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家づくりの豆知識
2024/04/24
新築や注文住宅を検討する際、多くの人々が共通して抱える課題の一つが収納スペースの確保です。
家族のライフスタイルや日常の使い勝手を考慮しながら、効果的な収納計画を立て、快適でストレスのない生活を送るために非常に重要です。
そこで、今回は、新築の収納アイデア【場所別】に焦点を当て、間取りに反映できるように、収納スペースの効率的な活用方法、つくり方をご紹介します。
スペースの無駄をなくした機能的な住宅で快適に過ごせるヒントをぜひ見つけてください。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
家族のライフスタイルや好みに合った収納スペースの計画を立てる際には、様々なアイデアを参考にすることが重要です。
間取り・場所別で必要な収納スペースをご紹介します。
リビングは、家族や友人とくつろぎの時間を過ごす重要な空間です。
しかし、ソファやテーブルを置く上に、さらに大きな収納家具を置いてしまうと、窮屈になってしまいます。
広々とした開放的なリビングを実現するためには、工夫が必要です。
小上がりの床下収納やダイニングベンチの床下収納、壁面の一面に壁面収納を設けるなど、収納スペースを効果的に活用することがポイントです。
モノであふれないスッキリとしたリビングを実現し、快適な生活空間を確保することができるでしょう。
キッチンは、機能的で広々と開放的な空間になるため、リビング・ダイニングとひとまとまりで間取りが考えられることが主流です。
しかし、リビングの収納と兼用してしまうと、家事効率が悪くなる場合があります。
そのため、キッチンで使うものは専用の収納を確保しておくことが重要です。その最たる間取り例がパントリーです。
ただしパントリーには頻繁に使う調理器具などを置いてしまうと、利便性に欠ける場合がありますので、キッチン裏に壁面収納を設けたり、カウンター下に収納スペースを設けます。
必要な場所に収納を設けることで、使い勝手を向上させることができます。
玄関は、靴のほかにもベビーカーやおもちゃ、アウトドアギア、愛犬のお散歩セットなど、置いておきたいものが多い場所です。
そのため、大きな収納スペースを確保しておくことが重要です。
きちんと収納スペースを設置しておけば、室内を清潔に保ちやすくなり、お出かけの際などの利便性も向上します。
収納スペースとして、玄関土間の収納や、シューズクローゼットがおすすめです。
特にシューズクローゼットは、キッチンに直通するように通り抜けができる間取りにし、玄関収納とパントリー部分と収納を半分ずつで使い分けて、パントリーと兼用する方法もあります。
これにより、玄関の収納スペースを最大限に活用し、使い勝手の良い空間を実現できるでしょう。
洗面・脱衣所には、洗剤やタオルなどの収納スペースを確保することが重要です。
オープン棚や洗面下スペースを活用することで、必要なアイテムをすぐに手に取れ、使い勝手が向上します。
市販の棚を活用することもできますが、洗面所の特殊なサイズや形状に合う棚を見つけることが難しい場合が多く、デッドスペースができてしまいます。
空間を無駄なく使う解決策として造作収納家具(備え付け家具)を採用することをおすすめします。
造作家具であれば、洗面所のデッドスペースをなくし、おしゃれでスッキリとした空間を演出することができます。
各部屋に自由な使い方ができるウォークインクローゼットを設けることが適しています。衣類の収納だけでなく、私物やかさばるスーツケースも収納しなければいけませんので、可変性のある収納が必要なためです。
余裕を持った広さが確保できるとベストですが、一般的な広さである1畳程度の広さを目安にするといいでしょう。
またロフトを設けることも一つの方法ですが、ロフトの昇降が大変になり、将来使わなくなることもあります。
そのため、ロフトは、行き来しやすい動線やツールを設けることが重要です。
ロフトの場合、一般的にはハシゴが設けられますが、固定階段を設ければ、安全かつ便利なアクセスを実現できるためおすすめです。
ただし、自治体によっては、ロフトに固定階段を設けることを認めていませんので、予め確認しておきましょう。
トイレはトイレットペーパーや掃除用具など、トイレで使うものをまとめて置いておきたいですよね。
昨今ではトイレ内をスッキリとさせるため、タンクレスの便器が人気で、収納のことを忘れがちです。
そこで、壁面収納ができるように、収納スペースを設けましょう。
トイレットペーパーや掃除用具などのアイテムをスマートに収納し、トイレ内を清潔で整頓された状態に保つことができます。
家事室とは、ランドリースペースを指すことが一般的です。
花粉対策や共働き世帯のニーズが増え、室内干しができる間取りが人気を集めています。
家事室と兼用でファミリークローゼット(衣類収納スペース)を設けることで、寝室や子ども部屋の収納スペースを最小限に抑えることができます。
また、家事効率や行動動線の最短化などのメリットもあり、快適で機能的な生活空間を提供する一助となります。
特に階段下や廊下の壁面や床下に収納スペースを設けることができます。
空間を無駄なく使えるため、おすすめです。
ですが、床下収納の場合、利用時には一度前かがみの姿勢にならないといけませんので、利便性が下がります。
新築の間取りや収納計画を考える際、室内の収納スペースに焦点を当てがちですが、倉庫やガレージといった外部の収納スペースを確保しておくことも重要です。
特に庭いじりやガーデニングが好きな方は、家の外である倉庫やガレージに収納スペースを確保しておくことがおすすめです。
外部の収納スペースには、庭具やガーデニング用品、季節ごとの装飾品などを収納するため、室内に設けたの収納量を圧迫する心配がありません。
また、屋外での作業や活動に必要な道具や機材をすぐに取り出せるため、作業効率も向上します。
収納の後悔・失敗を避けるためのポイントを4つご紹介します。
収納が多すぎると圧迫感があり、少なすぎるとモノが散乱してしまいます。
ライフスタイルや家族構成に合わせて適切な収納力を場所ごとに確保しましょう。
何がどこにあるのか分からない状態や、奥のアイテムが取り出しにくい状況はストレスの原因になりやすいです。
頻繁に使用するものや重要なアイテムは、使いやすい場所に配置したり、ラベリングをしたり、誰でも出し入れできる環境を整えましょう。
将来のライフスタイルの変化を考慮して、収納スペースを設計しましょう。
使いにくくなったり、不要なモノが増えたりした場合でも、柔軟に対応できるような計画を立てます。
収納を圧迫しすぎないように、時には断捨離も必要ですよ。
コンセントや照明など、便利な設備・アイテムを収納スペースに追加することで、使い勝手が向上します。
例えば、コードレスタイプの掃除機を利用する方が増えていますが、コードレスでも充電する場所が必要です。 充電のことを忘れがちですので、注意しましょう。
収納スペースをバランスよく間取りに組み込むことが、非常に難しいです。
プロのアドバイスと、ライフスタイルとの整合性を考えながら、収納計画を立てましょう。
新築の収納計画を成功させるためには、プロの知識と経験を活用することが重要です。
ライフスタイルに合わせた家のデザインや間取り、収納スペースの配置など、細かな部分まで考慮することで、快適で使いやすい生活空間を実現しましょう。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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