ご予算に合わせてご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
犬・猫が快適に暮らしている事例を3つご紹介します。
ドッグランの前には、タイルデッキも設けました。
デッキの高さが低いため、すぐにドッグラン内への出入りが可能ですし、外観デザインも統一されて、おしゃれです。
▶︎その他詳しい間取りは【ダイニングに集う住まい(長期優良住宅)】へ
インナーテラスに天窓を設けることで、明るさも確保しました。
出入りできる窓を多く設けているため、元気よく駆け回れます。
さらにインナーデッキ内には洗濯物が干せるように、竿をかける部分もつくっていますので、必要に応じて使えます。
▶︎その他詳しい間取りは【ドッグランとインナーデッキの住宅】へ
画像からは少し見えにくいかもしれませんが、吹き抜け部分に、見える梁と、キャットウォークを併設しました。
吹き抜けから光も入り、ひなたぼっこスペースにもピッタリです。
▶︎その他詳しい間取りは【家事楽導線と趣味の共存する家 】へ
注文住宅であれば、犬や猫の特性に合わせた間取りや設備の工夫、安全対策の配慮など、注文住宅ならではの柔軟性とカスタマイズ性が、ペットとの快適な暮らしを実現できます。
家族みんなが安心して過ごせる住まいを実現するために、ぜひご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています。!