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家づくりの豆知識
2024/04/30
キッチンは、衣食住の「食」を支え、家族の生活の中心となる重要な空間です。
注文住宅だからこそ、こだわりのデザインやレイアウトで、使い勝手がいいおしゃれなキッチンをつくることができます。
しかし、キッチンのデザインやレイアウトを選ぶ際には様々なポイントを考慮する必要があります。
今回は、一般的なキッチンの種類・レイアウトを紹介し、これから建てる注文住宅にあった、おしゃれで、使い勝手の良いキッチ実現するためのキッチンの選び方、デザインのポイントをご紹介します。
コラムのポイント
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一般的なシステムキッチンには、いくつか種類があります。
まずは種類は、「独立型」と「対面型」の2つに大別できます。 特徴と、のちにご紹介するレイアウトの違いによるキッチンの種類を組み分けします。
ですが、シンクやコンロ上には、吊り戸棚が設けられ、収納力があります。
例:I型(壁付けタイプ)、L型、II型
キッチンがリビングダイニングとの仕切り代わりになりますし、ご家族の顔や様子を見ながら、コミュニケーションが取りやすいレイアウトです。
例:I型(カウンター造作タイプ)、L型、II型、ペニンシュラ、アイランド
次は細かく、I型などレイアウトの違いによるキッチンの種類をみていきましょう。
コンロ、シンク、調理台が一列に並んだシンプルなレイアウトのキッチンです。
壁付タイプは「独立型」に、リビングと向かい合ったカウンターを造作で設ける「対面型」とあります。
メリット:動線が短く、効率的なキッチンレイアウトが可能
デメリット:スペースの制約がある場合、調理スペースが限られる
「対面型」I型キッチンは、のちにご紹介するペニンシュラと似ていますが、違いは上部の吊り戸棚の有無です。
吊り戸棚あればとI型キッチン、なければペニンシュラです。
コーナーを活用し、調理スペースを広く設けるレイアウトのキッチンです。
メリット:収納スペースが豊富、調理スペースが広く、使いやすい
デメリット:動線が長くなることがあるため、動線の工夫が必要
シンクとコンロが前後2列にレイアウトされたキッチンです。
メリット:調理スペースや収納スペースへのアクセスが効率的
デメリット:動線やコンセント設備の配置が難しく、かえって料理効率が下がる場合がある
左右どちらかが壁に接地したレイアウトのキッチンです。
メリット:調理スペースと食事スペースが一体化し、コミュニケーションが取りやすい
デメリット:キッチンとリビングスペースの境界が曖昧になりがち
「島」のように、完全に独立したレイアウトのキッチンです。
メリット:調理スペースが充実し、調理中でもコミュニケーションが取りやすい
デメリット:スペースを確保する必要があるため、広さが必要
レイアウトの違いによるキッチンの種類をご紹介しました。
キッチンレイアウト・種類決める際は、料理をする人数やよく作るメニューでシミュレーションし、各メリット・デメリットを比較して選びましょう。
注文住宅で一からキッチンの種類を選べるなら、「使い勝手」のよさにこだわりましょう。
以下の5つを選ぶ際の指標として考えると、後悔しないキッチンにぐっと近づきます。
キッチン内の動線が短く、調理中に使う食材や調味料が手の届く範囲にあるかどうかを確認しましょう。
料理の仕方やキッチンでの作業スタイルに合ったレイアウトが重要です。
収納スペースが使いやすく、必要な調理器具や食材がすぐに取り出せるかどうか重要です。
使い勝手の良い収納は、料理の効率性やストレスを軽減します。
キッチンの高さや幅が自分の身長や使いやすさに適しているかを確認しましょう。
キッチンでの作業が快適で効率的に行うには、ピッタリと高さ・幅が合っていることが適切です。
システムキッチンも幅が限られますが、mm単位でシンクの高さ・キッチンの幅が用意され、無駄なスペースをなくすことができます。
よりフィットするキッチンにしたい場合は、オーダーメイドキッチンである造作キッチンがおすすめです。
掃除がしやすいキッチンは、清潔さを保ちやすく、日常のメンテナンスがスムーズです。
そのため、カタログや工務店担当者の意見を聞いてみることもおすすめです。
キッチンでは、電子レンジやオーブンが主な調理家電ですので、設置予定の場所にコンセントを取り付けられます。
ですが、コーヒーメーカーやハンドミキサーのためのコンセントまで考えおらず、キレイに陳列できない場合が多いです。
ですので、今ある家電の使用頻度や使い方を検討し、的確なコンセントの位置を考えておくことがポイントです。
使い勝手がいいキッチンを選ぶためには、しっかりとシミュレーションすることが重要ですが、”ぬけ”が出る場合があります。
工務店担当者をはじめ、家族内で意見を求め、各キッチンの不具合について色々な聞いてみましょう。
注文住宅におけるキッチンは、単なる調理スペースにとどまらず、料理中の動線を考えるだけでは、デザイン性があまり感じられません。
そこで、おしゃれなデザインのキッチンをつくりあげるポイントをご紹介します。
リビング、ダイニング、そしてキッチンは三位一体で考えます。
リビング・ダイニングと合わせて、開放的で調和のとれたデザインを実現することができるでしょう。
調理家電やキッチン用品を見せる収納を取り入れることで、キッチン内のデザイン性が向上します。
ゴミ箱の置き場所をキッチン内で見えない場所に定位置を確保することで、キッチンの美観を損なわずにごみ処理を行うことができます。
適度に隠す収納を活用することで、キッチンがすっきりとした印象を与えてくれます。
キッチンからリビングやダイニングの雰囲気とリビングから見るキッチンの様子は異なります。
例えば、リビングから料理中の手元が見えるか、デザイン性が調和できているか考えることが重要です。
こだわりがつまった実例をご紹介します。
ペニンシュラキッチンのレイアウトを採用しました。
広い調理スペースで、調理道具をたくさん並べても余裕があります。
こちらは、キッチンをダイニングからみた状態の画像です。
見せる収納と隠す収納を最大限に活かしたリビング・ダイニング一体の収納が圧巻です。
さらにキッチンカウンターの色と素材が、かっこよさとこだわりが感じられます。
キッチンは、I型のレイアウトのキッチンを採用しました。
背面がすべて壁についているため、キッチンの反対側(事例ではダイニング)が開放的です。
また以前のお住まいのキッチンが非常に不便だったということで、身長の高さに合わせたジャストフィットな高さのキッチンになっています。
必要なモノだけを見せる収納にしているため、全体的にスッキリとしています。
キッチンはL型を採用しました。料理中のコンパクトな動線が確保できています。
置き場所に困るキッチンペーパーですが、きちんと置き場所を固定し、作業効率もいいレイアウトです。
こちらはリビングからみたキッチンです。カウンターが高くつくられているため、キッチン内での作業は、見えないようになっています。
また椅子も設け、必要に応じて食事やカフェができるようになっている点も、こだわりがうかがえます。
注文住宅におけるキッチンのデザインやレイアウトには多くのポイントがありますが、ご紹介したポイントを押さえることで、おしゃれで使い勝手の良いキッチンを実現し、後悔することなく快適な生活を送ることができるでしょう。
適切なレイアウトや収納、デザイン性の高い家電配置など、自分のライフスタイルや好みに合わせてキッチンをカスタマイズできるように、工務店担当者たちにご要望をお伝えください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
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