家づくりのご提案
施工事例
家づくりの豆知識
2025/01/10
リビング学習は、お子様の成長を促し、ご家族の絆を深めるチャンスです。
でも、「どんなレイアウトや環境を整えたらいいの?」「リビングをおしゃれに保ちながら学習スペースを作れるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、リビング学習を成功させるためのレイアウトのコツや、おしゃれな学習スペースを作る具体的なアイデアをご紹介します。
リビングが狭い場合でも工夫次第で、十分に学習スペースをつくることは可能です!
設計段階から将来を見据え、快適で長く使える環境を整えましょう!
リビング学習スペースは、お子様が使わなくなった後も、大人の作業スペースや趣味のエリアとして活用できます。
コラムのポイント
目次 [閉じる]
お子様がリビングで学習に集中できるようにするためには、学習スペースの配置や環境を工夫することがポイントです。
お伝えするコツを順に考えていくことで、リビングレイアウトがつくりやすくなります。
リビング学習では、親の目が届くメリットがある一方で、遊びの誘惑が多いため、集中しきれない、なかなか始められないといったデメリットがあります。
学習スペースは、メリットを活かしつつ、デメリットを解決できるレイアウトを考えることがポイントです。
「見守る」体制のために家族の目が届く場所
例)料理中でも様子が見られるキッチンカウンターの一角や付近
食事中でも気軽に声がかけられるダイニングテーブル付近
「集中力を損なわない」静かな空間
例)集中力を高めるためにリビングの奥まった場所
「すぐに始められる」位置
例)玄関やリビングのドアから近い壁際
リビングは、基本的にくつろぐ場所ですから、お子様にとっては「遊ぶ場所」です。
「学習する」場所というゾーニング(区分け)で、遊びとのメリハリをつけます。
例)パーテーションで区切る
ソファや収納、照明などの家具で仕切る
お子様がリビングで快適に学習するためには、学習スペース内やデスク周りの環境を整えることも欠かせません。
さらに、レイアウトのタイミングで、学習に必要なものとリビングの家具を考えることで、おしゃれな空間に仕上げられます。
デスク
お子様の成長に合わせた家具を選ぶことで、快適さと集中力をサポートします。
例)シンプルで、コンパクトサイズや横長タイプ
高さが調節できるもの
収納があるデザインだと便利ですが、圧迫感を感じさせないものを選びましょう。
椅子
学習に取り組むには、地に足をしっかりとつけ、長時間座っていても苦痛にならないような配慮が必要です。
例)正しい姿勢をキープできる高さ調節可能なもの
成長に応じて買い替えも想定しておく
収納
学習スペースは、文房具やプリント類、教科書、ドリルなど多くのものであふれがちです。
リビングのおしゃれな空間に保つため、いつでもスッキリさせておけるようにしましょう。
例)簡単に片付けられるキャスター付きのワゴン
ゾーニングも兼ねられる収納棚
視界に入るものを整理する
終わりの見えない学習では、お子様のやる気スイッチがなかなか入りませんので、やることリストなどで、見える化することが効果的です。
またお子様の好きな絵やポスターを壁に貼ることで、学習スペースに向かうきっかけづくりにもなります。
例)壁に立て掛けられるボードなどを活用して、今日の予定や目標を記入
タブレット学習にも対応するように
最近では、タブレットを使った学習も増えています。
例)ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンと置き場所
適切な姿勢や目の負担を軽減するためのスタンド
デスク周りを極力スッキリさせるために、タブレットの充電は別の場所で行うことがおすすめです。
照明
リビングで使われる照明は、暖色系が一般的です。
ですが、学習時は、500~1000ルクス、昼白色(5000K)の照明が適しています。
またノートに記入する、タブレットを見る、時間帯に応じて、見やすい明るさは異なります。
例) 調光機能付きの照明
また自然光を取り入れる工夫をすれば、目に優しく明るい空間が実現します。
これまでご紹介したコツと合わせて、学習に適したリビングの形状や広さに合わせてレイアウトを完成させます。
最近のリビングはキッチン・ダイニング・リビングが一体化したLDK広々とした空間のLDKが主流です。
ただしリビングの形状は、L字型リビングや縦長・横長リビングがあり、形状・広さに応じた学習スペースの配置があります。
学習スペースを設ける位置は以下の3パターンがおすすめです。
・L字型の角となる部分
・ダイニングテーブルの近く
・リビングの一角(端や壁際)
・リビング中央タイプ
・ダイニング中央タイプ
・キッチン中央タイプ(リビング・ダイニングが離れるレイアウト)
縦長・横長のリビングは、奥行きや横幅があるため、学習スペースを壁際に沿って設けるのがおすすめです。
LDKそのものの広さが限られているため、2wayやコンパクトタイプの家具を使って学習スペースを工面しましょう。
リビング学習スペースを工夫することで、お子様の集中力を引き出し、家族の絆を深める環境をつくれます。
しかし、「おしゃれさ」と「学習しやすさ」を両立させるには、素材や家具の選び方も重要です。
自然素材を取り入れたリビングは、空間にあたたかみや心地よさを与えるだけでなく、住む人の健康や快適さにも良い影響を与えます。
自然素材は、一般的に以下のようなメリットが多く知られています。
・調湿効果:湿度を適度に調整し、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境をつくる
・木のぬくもり:自然素材ならではの柔らかい質感が、リラックス感を引き出す
・空気の質を向上:木材が持つ調湿作用や空気を浄化する性質で、部屋の空気を清潔に保つ
・おしゃれな空間:自然素材の美しい木目やあたかみのある色合いで華やぐ
さらに、自然素材は学習環境にも優れた効果を発揮します。
お子様が快適に学べるだけでなく、集中力を高める手助けをしてくれます。
・疲労軽減:リラックス効果をもたらし、長時間の学習でも疲れにくくなる
・目に優しい:色合いが目の負担を軽減し、画面や文字を見続ける際のストレスを和らげる
・集中力を高める:落ち着いた空間を作り、学習に集中しやすい
素材選びひとつで、住まい全体のおしゃれさ・快適さ、そして学習環境を両立させられます。
リビング学習スペースを最大限に活用するには、造作家具を取り入れるのがおすすめです。
オーダーメイドの(壁や床、天井に固定される造り付け)家具を設置することで、空間を無駄なく活用しながら、見た目にも美しいスッキリとしたリビングを作ることができます。
・デッドスペースを有効活用:収納スペースを増やしながらリビング全体を整然と保てる
・統一感のあるデザイン:おしゃれさを引き立て、学習スペースがリビングの一部として自然に馴染む
・長く使える設計:耐久性が高く、長期間快適に使える
お子様の成長にとって理想的な空間づくりを目指すなら、自然素材を使った家具・住まいがおすすめです。
参考:林野庁 科学的データによる木材・木造建築物のQ&Aハンドブック
一般社団法人ウッドデザイン協会 子どもにおける木質内装空間の抗疲労効果に関する研究
北伸建設は、子育て中の皆様にピッタリの自然素材の家をご提案いたします。
山梨県の大自然の中での暮らしも熟知していますので、お気軽にご相談ください。
設計の段階から学習スペースを取り入れることで、リビング内の一体感が高まり、おしゃれに仕上げられます。
学習スペースです。
造作家具のため、自然素材のもつ質感と美しさはさることながら、デッドスペースもなく、安定感があります。
壁面収納と、ほどよい仕切りによって、お子様が学習に集中できるように配慮していますし、料理中にそっと見守ることも可能です。
リビング全体も見てみましょう。
学習スペースは、キッチン・ダイニングの近くで、横長リビングの奥にあります。 リビング学習にピッタリのレイアウトです!
学習スペースは、造作テーブルと、ニッチを活用した収納棚を設けました。また手元を明るくするため、照明も忘れてはいません。
リビングのレイアウトも見てみましょう。
学習スペースは、ダイニングテーブルの近くで、キッチンからも見守れる位置ですし、リビング階段の壁が仕切りとなり、集中できるようになっています。
こちらもリビング学習の環境が、きちんと整っています。
リビング学習は、お子様の成長を支えるだけでなく、家族の絆や暮らし全体の質を向上させる可能性を秘めています。
さらに、自然素材を取り入れることで、心地よさと学習環境の質を両立する家づくりが実現できます。
今回ご紹介した施工事例のように、レイアウトと素材選びにこだわった空間は、おしゃれさと機能性を兼ね備えます。
ご希望にあったプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、約40年、「子育て世代でも手の届く家づくり」をコンセプトを基本に、自然素材のものを使い、極力化学物質を使わないようにしています。
木のぬくもりを感じる家、3つのモデルホーム「雨楽な家」「雨楽な家ZEH」「パッシッブデザインの家」を軸に新築・リフォーム事業を展開しています。
子育て世帯が手の届く価格で、快適に過ごせる住まいをご提案します!
薪ストーブのある家も多く手掛けています!